開き

2018年09月22日 05時15分00秒 | 少年野球

前回の「からだが突っ込む」の続き、バッティング動作で行ってはいけない「開き」について説明します。

皆さん「開き」って御存知ですよね。ネットで検索しました。


開き(ひらき)は、魚の加工法の一種で、腹又は背から包丁を入れて身を切り離さないように開く調理法。



そのひらきではなく、野球の開きを解説します。(くだらない…すみません)

「開き」とはバッティングフォームをつくっていく時に体が早く前に向く事を「開き」といいます。
その開きの原因の1つに、「トップが作れない(残らない)」という事があげられます。

トップというのはステップをして、スイングをする開始する時の「手の位置」の事を一般的には言います。
このトップがうまく作れず(残らず)、ステップした時に前で出てしまう場合があります。
こういった場合は開きの状態になり、スイングの軌道がダウンスイングになりやすくなります。
この状態の時に、以前 ご説明した「からだが突っ込む」とシンクロしてしまいます。

開きのバッティングフォームの原因の2つ目は、体重移動の不足で起こる軸足回転です。
軸足回転をしてしまうと、下半身と上半身を同時に回転してしまうので、胸がピッチャー側へすぐに向いてしまいます。
こうすると開きのフォームになってしまいます。

この場合は、トップが前に出てダウンスイングになるか、軸足回転により手が下がりながら出る為、アッパースイングになりやすい傾向が出てきます。両極端になりやすい傾向があります。

この開きを抑える対策として、「からだが突っ込む」とほぼ同じですが、1点追加させて頂きます。

「ボールの内側を打つという意識でボールを打つ」

ここで注意なのですが、決して本当にボールの内側を打つわけではありません。
全部内側を打っていたら引っ張った方向への打球がなくなりますし、インコースを打つのが難しくなります。
あくまで意識付けです。そうすれば少しは開きを抑える事が出来るかもしれません。




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