我慢のチーム育成

2019年07月06日 06時17分00秒 | 少年野球

私が池谷戸タートルズに来て、3年目に突入しました。
年々、6年生の在籍人数が減っております。今年度は2人で来年度も2人予定です。
チームが強い弱いという問題でなく、試合ができるかどうかの問題です。
 
従って、今年度は鶴見リーグ以外の外部大会(あじさいリーグ)に参加するか否かの議論がありました。
試合はJr(4年生以下)から選手を借りて行う事は可能ですが、果たして試合になるかどうかです。
あじさいリーグにはコールドゲームがありません。
よって、90分間戦い切らなくてはいけません。
相手チームに対しても失礼な試合になるし、選手にとっても過酷な試合になる事が予想されます。
だから選手も諦めないで、とにかく1OUTを着実に1つづつ取って90分戦い抜こう!という練習になる訳です。
よって練習は本当に基礎練習・ピッチング練習・守備練習に終始して一日が終わります。
 
今日もここまでしかできなかった…来週はここまでやりたい… と思っていても、やはり先週の復習で一日が終わってしまう。
しかし、ここで焦っては、基礎(土台)も固まらず”張りぼて”の選手ができてしまいます。
とにかく、今は我慢の為所(しどころ)でしょうか。
 
ですが、逆に良い所も見えてきました。
 
Reg戦は基本6,5年生までの試合です。しかし、先に述べたように今の6,5年生だけでは人数が足りず試合ができません。
よって、4,3年生まで参加しての戦いになるので、試合にはボロ負けします。
しかし、この試合に出た4,3年生が、いつものJr(4年生以下の大会)では経験したことのないスピードやパワーを体験した事でかなりレベルアップした所も多々あります。(逆に怖がった所もありますが…)
 
試合(練習試合も含む)では勝っても負けても得るものは沢山あります。(闇雲に試合を行えば良いという訳ではありません 誤解しないように!)
私は、過去のブログにも書かせて頂きましたが、負けた試合だからこそ得るものは大きいとおもっております。

 選手がエラーしても、ベンチはしっかりプレーを見ています。
叱らず、愚痴は言わず、ベンチから一生懸命選手を応援します。
だから、アウトを取ってベンチに戻ってくる際には、笑顔で帰って来て欲しい。
そうすると私たちも救われる。ベンチムードも良くなるので。
 
だからと言って、自分は戦う前から負けていい試合なんて無いと思っています。
やるからには、勝ちを狙うつもりで…たとえ強豪相手でも。
我慢の為所です…。




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