愛のあるコール

2020年11月15日 09時40分08秒 | 少年野球

試合中の審判のコール・ジェスチャーは大きく、わかりやすく行う必要があります。

「プレイに対するジャッジのコール&ゼスチャーはできる限りはっきりと大きく行う」と審判講習会で教えられてきましたから。

あの審判はオーバーアクションだなと言われるくらいの方が、結果的に「良い審判」と言われる率が高いからです。

だから私は、基本コール&ゼスチャーも大きく行います。

しかし、私は場合によっては、コール&ゼスチャーを少しだけ下げて(小さく)行う場合があります。

その場合とは、1塁審をしていて明らかなアウトの場合です。

ベースの手前、2mくらいで完全捕球して1塁手も投手へボールを返球している場合などです。

※もちろん、しっかり捕球しているかやベースを踏んでいるかを見ますよ。

そのような状況で、大きな声&オーバージェスチャーで「ヒズアウト!」と叫ぶ必要はないと思っています。

また、ベンチ・グラウンド全体・観客も、勿論アウトと判っているはずです。

先ほど言った 声のボリュームを少し絞って「ヒズアウト」とコールし、右手で軽く打者走者に見えるようにジェスチャーします。

また球審の際にも、明らかな空振り三振(キャッチャーが完全捕球しての)も同様で、声のボリュームを少し絞って「ストライクスリー」とコール&ジェスチャーします。

 

審判の中には「全部同じボリュームでコールしなさい」と言われる方もいます。

ですが、やっぱりは私は敗者にも敬意を払うべきだと思っております。

特に学童野球では、このような場面で特に意識して行っています。

だから、声のボリュームを少し絞って「ヒズアウト」や「ストライクスリー」とコールしても、心の中で

「次は頑張れよ!」って、ちょっとだけ応援してます。

賛否両論あるかと思いますが、私なりのちょっとしたこだわりです。



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