シャッフル

2018年11月03日 05時29分00秒 | 少年野球

ランナーとして出塁した際、皆さんは選手にどのようにリードをとるように指導していますか?

歩数を決める

ピッチャーの牽制の下手上手

キャッチャーの肩 等  それぞれ基準があるでしょう。

では、第二リード(リードオフ)についてはどうでしょう。

投手が本塁に向かって投げ始めればランナーは数歩リードを広げます。これを第二リードと言います。

次の塁を狙うために必要な動きですが、このリードのとり方はどのように意識させていますか?

 

先に述べたように、投球前にとるリード、すなわち第一リードについては基準を決めている選手が多いと思います。

しかし、第二リードでも同じように歩数やステップの踏み方を決めている選手は少ないように感じます。(うちは極めて出来てませんが🙈)

第二リードは、期待される幅は第一リード以上、さらに打球判断をするまでが動作に含まれ、先の塁を狙うためにはとても重要です。

にもかかわらず意識しないのはもったいないですよね。

というわけで、今回は第二リードのとり方について私なりの補足を。

 

第二リードの重要さは皆さんもご存知だと思います。

これがあるか、ないかで相手にかけるをプレッシャーが重要である事を理解したところで、具体的な動きについて説明します。

シャッフルを使うポイントはランナー2塁の時です。

投手に対して正対した状態でサイドステップを踏むことです。

ただし姿勢は浮く事がないように同じ高さをキープしながら、3塁方向に加速するようにステップしていきます。

投手の動きを見て、左足が着いて右足が着く直前にスタートを切るか、やめるのかを判断しないといけません。

この判断が上手にできるかが重要になってきます。

また注目していただきたいポイントが二点あります。

 

まず一点目は、ステップの方法です。

大きく二回シャッフルして打球判断をします。

このように「基本的な動き」を決めておくことが重要です。

それによって、ある程度大きく、一定のリードをとることができます。

また、第二リードでは投手の投球動作によって間合いが変わってくるので、その都度臨機応変に対応することも大事です。

 

二点目は、打球判断の方法です。

進むのか、戻るのか素早く判断するためには、シャッフルをして左足が地面に着き、右足が浮いている状態で打者のインパクトを迎えるのが理想です。

このタイミングで球を見ることで、着地する右足を次の塁に向けるのか、ブレーキをかけるのかをいち早く判断することができます。

 

このように、簡単に書いて見ましたが実は非常に難しい動作です。

学童野球で出来ている選手は極々僅かですが、これが出来ている(身に付ついて)か否で、極端な話、代走で出るかもしれません。

足が早いかどうかではありません。

考え方や練習の際に意識するだけで身につきます。頑張ってください。




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