なんくるないさぁ~だんな と わたし と SLE と

  12歳SLE発症。ループス腎炎Ⅳ型。
早発閉経で妊活強制終了。子なし人生の幸せ模索中。

嵐の後に・・・

2011年08月06日 | 志織のあしあと
日が暮れてきて、やっと外も静かになった。

暗くなるまで雨と風があったので
外の様子をまだ見ていないけど。
窓から見えるだけでも木々が変な方向へ曲がってるし。
こりゃ~また道路とか大変なことになってんだろうなase

Job病院には5月の台風で負傷した患者が
何人か入院しているんだけど。
σ(・ω・*)Brith Dayに来た台風ね(^^;)

仕事中とかの負傷で働き盛り。おそらく仕事復帰は難しい。
車イスに乗れるようになれればイイ方で。
今後は口から食事をとることも
家族と自由に話すことも難しいかもしれない。

脊髄損傷の患者さん。

インテークの時に家族に
「最低でもどのレベルまで回復をして欲しいですか?」とか
「今、入院されている病院で予後は聞いてますか?」とか
ある意味では残酷なコトを尋ねなきゃいけなくてyellow13

せめてオムツじゃなくて排泄はトイレでとか。
せめて自分で立てるくらいにとか。
車イスになるだろうと聞いているとか。
後遺症は残るだろうと言われたとか。

でもたいての家族は
「元の生活に戻れるようになって欲しい」と訴える。

そりゃそうだ。

事故や自然災害とかで負傷した患者はとくにね。
突然、家族が救急車で病院に運ばれる。
なんとか命は助かってホッとひと息。
・・・・・それで???っていう家族の困惑。

My病院で働いていた時は
「ご家族が病院に運ばれました」っていう
連絡をする仕事をしたコトもあったけどyellow14

Job病院では、まさに‘その後’だな。

もちろん家族には
「元の生活には戻れないかも」なんて言わないけど。
もしかしたら奇跡が起こる可能性だってあるし。
私は医者じゃないので無責任なことは言えないし。
っていうか医者でも言わないけどさ。

ほんの一瞬で今までの生活が180度変わってしまう。
ホントに人の運命っていうのは時として残酷だなぁと。
患者だけじゃなくて家族の姿を見ていると思う。

今回の台風では、そんな患者がいませんようにyellow13