先日 、私の出生地である町に少し足をのばして行ってきました。
とはいえ、わざわざ出向いた訳ではなく 息子と車で買い物に出掛け、成り行きで向かってしまっただけなのですが。
そこは坂の多い町でした。
生まれ育った町・・・と言うには短い期間で、幼稚園に入る前までの4年程を過ごした町。
記憶もかなり薄いのです。
公園があちこちにあるので息子とちょっと探索してみようとウロウロしてみました。
昭和な感じの古い公園にも惹かれましたが、車が停めやすいということで夜景スポットにもなっているメジャーな公園へ。
街の中にポッコリ盛り上がった小高い丘の公園。360°街が見渡せます。
遊具は少ないけれど、芝生が広がっていて開放感は抜群。
息子も走り回って楽しそうです。
公園周辺も徒歩で探索してみました。
そして ふと感じたこと。
この町は記憶も遠く あれから関わりが全くないのに「懐かしい」。
そう、その次に30年程暮らした町に少し似ているのです。
やはり坂が多かったのです。
現在私が住んでいる町はあまりにも坂がないのでそう思うのかもしれません。
知らない人しか住んでいない町なのに坂があるとホッとする。
長い年月 身体に染み込んだ感覚なのだなと思いました。
そのあと、住んでいた社宅の付近も車で走ってみたりしました。正確な跡地はわからなかったけど、多分この辺り・・・。
息子に言い訳するかのように、
「昔 ママが赤ちゃんの頃に住んでたところなんだよ~。」
すると息子は、
「ふーん、アナログなんだね~。」
「アナログ??!」
「だってアナログって 『古い 』って意味なんでしょ?」
思わず笑ってしまう自分なのでした。