こぐまのらくがきファイル

日々の出来事、思ったことをつづります。

日帰り有馬温泉(帰省日記・夏・その2)

2013-08-21 13:02:30 | おでかけ

今回の帰省で初めて行った地がありました。


それは有馬温泉です。
とはいえ、宿に泊まる訳ではなく数時間の滞在でした。

昨年末の帰省で 両親の金婚式を祝う為にクエ鍋を海辺の和食店に食べに行ったのですが、当初は有馬温泉で祝うことも検討していました。

有馬温泉というと日本三古湯で有名ですが、宿泊代などがお高いことでも知られています。
父が密かに有馬温泉に行ってみたいのは姉も知っていたので あれこれ考えてはいましたが、何せ外泊や温泉が好きでない母を一緒に連れていくのは無理がありました。

結局、昨年はその次に念願だったクエ鍋になりましたが有馬温泉は私も気になっていました。


聞くところによると、姉はその後 父と母を有馬温泉に連れて行きましたが 宿はもちろん温泉にも浸からず散歩だけして帰ってきたそうです。

それなら…と、息子にとってはそんなに楽しい所ではありませんが お風呂屋さんは好きなので今回は父と姉と息子とで日帰り入浴をしに行くことになりました。

早い行き方は他にもありましたが、電車からの景色が楽しいということで湊川公園駅まで行き、神戸電鉄有馬線に乗り換えました。

これでもかと言うくらい急勾配の山の中を電車は登っていきます。ずいぶん山の奥に入りましたが、あちこちにマンションや戸建住宅も並び神戸市内が海辺だけの街ではないことがわかります。

到着し、狭い坂を更に登り、日帰り入浴の「金の湯」に入りました。
少し熱めの茶色い湯。
息子は銭湯は好きですが、熱い熱いと騒いでいました。
女湯の方に息子を入れたので、父はひとり男湯へ。

念願の有馬のお湯にのんびり浸かることができたでしょうか…。





有馬温泉までの経路で 付近まで地下鉄で来て神戸電鉄に乗り換える方法などもありますが、山の風景を楽しみたい場合は湊川から神戸電鉄に乗るのがおすすめです。


















てくてく元町めぐり(帰省日記・夏・その1)

2013-08-21 10:47:21 | おでかけ

息子と神戸の実家に帰省しました。


昨年末同様に実家に数泊、その後姉の家に一泊。
そして両親や姉が揃っている日に私はひとりぶらぶら街歩きをさせてもらっています。
引っ越しで数年前から実家が神戸なので、私にとっては帰省半分観光半分なのです。

前回はポートアイランドをひとり歩きしたので、今回は三宮~元町間の商店街をメインに歩こうと思いました。

息子は父と姉に連れられ須磨の水族館へ。新長田駅で息子達と分かれ私は地下鉄海岸線に乗り換え みなと元町駅で下車。
以前から三宮から元町方面に行くことはよくあったのですが、今回は元町方面から歩きはじめました。

神戸の商店街は歩ききれない程たくさんの筋があり、長さもかなりあります。さすがに端から端までは身体が持たないので途中からではありますが商店街に近い駅から向かうことにしたのです。

あちこち気になる路地を歩き、三宮に出てきました。かなり疲れていましたが、少し折り返して方向を変え その後はレトロなビルが並ぶ「海岸通り」へ。
この辺りは最近若い人たちに人気の通りです。
雑貨店やカフェなどがレトロな古い雑居ビルに入っていて、独特の空間を作っています。
私も雑貨屋さんは好きなので、色々と見て回りました。小さなギャラリーもあったので見知らぬ作家さんの個展も立ち寄りました。

今回は南京町はパスして また元町に戻ってきました。
もう、日は暮れかけていたけれど、ようやく休憩をとることにしました。

ちょっと古めの喫茶店「サントス」。
以前から気になっていた商店街の中のお店です。
名古屋だったら おじさん達で賑わっていそうなお店に見えますが、覗いてみると意外にもひとりで来ている女性の姿が何人か見えたので、私も入ってみることにしました。

ホットケーキセットが美味しそうだったので、おやつの時間は過ぎていましたが注文することに。

思ったより厚めで大きなホットケーキが2枚重ね。バターがたっぷりのっています。コーヒーも大きめのカップになみなみ。

ふわふわのホットケーキを頬張りひとりにんまり顔です。
美味しい・・・。

私の後にも女性がひとりずつ続いて入店し、ホットケーキセットを注文していました。

カウンターでは陽気なマスターやウェイトレスが関西弁で盛り上がっています。奥では常連さんらしき年配の男性があんこののったフラッペをスプーンでつついていました。

神戸にはふらりとひとりで立ち寄れるレトロな喫茶店が多いのがとても嬉しいのです。




ホットケーキでお腹は膨れてしまいましたが、息子の水族館報告を楽しみにしつつ急ぎ足で実家に向かい またてくてく歩き出しました。