先日、息子の学芸会を観てきました。
六年生なので最後の学芸会になりました。
劇は 「ぞう列車がやってきた」です。
話の舞台は名古屋の東山動物園、太平洋戦争の時の実話になります。
空襲によって大型の動物が逃げ出すのを恐れて、当時象を飼育していた上野動物園や天王寺動物園では、象が殺されていました。
東山動物園にも国から象を殺す指示は出ていましたが、なんとか飼育員が生き延ばしていました。
それでも食糧不足によって死んでしまいましたが、最後に残った2頭の象にはこっそり兵糧を少しずつ与えられ終戦を迎えます。
やがて、東京の子ども議会で本物の象が観たいということになり(象がいない動物園では剥製や絵が飾られていた)、象列車を走らせることになったのです。
実際には2頭の象は高齢化していた為 列車に乗せることは難しく、そのかわりに子ども達を東山動物園まで列車で運ぶということが実現しました。
今年は象列車が走ってから70年が経つそうです。
学芸会では息子はナレーター(語り)をやりました。
毎年 学芸会の時期になると、台本を読んで少しでも目立たない脇役を選んでいました。
ナレーターとはいえ何人もいるので台詞は少ないのですが、説明兼ねている訳ですし、舞台の前方に出てはっきりと話さないといけないし目立つし大丈夫かな?なんて私は思いました。
本人によると、目立つのは嫌だけどナレーターはまだ一度もやったことなかったからという理由みたいです。
まぁ、何はともあれ恥ずかしいのを抑え頑張って欲しいところ。
今回のこの劇は合唱や独唱もたくさんあります。
暗く悲しい時代を生きた人々のお話ですが、みんな生き生きと演じ歌っていて素晴らしかった!
さすが最高学年だなぁと思いました。
そして、びっくりしたのは声変わりしている男の子が多かったこと。
息子はまだですが、大人っぽさも少し見え隠れしている学芸会はとても良かったです。
みんな頑張ったなぁ。すごいなぁ。
先生方も大変だっただろうに。
新聞にも少し掲載されたそうです。
最後の学芸会、お疲れ お疲れ
( ◠‿◠ )