木更津あだ波団

碧丸とゆかいな仲間達!

ぶらり伊豆は三島の湧水スポット散策へ

2022年12月04日 18時01分00秒 | 旅行記
11月16日 水曜日


11月の半ば珍しく平日ぽっかり一日空いたので、前々から気になっていた静岡県の三島方面へ、愛しのママちゃんをともなって日帰りドライブへ行って来ました。


今回は自宅を7時30分に出発、金田から高速に乗り、いつもの橋越えトンネル潜って、脇目も振らず静岡の三島市方面へ突っ走ることに。




渋滞は嫌ですよ



三島・・・なんでもこの辺りは富士山の伏流水が豊富に湧き出る地域なんだとか。


アレだろ普通に考えて、天然ミネラルウォータが湧きまくっていると。う〜む、想像するだに素晴らしい!


話は飛ぶが、私が思う理想の自宅環境とは、山を背負って目の前に海があり、そんですぐ側に「こんこんと湧き出る泉」があると




柿田川公園



この空気頭はもう先が見えているから、これは妄想の世界となってしまうのだろうが、泉のある家なんてかなりロマンがあるであろう。


あっそう言えば、たまにこの碧丸に乗る若者で「酔いどれけいちゃん」と呼ばれるロクデナシがおるのだけど、最近見ねぇな。


昨年だったか?彼は家族を放っぽって、何と沖縄のどこかの島に、長期釣りの旅に出てしまいおった。


そんで帰国後その感想を聞くと・・・








「GTは難しかったです、でもロマンがあるからまた行きますよ、キラりん」   


こっ、こやつ手ぶらで帰って来て(本命ノーフィッシュ)一言目がコレだよ。あにがロマンだこのバーローメ💢




遠いな



まぁしかし同じロマンでも奴とはだいぶ違う。違うよね?まっ人それぞれか。








さてさて最初に訪れたのは、YouTubeでもお馴染み「柿田川公園」でした。


映像ではよく見ていたが、実際これはもう素直に素晴らしい!








全長たかだか1kmちょいの川、これ全て富士山からの伏流水、すなわち湧いた水。


それが滔々と流れている。
バイカモだと思うが、水草と澄んだ水とのコントラクションが全くもって良い、良いったら良い。








惜しむらくはこの公園から本流まで距離がありすぎること。





いくつかの湧水スポットは見れても、柿田川公園の場合、直接川に降りることは出来ないのね。








地図見て下流方面探せば、あるいは触れること出来るのでしょうが今回は公園一周で満足いたした夫婦なのでありました。


はいはいお次はそこから数キロ離れた、三島駅付近まで車にて移動。


その駅近くのお寺?公園?
そこから湧き出た水が川となり、市街地の真ん中を流れているらしい。








その名も源兵衛川。


ママと事前打ち合わせ一切無し。
酔っ払ってYouTubeでみて、前々から行ってみたいと思っていたスポットその2。


・・・川に降りる場所を探して、その近くのコインパーキングに車を預け、二人して川辺の散策です。




出発地点



今回私たちはこの川の一部しか歩いていない。


行くだけ行ってみっか!そんな感覚なので、事前に綿密に計画練ればまた違った楽しみ味わえたかも知れません。








でも、それ抜きにしても、この川辺散策は大いに良かった。


川には飛び石みたいなのがずらっと岸と平行に並んでおり、そこをバランス取りながら通れば、さながら水面をすれすれ歩いているようなそんな感覚に。








光る水面に緑の水草、そして鳥の声・・・う〜ん、訪れた時期完璧間違ったような


ビーサンで川に入りたかったな〜。 







湧水スポット最後は沼津漁港で飯食って〆といたしました


味はアレだ、コンチクショうと言っておく。お粗末。




実はエナガがいます



昨年に引き続き今年も「平日伊豆ドライブ」でしたが、いやたまには良いもの。


そうだ三島はウナギがどうとか、今回現地で聞いた。美味いのかしら?




失敗💦



うふふ、来年のターゲットがまた増えましたね。


あっ、あと一つ。
今回散策した権平川、1箇所上を通っている道路、この場合橋なのだが、低すぎて普通に歩いているとまともに頭にぶつかる。


お約束とばかりママはよろめいていた(笑)




指切った



橋の下、ちゃんと緩衝材で巻いているからいざぶつかっても大丈夫だけど、やはりね。


皆下見て歩くから、トラップ並みに掛かるのだ。


気を付けましょうね


それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!



高知再訪 きらめく清流は健在なり

2022年07月23日 11時40分00秒 | 旅行記
う〜ん、久方ぶりの高知である。


前回来たのは2019年の8月だから、3年ぶりの来訪となりますか。





刺し網状のモノを橋から投げる川漁師



当時高知の大学に通う彼女のアパートに転がり込み、近場の温泉やら日本一透明度が高いと謳われる仁淀川で泳いだりして、家族共々楽しんだものでした。


それが、それがよ・・・今回の目的はズバリ私のマナムー(愛娘の略)が、な何と婚約&新居まで構えたと聞きましてね。




その後欄干に集めている石を下に投げ入れて魚を追い込む



それも瀬戸内海に浮かぶ小豆島ですよ?香川県に属するれっきとした島ですよ?


演歌じゃねーんだからよ、全く。
←俺が代わって住みたいぐらいだ




回収です



しかしこのコロナってやつはホントいただけない💢


私達夫婦マナムーのお相手とは、たいして会いも話も出来ずに、数年前にゴールインだしな。




鮎です くれるとおっしゃったが、泣く泣く辞退した 旅先だったため



本来なら互いの挨拶をきっちり目を合わせてするものだろうに。大体が移動自粛で色々と制限されている始末だから、まともに話も出来やしない。


まっコロナに「まつわる」こうした事は、自分達だけでは無くあちこちに転がっているのだと思う。全くもって忌々しい限りです。




ママセレクトね



まぁでも本人達が幸せなのだから、この空気頭もね、まるで好々爺然と、いや違ったナイスミドルと化して「頼れるオヤジ」を目指すのだ!


目指せ頼れる誇れるお父上。
そうなのだ、がんばるのだ✋







でも返す返す残念でならない。
全身全霊を込めて「む、娘さんをどうかどうか私に下さい」と手をつく彼氏君に


「お前の様などこの馬の骨か分からんやつに娘はやれん」




面白味は無い



そうきっちり3回ぐらい面と向かって言ってやりたかった。例えどんな立派な好青年相手にでも。


そんでがっくり言葉無く崩れ落ちる彼氏君の顔を写真に撮り、ずっ〜〜と携帯の待ち受け画面に貼り付けておきたかった。




種類が分からん



憎きコロナのせいで、その機会は永遠に失われてしまったのだが。


大体がよ喉から手が出るほど欲しがっている相手なんだから、それに待ったをかけて「絶対無理ぐらいな条件」つけてやりゃ良かったんだよ。
初級の交渉術にすりゃなりましね。




昼飯じゃ


えっ、なに?そんなことすれば話がこじれる?


上等だよこのど畜生が💢そんなんで流れるなら、最初から無かった話にすんだぁーよ、このバーローめバーロめ・・・あっ?




ママセレクト



思わず年甲斐もなく乱れてしまった💧ナイスミドルを目指すんだった。
ホントいつまで経っても親バカなアホオヤジと、思う存分笑って下さいまし。


えぇと何だっけ?あれだ四国の話だった。




さすが高地 外気上18℃



そう実を言えば小豆島へは昨年一度訪れている。距離的にも時間的なこともあって、まるで駆け足確認旅だったけど。


島・・・島にはロマンが有ると思っている私としては、羽田空港から真っ直ぐ香川の高松空港へ飛び、そのまま小豆島へ渡るのがベストと。




ヨーロッパですか?



行く前まではそう思っていました、しかしその島よりも魅力的なポイントがありましてね。それは四国の高知を流れる無数の清流であります。




四国カルスト



娘が住んでいることを加味しても、天秤は高知側に傾く。








山間を流れる小川も沢も、どこを覗いても水透き通り、魚も水生昆虫も住んでおる。




堰上げ



で今回は二泊三日のうち金曜半日を費やして、以前回れなかったポイントを訪れることに。


ちなみにコースはママセレクトでした。




川の水がそのまま



正直私一人なれば、名前もよく分からない川に下ろしてもらい、カワウソか河童の類いと化して、日がな一日川辺でのたくった過ごすことが出来ますです、はい。


しかしママにそれと同じことの要求は出来ませぬ。あんまり馬鹿なこと言えば、そう下手したら横っ腹刺されますがな💦








まっ今回イマイチ川に触れ合えねども、高知の川の実力を再認識することあたわず。


まさに素晴らしいの一言でした。




檮原でお泊まり



来年も機会があれば、今度はママに頼み込んで清流一直線の企画を通してもらおうと思います。




焼肉屋にいたカワゲラ



今現在この記事は、高知駅から香川県の高松駅へ向かう、高速バスの中で書いとります。




同じくカゲロウ



これからはよいよ小豆島へ。




テナガエビ美味し



今回は初めて瀬戸内海を泳いでみる所存。うふふ、今からたのしみです。




美しい


それではさらば、さらば!



働く高知の用水路!

2019年08月15日 13時57分46秒 | 旅行記
前回の高知つながりをもう一本。


彼の地を車で走っていたとき思ったのですが、高知は大小様々な川がかなりの数在るのですな。 車内でカーナビいじって調べただけでも、まぁー相当なもの。


すでに稲刈りが


それに付随する形としてこれまたおびただしい数の用水路が縦横無尽に走っておる。


高知市の中心街をのぞけば、どこに目を向けても必ず見つけることが出来るというほどに。


マナムー部屋の居候


いや大げさでは無いぞ、普通に全くそうなのだから。


思うにこの国はちょっと前まで、広大な耕作地がどぉーんと見渡す限り広がっていたのではあるまいか? 調べていないから正確なところは分からんけど


凄くないですか?


家の建て方がね・・・こう田んぼがあってその隣に住宅地。またその隣にはニラ栽培のビニールハウスが10棟ぐらいあり、またまたその隣には住宅地、みたいな。


自分にとってはかなり不思議な光景なのです。





でもいずれにしろ、そのわきには必ず用水路(笑)。 しかも縦横囲まれているのなんてざらにある。


そして高知の用水路は石積みで作っているやつもあり、ウグイ(ハヤ)などの魚なんかも普通に生息しているのですよ。





川から直接堰上げというところも大きいでしょう。


あとこれは極めつけ、時期になるとゲンジボタルがばんばん飛び交うといううらやましさ。





ああぁ良い、良いったら良い


ちょっとした山の斜面から湧き出る清水を集めている用水路なんかは、もうそのまま飲んでも良さそうなぐらいです。実際冷べたいし!


水草の花が!


この空気頭が住んでいる地域にだって田んぼぐらいはあリます。


だけど大規模でやっている地区は、川の水をポンプでくみ上げ、そのまま各田んぼへ圧送。プラスチックのバルブを開ければ、たちどころに水が出る仕組みだ。


人生初のクマゼミ捕獲


金はかかるが、まぁ色々と無駄なく便利になったことでしょうや。


でもそうなると用水としての使い道がなくなるわけで、君津辺りではそのU字溝に塩ビ管をはめ込んで、上から土かぶせているトコロがあるのです。





田の水を抜くためだけの排水路として残したのだが、何か間違いがあったらこまるからと言う理由にて、土入れて平面にならしてしまうと。


う~ん、う~ん・・・これらと比べれば高知の場合、全く別物と言わざる負えない。





自分たちのまわりにいなくなった生き物が、ここではしっかりと息づいているのですから。


あぁそうだ、こちらの都会と決定的に違うところが一つ。 それは道路と用水路をへだてる金網など柵だの、鉄条網等のおせっかい的なもの(安全対策)が一切ないこと。


自宅前で釣りができる


部分的にはあるのかもしれんけど、自分が見た感じではもう清々しいほど一切なし!


年に何人かはここにはまって亡くなっているだろう、それでも柵をもうけないのは「水路っちゃ昔からこういうものだ」と思っているからではなかろうか?





まぁ数が数だけに本気で囲えばえらいことになる、そういう実質的な面があるのかもですけどね(汗)


話変わるが私のマナムー(愛娘の略)が言うことには、高知はゲリラ豪雨が降っても、どでかい台風が来ても、それほど甚大な被害はでないのだとか。


先の西日本豪雨でもしかり。こちらはどこぞの橋が崩落するぐらいで、後はそれほどでもなかった。





で、それはなぜか?


「高知ってところはね、そういふうに出来ているから」


うははははは! 一言で片づけましたね。


日本でも有数の多雨地域にて、治水の技術に関しては必然的に他より優れたものとなったのでしょう・・・。 あっ、沈下橋もそうだったか。


美しい山があって川があって、そして海もある。


海パンと漁サンで飛行機に乗り込むオロカモノ


ついでと言っちゃなんだが、他所にはない働き者の用水路がごまんとあるぞぃ! う~んなんとステキなことよ。


もしまた行く機会があれば、怪しいおっさんがいると通報されてもよいから、たも網ぷっこみガサガサやって、高知用水路の生態調査を決行したいと思います。


さらば高知


それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!



初めての高知は 大雨特別警報発令中でした(涙)

2018年07月17日 21時55分06秒 | 旅行記
2018年7月6日~9日の 二泊三日  高知県を右往左往


まず腰に左手をあて目を閉じつつ頭は下にななめ45度、そして右手の人差し指をこめかみにあてながら、南国四国は高知県とぶつぶつ唱えて連想ゲーム的に思い浮べてみると・・・。


まず最初にピコンとうかぶのは、カヌーイストで作家の野田知佑氏。
 

私の本棚の一部


生きた川が好きで数年前に数匹の犬と一緒に高知へ移り住んだと、その自身が書いた本に載っていた。
しかしそれからしばらくたっているので、現在はどうしておるのか? まだ本を書いているのかは分かりませぬ。


さてその次に思い浮かぶのはこれまた作家の有川浩!


 


言わずと知れた「図書館戦争」「植物図鑑」等の原作者でここ高知県出身。 今回の旅にあたっては彼女が書いたガイドブックも参考にさせてもらいました。


後は五つほどおいて坂本龍馬ぐらい? もともと歴史よりも地理のほうが好きだったからの、明治維新に思いを馳せる・・・なんてことは今だにないでございますです、はい。


スッポン?


それ以外はやはり川ということになりますか。


四万十川に沈下橋、そして日本一の清流と謳われる仁淀川


4人で一泊1万円


いいっすね~~~! 今だ川漁師が存在していて、それでキッチリ生計を立てているなんて。


色々な意味で相当豊かでないとあり得ないことですよ。


旅経つ前に衝撃的ニュースが


千葉県もな~・・・海は良いのだけど思わず飛びこんでしまうような良い川は、すでにどこにもありましねー。


昔はどこでも泳げたもんだ・・・ ⇐日本全国そうでございましょうとも。





そんな魅惑あふれる高知県、しかしLCCが参入されていないため中々行けそうで行けない高知県へ、この7月の初旬の週末を使って訪れてみることに。


でもやはり目的は川? だけではちよっと行くのは躊躇する。 そこまでになるにはもうちっと気持ちを衝き動かすものがなければね。


 


だがこれがまた奇遇と言うかなんというか? 数年前から私のマナムー(愛娘の略)が彼の地で勉学にはげんでおり「ここは暑いけどパパは絶対に気に入ると思う」と太鼓判を押すから、彼女が卒業するまでに一度だけでも実際にこの目で見たかったのだ。


時は来たれり


沈下した沈下橋


そんでまぁ~数か月前からJALを予約して、現地は雨と聞きつつも水中眼鏡にラッシュガード、いつもの潜り装束整へて乗り込んだのでございます。


 


二泊三日の高知県! ママと末っ子を連れ久しぶりの家族旅行! う~ん、まともな家庭のすることじゃないですか。





末っ子と二人、一日中「仁淀川」にて親子カッパ計画を実行するときが来た、きたんだこのバーローめ、うはははは!


しかし・・・しかしコレが間の悪いことに、6月最後の週に通過した台風と、それに伴った形で居座ることになった梅雨前線により、私達が訪れたときは多いところで総雨量が1,000ミリを超えてしまったと





ぎょえ~~~・・・旅行どころではなかったのだ。


最初の宿は四万十町にとってありそこから旅をする計画であったが、実際には途中がけ崩れで通行止めにあい、迂回したりまた引き返したりの繰り返し


こんなところに駅が


高速道路も途中から通行止めで、土曜の夕刻にはどごぞの高速道の橋が崩落し、これで四国の陸上ルートは遮断されたと携帯の臨時情報でやったおりました。


なのでね、珍しく今回は「手ぶら」で帰国となった次第です


国道です


滞在中に梅雨全線が北に上がったため高知はまだ助かった感がある。 その代わり広島だの京都は・・・。





あのまま土砂降りが続いたら、自分たちも無事に帰ることおぼつかなかっただろう。


足摺岬


ホントいつもいつも、自然災害の面倒で恐ろしいことよ・・・。





さぁ~てどうすっか? リミットは後一年ほどあるからね、それ逃せばたぶん二度とこの四国に来ることはないでしょう。





お遍路なんか、がらじゃないしなー。





まっよくよく考えて結論出したいと思います・・・仁淀ブルーってホントかな?


こんな用水路でアユ


それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!



思い立ったら南房総半周ドライブ!

2018年03月21日 10時46分32秒 | 旅行記
2018年3月17日 土曜日


この日は木更津港のメタボ泰三キャップの要請で助っ人便出すはずが、いつもの強風のため前回に引き続き話はお流れ。


・・・こればっかりは仕方がない。そう唸りつつ朝っぱら北北東の空をにらめつけ、しばし呆然と立ちすくんでいた空気頭なのでした。





もうずっ~と、2日続けて沖へ出ることないような ほんと困ったものですね。


さて釣りに行けないとならば他にやることもないので、ママと二人して突発的春の南房総半周ドライブへと出かけてみることに。


電柱の無い北条海岸


AM9時前には準備万端! 


自宅から富津中央インターへと向かい、そこから館山自動車道に乗って一路南へと向かいます。


フラワーロードはちょっした砂丘に


あぁ書いてていま思ったことだけど、自分たちがこうやって南房総へ遊びに行くこと自体は、それほど珍しくも無し。





首都圏の山側地域から出てくるのであれば一大イベントでしょうが、こちらは富津市在住。


昔はココがホームでした


ばっちり射程距離に入っていますから、思い立ったらいつでも気軽に行けちゃうポイントだ。


酔いどれ岩


しかし夫婦二人でというのは、とんと記憶にない。


この溝に灯油の入ったボトルを隠す


いや当日の朝に末っ子も誘いはしましたよ。


でも友達と午後から遊ぶ約束を交わしているそうで、すげなくお断りされてしまったのだ・・・うううっ、こんなに愛しているのに、酷いじゃないか


透明度良し


長男は車の免許だけは習得したばかりだから「運転させてやる」と誘えば、ばっちり喰いつくと思っていたのによ、そもコイツは8時半になっても起きてきやしねー


いくら階下から「おぉぉ~い、朝だぞ~~」と叫んでも、うんともすんともってやつ。


白浜たる所以


まっ機嫌急低下声色変えて呼ばれば、どたどたと下りてくるのだろうけど、そこまでこんこんと寝ているのであれば、無理やり起こすのも悪いから。


う~む・・・こうやって子供達が親の手から徐々に離れ、そのかわり妻と居る時間が長くなっていくのでしょう。





それが世の常だと思えど、寂しいような納得するのが難しいような、ちと複雑な心持になりますね。


あっ何だっけ、何の話しだっけ? そうだドライブの話であった。思わず話が脱線してしまった。


館山自動車道の終点「冨浦インター」を下りたあと、そこからすぐに国道からそれて右へ。那古船方へと向かいます。


ヒジキ拾い


このルートのほうがすぐ右手に海を見て走れるし、渋滞も少ないから個人的にはお気に入り。


こうして半時計回りで南房総を走っていきます。


寄るところは限られていて、白浜の根本海岸はド定番。あとは季節に応じてってやつですな。





そう今回は白浜の海岸でいつものごとく貝殻拾いをしていたら、海女さんが海藻とりをしているところに出くわしました。


見ているとけっこうなその量を、海っべりから歩道の際まで一人で運び、その場所で広げてしばし乾燥させているよう。


Wスーツを着たまま何往復するその様を、わたくし見るに見かねて・・・自分片手に2袋づつ持って、1往復分お手伝いをば。




酔いどれ   大変ですね


海女さん   あぁぁ、どうもすみません


酔いどれ   ヒジキですか?


海女さん   そうなんです、今日はヒジキの日で!




なるほどね、海藻拾いもきっちりと曜日が決められていると。 妙に納得してその場を後に。


昔一度・・・たしか28年ほど前だったか? 寒い季節に野島崎の民宿に泊まったことがありました。


「まこと」って名前だと記憶しているが今でも営業しているかは不明。


そのおり奮発したつもり?の船盛りと一緒におかずでこのヒジキが出て来たことがある。


今にして思えばその船盛りの主役は「フッコ」であって、全然高級ってわけではない。


でも金に応じてであったろうし、そも当時フッコじたい食べたコトなかったので、2カップルでわぁ~わぁ~言いながら、有難がって食べたもの。


で、いま横にいるママ聞いたら泊まったことすら忘れたらしい・・・けっ、思い出を美化できない朴念仁め。


そして件のヒジキであるが、普段実家で食べているものと違い、味もさることながら一つ一つの、その大きさに驚いたことが思い出される。


あれはたしかに美味かった、絶品であった 


だからといって今現在その辺の土産物屋で購おうとは思わないんだよね。


いつかまた「そういう機会」に食べたいと。 こういう楽しみ方があっても良いではないか。もう何年ごしになるか分からんけれど。


いいよね~白浜は、昔も今もさ





そんな昔のことを思い出しながら、車は乙浜方面へと向かいます。


買ってその場で焼いて


いつもなら港の入り口にある干物屋へ寄るところだけど、今回はスルー。





かわりにそこから距離にして千倉の中間ぐらいにある花摘みポイントへ。


しかし、しかし楽しみにしてやってきたのに、どうしたコトか?この花屋はやっておらなんだ





話は聞きませなんだが、おそらく10月の台風で塩害にあったおり、そこはキッパリあきらめてしまったのでしょう。


よく見ると花のかわりにソラマメが植えてあったらよ。





こうなったら〆の勝浦タンタン麺だ~~~~~


腹も減っているので落胆している暇もなく、混む前にそれ急げや急げ。





千倉漁港の交差点へ差し掛かったとき、通常だと自分は漁港に入らず交差点左に折れて、せまいけど街中の通りを選びます。


どっちを走っても数百メートル先で同じ通りに合流するのですけどね。





しかしこたびは勘が働いたといいますか? 数年ぶりにまっすぐ漁港をつっきって走ってみると・・・おいおいママよ、何だか知らんが港でイベントやっとるぞい!


ちっと寄ってみっか?





結果的にこれは正解。


こじんまりと開催していたけれどかなり活気があって大変よろしかった。





食い物もえがったし、1個300で買ったでかいハマグリを常設の炭火コーナーで焼いて食ったら・・・いやその美味いこと


ひさしぶりにハマグリの実力を見せてもらいました。 まっでも千倉産なのかは不明だが(笑)


買って持ち帰ったヒジキ入りの混ぜご飯も絶品。 





心残りはイセエビの味噌汁を食さなかったことぐらい。 それはなぜか?この後ラーメンを食べるから


他にもクラムチャウダーやらわらび餅やら、珍しいものでは組み立て式の「足湯場」まで設置されていて、ママ共々大いに楽しめましたよ。


予備知識なかったこともあったしね、それに運も味方した。 いや街中走っていたらそのままスルーしていたでしょう。


これだった


パンフもらったので、次回は狙いすまして行ってみようかしら。


ラストはそこからかなり遠いが、いつもの「しんでん」にて、辛~い勝浦タンタン麺を食べ、こ度の南房総半周ドライブの〆としたのでありました。





いや~突発的だったけど、このドライブは成功でしたね。またいつか行ってみたいと思います。


最後に・・・タンタン麺を食べた僕は、安定の下痢に


大多喜は道の駅


昔から辛い物が苦手で舌もおかしくなるが、それ以上に下痢してひどいことになる。


ケツの穴はヒリヒリして一時的な痔になるし、かなり悪いときは下痢だけでは済まず、腸炎よろしく腹がねじれる様な痛みに襲われる。


絶対にいつかこの「つけ」は、身体に回ってくることでしょう。


菜花のおひたし 酒の肴にも


身体が受け付けないのに食べるのだから・・・とことんバカなんだよな。


善良なる皆さまは、そこんと気を付けて食をたのしみましょうね。 あっそんなバカは俺だけか(笑)


朝日屋の裏メニュー


それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!