20年ぶりの鎌倉
そうかそうか、うすら寒くはなったけど、今年の紅葉はやけに早いのだな・・・・ん?
ここでワタクシ、何か大事な事を忘れている気がして、思わずハッとしてしまいそしてしばらく思案ののち、その大事なことが何であったのかが判明して、また思わず「うっ」としたのでありました。
目指すは銭洗弁財天不景気だからね。
そうその心の中に引っかかっていたものとは・・・世の中、いつのまにやら11月に突入してしまったぞと。
何をいまさらと言うが、だまれだまれ。
ちよっとしたハイキングだな
たんに月が変わっただけと、この日この時まではうすらぼんやり認識していたのだが、よくよく考えてみれば、秋の終わり・・・そして冬の初め
妻よ・・・ふけたな
この空気頭、年甲斐も無く、そういわゆる「夏ボケ」していたのですね。考えてみれば、夏が長かったその分、秋が短かいのだと・・・いやはや。
紅葉が早いと思っていたが、それはたんなる夏ボケのせいで、実際はむしろ遅いぐらいか。
鶴岡八幡宮。
なんということか・・・・
秋という季節が、こう目の前を素道りしてしまった様な錯覚にとらわれて、この空気頭は急に何かこう「いても立ってもいられない」気持ちになったのでした。
さりとて、何をすれば良いのか?この気持ちが落ち着くのか?
初めての小町通り
そして数分間の思案の後・・・・・。
よし鎌倉へ行こう唐突に、そしてなんの脈略も無くこの空気頭が導き出した答えが、コレでした。
なぜ鎌倉か・・・今もって分からずじまいだがこのときはね、揺ぎ無くそして真剣にそう思ったのですよ。
鎌倉コロッケを食べつつ歩く。
こいつも旨かった。
計画したのが11/2の正午。
そしてパソコンでもって、よくよく調べたのですが、意外と近いのですね、鎌倉って!
甘味処です
木更津から横浜へ、そして電車でわずか5駅で北鎌倉へ到着・・・片道約2時間ですぞ。
いやもっと前から気付いていればな。
遠出が嫌いなこの俺でも・・・射程距離ではありませんか。
本格的な葛餅
この突発的小旅行は我が妻と。
お互い、じつに20数年ぶりに、この古都鎌倉へ訪れることとなったのでした・・・そう日帰りではあったのだが、これがまた絶えて久しい二人きりにて。
江ノ電にて・・・。
今回の小旅行、場所は鎌倉と決めたのですが、それ以外何もかも無計画・・・行きあたりばったりの旅でした!
時間の計算してみれば、往復約4時間チョット。日帰りだからその移動時間を差し引いてみれば・・・おのずと遊び時間は割りきれます。
坂の向こうは海でした。
ですから、今回は寺社仏閣の閲覧はパス。
時間にそうゆとり無いので、銭洗弁財天と鶴岡八幡宮をちょっとだけ参拝。
その後は初めて訪れることが出来た「小町通り」を、鎌倉コロッケなどを片手に頬張りつつ、ゆるりと散策。
初めて見る湘南の海・・・。
そうであった・・・私、鶴岡八幡宮より南へ行ったこと、今のいままでなかったのでした。
学生時代の修学旅行でも、この小町通りを訪れる機会、無かったものな~。
・・・海沿いにありました。
小町通りとその裏道を、計3往復して納得した私たち、今回の旅の〆くくりに今度は、かの有名な「江ノ電」に乗ることにこれも私たちには初めての経験です。
テレビ東京の旅番組などで、何回も見知ってはいたのですが、いやはやそのレトロさ加減には感動しましたよ。
車内天井に吊り下げられている扇風機といい、しかもマトモに動いているし減速のたびに「これは壊れているのでは?」と思われるほどの、耳をつんざくようなブレーキ音といい・・・我が郷里に走っていた鹿島鉄道を彷彿とさせる「いや懐かしや」の乗りモノでありました。
シラス丼です
昼食は、我が妻が提案するところの「シラス丼」にて決定。ならば湘南の海沿いに出てみっかと、お気楽な考えにてこの江ノ電に乗ったのでした。
江の島辺りまで行けば、その手の店もあるはず・・・と確信してはいたのですが、時間も限られていることですし、ここは鎌倉からほど近い稲村ケ崎にて下車。
そして海沿いを歩いてほどなく、それ系の店を見つけたのでした。うふふ、ママは鼻が効くの!
シラスのかき揚げ
初めて食べる生シラスの味、初めての風景・・・幾度か訪れた事ことのある鎌倉でしたが、いたるところ新たな発見と情緒あり。いや良い、良いったら良い。
突発的行き当たりばったりの企画ではありましたが、うふふのふ。
なかなかに趣ある良い旅になりました。
旅の所要時間・・・約8時間。そして使ったお金は妻と二人、合計約¥15,000円也。
旅はほんに良いですね。さて次回はそう、冬の鎌倉「ロウバイ」散策でも企画しようかしら
うふふ、楽しみなことですねそれでは今夜はこの辺で、さらばさらば!