2018年5月24日 木曜日 小潮か中潮
この日は週半ばにもかかわらず、遠く茨城におわす「のんきさん」と連れ立って、ひさしぶりにディープなやつらをターゲットに沖へ出てみました。
AM6:30分に我が家へよってもらい、タックル等を積み込んでドックを離れたのが7時ジャストくらい。
途中ちょいちょい魔弾を落としながら目指す金谷沖へと南下です。
竹岡からの風景
だいたいこの辺りの海域は湾央と言えどかなり透明度あって、そのときの潮流いかんよっては「ここは相模湾でしたっけ?」なんて具合にもなります。
それが今回は赤潮なのかな? かなり濁りが入っていましたね
スギナ茶を
そんな状況の中のんきさんのお勧めポイント等を、うりゃ~・・・じゃなかった、ウイーンウイーンと電動リールにモノを言わせて探ります。
しかし魚からのアタリはとんと無し。 けっこうあちこち叩いたんだけど、残念。
これは別に赤潮のせいではないと思う。 気まぐれなんだよ、お魚さん達は・・・・とだけ言っておきましょう。
どくだみ茶を
さてココで終日粘っていれば、釣果また違っていたと思う。でも自分今回どうしても行ってみたいポイントがあったのですよ。
そこはずばり館山湾の入り口付近、南房総の大房崎沖!
プロトタイプ
空気頭 ねぇ、行ってみない?
のんき ん~~遠いよね?
空気頭 前回は船中マダイが40枚以上だってよ!
のんき でもポイント入れないでしょう?
空気頭 水がきれいだよ
のんき ん~~~~
空気頭 マグロがいるかもよ
のんき 行ってみよう
空気頭 うははは!
初めての東京湾側・南房総海域、 行ってみたけど実際かなり遠かった。
途中なんだあれは? 地理的には南無谷沖になるのかしら? いきなり沖の海面から岩が出ている危ない場所を通過して、目指すポイントへと到着です。
危険じゃ
そうだ例の赤茶色の海水は浮島を越えて岩井沖へでたところで、ようやく本来の碧いブルー色になりました。
周りの景色もGPSの画面も今まで見たことないもので(⇐当然だ)、いや良い、良いったら良い!
これで状況良ければ最高なんだけどな。遊漁船やプレジャー達は一カ所に固まることなく、もうてんでんばらばら、水深にこだわることなく浮かんでいたっけ
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でも気分は良し、んだば一丁やったるか!
それ~っと最初はタイラバで攻めるが魚からの手ごたえは無し。 気分を変えてディープ240mラインを探ってみてもまた同じ。
こっ・・・ここまで来たのに、こんな遠くまで時間と燃料使って来たのに、魚のアタリがないなんて
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結果この空気頭が90mラインで真鯛を一枚拾ったきりの超貧果。
おいおいおい、もうちっとドラマがあっても良いのでは?
うふふでもですね、ここは転んでもタダでは起きない私とのんきさん。
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海人だって考えすら及ばない「お魚」を海面で拾ったのですよ。運が良いともいうのですけど。
やっ自分は魚を釣り上げることを、普段から「拾う」と表現いたしますが、今回はそのものズバリ「海面を漂っている魚」をタモですくったのでした。
果たしてその正体は・・・お分かりか?
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なんともうちょっとで50cmのに届くような、言わずと知れた高級魚、どでかいアマダイ様ですじゃ!
滅多にというか、こんなの普通波に漂っていないでしょう?
考えるに釣り上げる途中もう少しのところでバレてしまい、それが直後浮いたのではと。
素晴らしい
タチウオなんかはそんな感じで浮かんでいるのを自分何回か沖で拾ったことがあります。
ドラゴン級のタチが浮かんでいる場合、大抵その脇でカモメが「喰いたいけどデカいし滑るしどうにもならねー」みたいな、途方に暮れた顔をしてたたずんでいるのが、見ているこっちに伝わってきて思わず笑ってしまうのね。
されど「去りがたい」みたいな感がありありで(笑)
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うぷぷ分かるよその気持ち、番しててくれてありがとねー! でもって、ざばっとタモですくってしまうと。
うははははは、まさに盗賊カモメのお株を奪うとはこのことよ
まぁ~でもアマダイをすくうなんて、生涯一度きりのことであろう。 二度あることではない、のんきさん共々そう思っとります。
小笠原丸
話変わりますが自分は沖で漂流物を見かけるとその正体が遠目で分かれば良し、そうでない場合は近寄ってみてみないと気が済まない。
同乗しているチャレンジャー達にはまことに申し訳ないが、そうしないと気が済みませぬ。
あっあと日本が誇る高級大型外洋クルーザーのうちの一つ、飛鳥Ⅱね。
湧き水が良い
沖に浮かんでいるときこの船を見かければ、それが遠かろうが近かろうが、そばに寄ってみたくて仕方がない。
世界一周クルーズ、Sロイヤルスイートは一人あたり約2,400万円(そのときによって価格は違う)、子供だろうが年寄りだろうが同価格。
身分不相応とわかってはいる。
最初から叶わぬ恋とあきらめてもいる。
だけどつかの間の邂逅、たまさか沖であったなら・・・
サワガニ
何回も言うようだけど、チャレンジャー達には申し訳ないとホントに思っているよ
釣りすることを放棄プレーだから。
もうね、まずブリッジの死角を狙い、最初から船体の真ん中より後ろにめがけて斜め45度に突っ込む、そしておもむろに減速。
ちょいと待ってケツに出たなら、その威容を後ろから眺めて・・・うぉぉぉ、何階建てのビルなんだ
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その後はたいてい右からまくって、やはり真ん中まで来てから離脱すると。
たまさかデッキを散歩している人がこちらを発見したときは、皆大らかに手を振ってくれますね。
普段フレンドリーからは対極に位置するこの空気頭でさえ、それを見ると満面の笑みを浮かべて手を振り返します。
はたから見れば、なんと微笑ましいことでしょう!
しかし実際には下から睨め上げるようにして・・・
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うぉぉぉ~い、ビール持ってっかー
素早くよこさんとひでー目にあっちゃうぞ~バーロめバーローめ! ⇐お前はこっぱ海賊か?
う~ん、お上に見つかったら即横浜へ連行なんだろうな、いやはや全く。
あっ、なんの話だったかしら? えらく脱線した。
そうだアマダイの話でした(笑) 結局あとはのんきさんがギンメダイを一つ上げただけで、今回の突発的南房クルーズは終了。
釣果はダメダメでしょう。
でも自分はあのアマダイを拾った時点で、気分的にかなり満足してしまったのでした。
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でもね でもね、隣の「のんきさん」は、まるでドツボにはまった様な顔をしていたと報告しておきましょうか、ぶふっ。
やはり釣れないと精神的にくるんだよね。
まっ南房総海域はこれでしばらく行くことはないでしょう。 次回からはまた地道に湾央で遊んでみたいと思います。
それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!
この日は週半ばにもかかわらず、遠く茨城におわす「のんきさん」と連れ立って、ひさしぶりにディープなやつらをターゲットに沖へ出てみました。
AM6:30分に我が家へよってもらい、タックル等を積み込んでドックを離れたのが7時ジャストくらい。
途中ちょいちょい魔弾を落としながら目指す金谷沖へと南下です。
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だいたいこの辺りの海域は湾央と言えどかなり透明度あって、そのときの潮流いかんよっては「ここは相模湾でしたっけ?」なんて具合にもなります。
それが今回は赤潮なのかな? かなり濁りが入っていましたね
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そんな状況の中のんきさんのお勧めポイント等を、うりゃ~・・・じゃなかった、ウイーンウイーンと電動リールにモノを言わせて探ります。
しかし魚からのアタリはとんと無し。 けっこうあちこち叩いたんだけど、残念。
これは別に赤潮のせいではないと思う。 気まぐれなんだよ、お魚さん達は・・・・とだけ言っておきましょう。
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さてココで終日粘っていれば、釣果また違っていたと思う。でも自分今回どうしても行ってみたいポイントがあったのですよ。
そこはずばり館山湾の入り口付近、南房総の大房崎沖!
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空気頭 ねぇ、行ってみない?
のんき ん~~遠いよね?
空気頭 前回は船中マダイが40枚以上だってよ!
のんき でもポイント入れないでしょう?
空気頭 水がきれいだよ
のんき ん~~~~
空気頭 マグロがいるかもよ
のんき 行ってみよう
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空気頭 うははは!
初めての東京湾側・南房総海域、 行ってみたけど実際かなり遠かった。
途中なんだあれは? 地理的には南無谷沖になるのかしら? いきなり沖の海面から岩が出ている危ない場所を通過して、目指すポイントへと到着です。
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そうだ例の赤茶色の海水は浮島を越えて岩井沖へでたところで、ようやく本来の碧いブルー色になりました。
周りの景色もGPSの画面も今まで見たことないもので(⇐当然だ)、いや良い、良いったら良い!
これで状況良ければ最高なんだけどな。遊漁船やプレジャー達は一カ所に固まることなく、もうてんでんばらばら、水深にこだわることなく浮かんでいたっけ
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でも気分は良し、んだば一丁やったるか!
それ~っと最初はタイラバで攻めるが魚からの手ごたえは無し。 気分を変えてディープ240mラインを探ってみてもまた同じ。
こっ・・・ここまで来たのに、こんな遠くまで時間と燃料使って来たのに、魚のアタリがないなんて
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結果この空気頭が90mラインで真鯛を一枚拾ったきりの超貧果。
おいおいおい、もうちっとドラマがあっても良いのでは?
うふふでもですね、ここは転んでもタダでは起きない私とのんきさん。
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海人だって考えすら及ばない「お魚」を海面で拾ったのですよ。運が良いともいうのですけど。
やっ自分は魚を釣り上げることを、普段から「拾う」と表現いたしますが、今回はそのものズバリ「海面を漂っている魚」をタモですくったのでした。
果たしてその正体は・・・お分かりか?
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なんともうちょっとで50cmのに届くような、言わずと知れた高級魚、どでかいアマダイ様ですじゃ!
滅多にというか、こんなの普通波に漂っていないでしょう?
考えるに釣り上げる途中もう少しのところでバレてしまい、それが直後浮いたのではと。
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タチウオなんかはそんな感じで浮かんでいるのを自分何回か沖で拾ったことがあります。
ドラゴン級のタチが浮かんでいる場合、大抵その脇でカモメが「喰いたいけどデカいし滑るしどうにもならねー」みたいな、途方に暮れた顔をしてたたずんでいるのが、見ているこっちに伝わってきて思わず笑ってしまうのね。
されど「去りがたい」みたいな感がありありで(笑)
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うぷぷ分かるよその気持ち、番しててくれてありがとねー! でもって、ざばっとタモですくってしまうと。
うははははは、まさに盗賊カモメのお株を奪うとはこのことよ
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まぁ~でもアマダイをすくうなんて、生涯一度きりのことであろう。 二度あることではない、のんきさん共々そう思っとります。
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話変わりますが自分は沖で漂流物を見かけるとその正体が遠目で分かれば良し、そうでない場合は近寄ってみてみないと気が済まない。
同乗しているチャレンジャー達にはまことに申し訳ないが、そうしないと気が済みませぬ。
あっあと日本が誇る高級大型外洋クルーザーのうちの一つ、飛鳥Ⅱね。
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沖に浮かんでいるときこの船を見かければ、それが遠かろうが近かろうが、そばに寄ってみたくて仕方がない。
世界一周クルーズ、Sロイヤルスイートは一人あたり約2,400万円(そのときによって価格は違う)、子供だろうが年寄りだろうが同価格。
身分不相応とわかってはいる。
最初から叶わぬ恋とあきらめてもいる。
だけどつかの間の邂逅、たまさか沖であったなら・・・
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何回も言うようだけど、チャレンジャー達には申し訳ないとホントに思っているよ
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釣りすることを放棄プレーだから。
もうね、まずブリッジの死角を狙い、最初から船体の真ん中より後ろにめがけて斜め45度に突っ込む、そしておもむろに減速。
ちょいと待ってケツに出たなら、その威容を後ろから眺めて・・・うぉぉぉ、何階建てのビルなんだ
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その後はたいてい右からまくって、やはり真ん中まで来てから離脱すると。
たまさかデッキを散歩している人がこちらを発見したときは、皆大らかに手を振ってくれますね。
普段フレンドリーからは対極に位置するこの空気頭でさえ、それを見ると満面の笑みを浮かべて手を振り返します。
はたから見れば、なんと微笑ましいことでしょう!
しかし実際には下から睨め上げるようにして・・・
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うぉぉぉ~い、ビール持ってっかー
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う~ん、お上に見つかったら即横浜へ連行なんだろうな、いやはや全く。
あっ、なんの話だったかしら? えらく脱線した。
そうだアマダイの話でした(笑) 結局あとはのんきさんがギンメダイを一つ上げただけで、今回の突発的南房クルーズは終了。
釣果はダメダメでしょう。
でも自分はあのアマダイを拾った時点で、気分的にかなり満足してしまったのでした。
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でもね でもね、隣の「のんきさん」は、まるでドツボにはまった様な顔をしていたと報告しておきましょうか、ぶふっ。
やはり釣れないと精神的にくるんだよね。
まっ南房総海域はこれでしばらく行くことはないでしょう。 次回からはまた地道に湾央で遊んでみたいと思います。
それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!