木更津あだ波団

碧丸とゆかいな仲間達!

東京湾上から 緊急救助要請をうける!

2016年03月31日 18時29分32秒 | 釣り
2016年3月27日 日曜日 中潮



先日は東京でソメイヨシノの開花宣言がなされ、それも平均より5日も早いと聞きおよび「おぉっ、これは花見が楽しみだ!」と、この空気頭手ぐすね引いて待っていたが・・・なんか連日うすら寒くないですか?



みぞれまじりの冷たい雨は降ってくるし、風もまた春とは思えないほどちめたい







したがって自宅付近の桜(ソメイヨシノ)はまだ今のところ、3分咲きといったところ。



いやはや、花冷えという言葉はあるが、そも桜が咲いていないのだもの、全くもってお話にならんよな~。






さて3/27の日曜日は、チーム馬来田のお三方からタイラバの予約が入っていたので、このワタクシ早起きして釣りの準備に余念なし。



AM6:30分には自家用車にガソリンやらタクックルを積み込み、秘密ドッグへ向かっていましたから。


ハマダイコンは元気



約束の出港時間、AM8時ジャストまでは、まだ十分すぎるほど時間ある。



荷物をボートへ積み込んだ後、とりあえず車を返しに自宅へ帰ったところ、ちょうどそのタイミングで「先行している仲間から」私の携帯に連絡が入りました。






時刻確認してみるとAM7:08分・・・早いな、もうマダイ上がったってか!






空気頭    おはようございま~す。



空気頭    いやまだ。 こちら8時出船だから。



空気頭    ん?・・・それで今どこら辺り?



空気頭    4番ブイの北、航路ぎりぎりね、分かった。



空気頭    近くにお上は?いや、いないはずはないぞ。



空気頭    あぁ、いいよ すぐ行く!




ぎょえぇ~まずい、非常にまずい



てっきりタイラバの現状報告かと思ったら、コトはそんなお気楽な話ではなく、なんと仲間のボートがエンジントラブルで航行不能状態に陥ってしまったとのこと。



細かく言えば、エンジンはかかった状態だが、なぜか突然ギアが入らなくなってしまい、自力走行が出来ない状態・・・コトは急を要す、緊急HELP要請の電話だったのです。



まずいまずいまずいまずいまずい、助けに行かねば!



待ってろよー



いや~かなり焦ったよ。 そして瞬間最大風速的に動いた。 どんだけ慌てたかと言うと「落ち着けおれ」と声に出したぐらいですからね。



とりあえずママにわけを話して船着き場までVターンで送ってもらい、燃料缶も普段よりも1個余計に積んで、あと忘れたものなかったかな?あっ、馬来田チームに釣りキャンセルの連絡を入れて



しかし自分のことを船乗りと言うのはおこがましいが、沖に出ている者からすると、海上で航行不能に陥るというのはもうホント最悪の事態。



船に乗っているものならば、誰もが恐れるこコトでしょう。



70馬力でも引っ張れた



これは後から聞いた話だが、今回のトラブルは何の前触れもなくおこったそうです。



ギアの入りもいつもと同じ、別段どこか調子悪いということもなし。



・・・嗚呼、嫌だ嫌だ 



もしこれが夜間であったら、どんな事故に発展したか、考えるだに恐ろしい。



まぁ~今回は多分に運が良くて・・・そうだよな、自分が発見したときは航路真ん中を漂っていたのだもの。



いやはやだけど、えらい目に合う前に間に合って、ほんにえがったえがった。



位置情報が来ました



ドッキングに成功した後は、上総湊と竹岡沖の真ん中にて「にらみを効かせているお上の目」を避け、航路中央際をまっすぐ北上。



1キロほど進んだあたりで、今度こそ航路を横断し浦賀水道を脱出。それからは我慢のスピードで、目指す富津港(修理業者と話し合いの末)へ、じりじりと前進したのでありました。



そうだついでに書くと、今回曳航されることになったボートは、28フィート+乗員5名。



対する私の工作船は、21フィートの70馬力、燃料およそ60リッターを積載。



でその仲間のボートをロープで引っ張るとですね・・・いくらスロットル倒しても、時速にして7kmほどしか出んかったぞ



原チャリなみのスペックだから、前に進むだけまぁ~ましか。


原チャリだよ



それとこれも参考と言ってはなんだが、燃料は通常走行の倍はかかるとみてよいでしょう。



助けに行って牽引している最中、ガス欠で共倒れ・・・なんて。この状況なんといったかな?ミイラとりがミイラになるだったかな?それこそ笑えないよな。



思い返せば自分は過去3回ほど漂流しています。


イトヨリ



そのうちの一回は、久里浜沖まで「木更津ユウワ」が助けにきてくれたのだけど、曳航料として¥80,000円お支払いいたしました。



この金額が高いか安いかは、個人の感性にもよるでしょうが、いずれにしても他人の手を借りるならば、タダでは済まないと覚悟をせねばいけませんね。



さてさてトラブルの話はもうおしまい。


クロいぞ



無事に富津港までボート引っ張り終えた後は・・・タイラバです、ぶふっ!



一度はお断りした馬来田チーム、実はあれから幾度かやりとりがあって、早めにコトが片付くのなら待っていますと。


以上に太い



そんな素早くはいかないのだけど



でも結局AM11:00ぐらいにはチャレンジャー一行を乗せて、またまた東京湾央を真鯛を求めて出た次第。



うふふ、みんな好きだね~。






セオリーどうり南下して、ラストは珍しく金谷沖を叩いてみたけど、どうもアタリは渋かった。



う~む・・・今にして思えば、南下せずじっくりやっときゃ良かったかな、ちと反省。


おち君ヒット



チーム馬来田の皆さん、釣果ショボくてすみません。



特に小野ちゃん、赤いと思ったら渋い「いぶし銀」のやつで、さぞかし・・・ぶふっ。


今年初です



突発的救助は何よりも先決だから、この次はフルに遊びましょう。



またのチャレンジお待ちします。






それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!



本日のターゲットは・・・クサフグです!

2016年03月21日 13時40分37秒 | 釣り
2015年3月20 春分の日



先日は木更津駅西口の「焼鳥 小晴」で、わいのわいのと飲っていたところ、仲間の一人である なおき氏が、あまりにも唐突に「そういえば、クサフグって美味いらしいぞ!」なんて話題をふってくるので、その場にいた全員大いに盛り上がった。



クサフグって堤防でエサ釣りしていると、かなりの高確率で食ってくる外道中の外道・・・カモメでさえ見向きもしない、あの魚のことですよね?



庭の桜が咲きました



ホントか? ほんとなのか? 食ったら毒に当たって死んじまうのじゃなかったか



いや美味いって聞いた(本人は実際確かめたことなし)、今度食べてみればいいじゃんよ、ぐははは!



う~む、しかし・・・釣り人の誰からにも見向きもされず、無残に堤防で打ち捨てられ干からびている、アノ魚が可食できるだなんて。



立派な黄色



小晴から帰宅してのち、本来なら布団に一直線ドロの様に眠るところですが、あまりにも衝撃的な話であったので、その夜は眠い目をこすりながら、パソコンでちょっと検索してみましたよ。



クサフグ  食べる   ポチっとな!



そうしたらですね、これが驚いたことに筋肉は無毒、しかも美味だとうたっているではありませんか。



東京都市場衛生検査所の出している「食用ふぐの種類とその可食部位」の表を見ますと、ちゃんとクサフグも載っているし。


近所の桜も咲いたぜよ



だけど他では微毒なんて書いてもあるので、相変わらずフグを食べるのには気をつかう・・・と言うか、けっこう決意がいるよな~。



話変わるが、自分昔から「身近なところで手に入る」食べ物に興味がありまして。



来るべき食糧難にむけて知識を蓄えておかねば、なんてそこまで大げさなコトではなく「なんちゃって」の部類なんだけど。



思い起こせばそんな関係の本にだって、クサフグの名前は載っていた・・・毒の項に。







まぁ~こんな危険な魚、無理して食べなくても、世の中には「うまい食い物」ごまんとあるからね。



そう思ってはみたが、この春分の日にからむ三連休は、天気概況いまいちよろしくなく、沖には出れなそうなこともあり・・・あまりにヒマだったのでちょっと行って来ましたよ、そうターゲットはクサフグです、ぶふっ!



しかし関東でコイツ本命で狙っているアングラー、はたしているのでしょうか?いや、どう考えてもいるまいよ。






さて自宅からバイクに飛び乗って10分少々、季節がら全く人気のない海岸で、一人ロッドをふる私。



サーフからの釣りなんて、何年ぶりかしら


小道を抜けると海でした



う~ん、気分が良い良い。これでヒラメかマゴチが掛かったらどうしよう、わくわくしちゃうな~・・・なんて思っていたらきました、開始2分ほどで本命様が。



その後もぽつぽつと拾えて、約40分でリリース含め15匹がこの日の釣果。






短時間で狙い違わず本命のみ。 しかも外道の一匹もなし、ターゲット的中率100%。



とっても良く出来ました。うははは・はは・は~・・・ぜんぜん嬉しくないですから






まっいくら暇こいてても、これからさき生涯2度目はないであろう。



とりあえず目的は達したので、なまぐさい香りを放つこヤツらを、ギュッとビニール袋にしばってお持ち帰り。






帰宅後はそく下処理にかかります。



やり方は他のフグと一緒なので、別段問題なしだけど、初めて捌いたこのクサフグ・・・生命力が段違い。






頭だけになっても、恨みがましくいつまでも「歯ぎしりが」凄くてよどんだけ丈夫なんだか。



むき身にしたあとは冷蔵庫にしまい込んで、小一時間ほど出番待ち。



たまさか晩飯がチゲ鍋だったので、最終的にそこに投入してみることにしました。






はたして気になるお味は・・・おっ、美味い!けっこういけますよ。



恐る恐るではあったが、単純に美味かった。ただしフグの身にしては、ちょっとやわらかめかな。






これでもっとデカくなる種類であれば良いのだけど、いかんせん個体が小さいのがなんだと。



ま~でもこうして今、生きて記事書いているわけですし、味もさることながら「緊急時」には食料になること証明出来て、作戦は成功だとそう思っております。







今回はたまたまで、もう二度とはやらんでしょうが、テトロドトキシンはナメてかかると確実に逝くそう。



よそに造って提供したら、お上の御用!ご法度なので厳禁よ。



それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!





春は名のみの 東京湾タイラバゲーム!

2016年03月15日 17時30分16秒 | 釣り
2016年3月13日 日曜日



この日曜日はなんとか沖へ出れましたが、一日通して北風が強く、また寒の戻りってやつなのか?まぁ~寒いこと寒いこと



ただでさえ寒いのに、これで波被るのだもの、よっぽど好きでなけりゃ、やってられないよね、ぶふっ。



ピンク色が濃い種のマメザクラ



さて当日は上げ止まりがAM7:00だったこともあり、出船時刻を8時ジャストのゆるゆる便に設定。



私はと言えば前日に新品交換となったiPhone6の「データー移行」を、この釣りに行く前に成功させようと、AM6:30分に起床して準備に余念なし。



そうなんですよ、携帯電話がいきなり壊れてしまって。



症状的には画面が固まり、そのあとフェードアウト。そして内部でショートでもしているのか、本体がかなり熱くなる。



どうにもお手上げ状態。



水張ると、とたんに春めく



それで修理しようと近くのショップに持ち込んでみれば「コレはアップル製品なので、うちでは無理です」・・・なぬ



代替え機を用意してもらい、後は寝て待っていれば! なんて簡単に思っていたらば、あてがハズレタとはまさしくこのことよ。



自分全くもって知らなんだ、iPhoneの修理って、かなり面倒くさいのね。



そんなわけで自宅PCから修理の予約を入れ、遠路はるばる幕張の正規修理店持ち込んだ次第。



ここではそれほど時間とられなかったけど「保険」に入っていたにもかかわらず、新品交換で¥7,800 とられましたよ、トホホのほ。



それで後はバックアップしてあったデーターを移行すれば万事OKのはずが・・・ここで問題発生です。



Apple IDとその暗証番号は控えてあったので問題無し。



このずっ~と向こうは鴨川の海になる



しかし末尾ezweb.ne.jpだからAUのほうだな、これのパスワードをわすれてしまって。



でも考え付く番号を入力していれば、そのうち通るだろうと、バシバシ打ち込んでいたら・・・あれ?どうした?



どうも連続で間違った番号を入力しちまうと、アレってシャットアウトされるのか?8時間たたなきゃ再入力出来なくなる仕組みのよう



うぎゃー、この空気頭のバカ、バカバカバカバカお馬鹿ちーん



フグの唐揚げ絶品であった



それで話はまたもとに戻るのだけど、起床後すぐ玄関先へ、ロッドだの魚探だのボートに持ち込むものを出し、いつでも出れる状態に。



それじゃ~今度こそ、心落ち着けてパソコンの前に座り、再度パスワードの再設定をば。



よ~し良し、このワードを忘れないようにメモをして



こればかりはWi-Fiとんでいる環境でないとだめだそうで、海の上では出来ない作業なのです。



イワシも美味い



よし、んだばこれでデーターの移行を始めましょう・・・。



とそのとき、我が家の玄関先に、低い腹にこたえるエンジン音が



時刻はAM7:10分。恐る恐るドアを開けてみると・・・あっ、やっぱり!



この車、怖いほど速い



速い、速いよAU・・・じゃなかった早い、早い、お迎え早すぎるよ、ひろのり君。






空気頭     ど、どしたの?8時に出船のはずだけど?



ひろのり君   いや7時10分に迎えに来てって聞いたから



空気頭     いやいや、10分前・・・7時50分でよかったのだけど



ひろのり君   ・・・えっやっぱりおかしいと思ったよ。







iPhoneの復活は、これで半日持ち越し決定です



その後車に荷物を積み込み、飯の確保のため二人してコンビニにたちよったのですが、そのとき何気に彼の車を前から見てみたらですね。



分かりますか?鳥が・・・無残にもフロントエアロにくっ刺さっていて



普段は藪の中にいるクロジか?



いやはや朝っぱらから、どんだけすっと飛ばして来たんだか。



まぁ~なんでも事を急くと、だいたい「しくじる」ことが多い。



自分もよく他人から「せっかち」と言われるので、ちと気を付けようと思います、ぶふっ。



伊藤さんヒット中




さてそて釣果のほうですが、前回カサゴを相手に一緒に遊んだ伊藤氏さんが、タイラバで初真鯛を上げてくまれました。



人生初マダイ



サイズは1.4kgの食って美味し型。うふふふ、本命獲れてえがったえがった。



ラストひろのり君が3.8kgの良型を上げてくれて、なんとかこれで恰好ついたかと・・・しかしお寒いな~



デカいです



自分は操船の合間竿出して、最後のほうで何とか2.6kgを1枚上げること出来ましたよ。


俺が釣っても



今回バウで巻き巻きしてもらった加藤氏とそのお仲間さん、これに懲りずにまた遊びに来て下され。


バウ組



それと特にそのお仲間さんね、今度はきちっと防寒着と着てくるように。いくらなんでもジーパンと薄手のジャンバーでは釣りどころではないであろう。



巻き巻きに神経集中できないものな~。きちっと揃えてまた沖へ参りましょうぞ。



・・・



3月も半ばに入ったというのに、春は名のみのお寒い(釣果も)タイラバゲームでありました、お粗末。



それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!



東京湾アカメフグ(ヒガンフグ) 弾丸スクランブル便釣果報告!

2016年03月11日 03時36分05秒 | 釣り
2016年3月6日 日曜PM 大潮



この空気頭、そうとうに酔っているので、簡略的に釣果報告をば。



3/6の昼飯食ってる真っただ中、久方ぶりにチーム鈴木の阿部氏からLINEが入りました。



木更津駅西口 小晴にて



なんだどうした、こんな時間に?



阿部    ヒマしているなら、お願いします!



空気頭   ・・・いつの話でしょうか?



阿部    今から



空気頭   ・・・こ、こいつ 



いったいこの私をなんだと思っているのかしら?専属の船頭とでも?



チョリソーが良い



ちと、カチッと来たので(笑)、ふざけた返事を一発返信。



空気頭   殿様チャーターは¥30,000です



阿部    むごい



けっきょくボート出すはめになったのですが、この日は夕方から南の強風&雨が降る予報だったので、実を言うとこの自分も沖へ出るのあきらめていたのね。



らーめん三孝 最近は焼き鳥が好きです



しかし彼の熱意にまけて、ほんのちょっとだけ・・・いつものタイラバではなく、自分としては珍しくフグ狙いでやってみることにしました。



PM13:40ごろだったかな?富津秘密ドッグを出て最初に狙ったのは、一海堡と二海堡の間からちょっと南に下ったあたり、水深6mから急に深くなるかけ上がり。



しかしココは結果的に、全くもって魚からのアタリなし。ちょっと前までは、ふぐ船も狙っていたのだけどね。



エビのペーストが素敵



う~む・・・なれば、どんと岸よりをせめてみっか?



結果的にこれが正解だったのかと。



短時間ではありましたが、ぽんぽんと目当てのフグが上がりまして


カメラ忘れるなんて



その後は急に雨の降り方がハンパなく、これ以上の釣りは無理と判断。



PM15:10分、実質1時間半の釣行で納竿と相成った次第。



しかしまともにフグ狙ったのはこれが最初なんだけど、慣れないせいかかなり難しい。



白子食べられるのか?



それとデジカメ忘れてしまって、まともに写真撮れなかったな~。まっあったとしても、あの雨の降り方ではカメラのほうが壊れてしまったでしょう。



とりあえず煮付け



次回はタイラバだと思うけど、また機会あれば試してみたいと思います。



それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!






いろんなものが 落ちている!

2016年03月09日 17時05分25秒 | 日記・エッセイ・コラム
普段なに気に車を走らせていると、道路わきに色々なものが落ちているのに気が付く。



たいていはゴミのような益体もないモノばかりですが、なかには拾って「はっとする」ものも、まれには落ちていますね。



銭の入った財布は言うに及ばず、腕時計やら、実印と年金手帳と印鑑証明がひとくくりに入った袋やら、過去にはハンマードリルというコンクリートを「がしがしぶっ壊す」メジャーな電動工具を、ケースごと拾ったこともありました。



先日は、東京電力木更津支社の前を車で通りかかったとき、左目のすみで何かがキラッと光ったのをとらえ、幸い後続車両もなかったのでその先の路肩に停車し、なんだ今の一瞬光ったモノは?と、歩きで引き返してみて見れば・・・んんっ、ライター?



確かに光った



そうなんですよ、これはジッポ(ZIPPP)ライターってやつですね。いや~自分初めて拾いましたよ。



しかしこの落とし主はどうして気が付かなかったのかしら?ポッケから転げたかなんか知らんが、アスファルトに当たったとき、相当な音がしたと思うのだけど。



あっ自分の名誉のために言うが、この空気頭いつもいつも下向いて走っているわけではありませんよ。そんなことをしていたら、ここまで生きていられませんから(笑)







なんとなく目に飛び込んでくるというか・・・動体視力とか関係しているのかな?



ちなみに視力は両方1.5、趣味は読書、そして私的憩いの場所は君津図書館でありまする、ぶふっ。



拾ったジッポですが、いつものように「嫌々お上に届ける」のは気が引けて・・・これで高価なモノであれば、落とした本人の慌てふためく様が目に浮かぶので、それこそお上の詰め所へ行くところだけど


閉まらん



お上に余計な手間かけさせるのもなんだし。



さてこのジッポ、たぶん車に轢かれたのでしょう、ふたの部分がひしゃげてしまって、もとに戻らない。



それでそのまま、仲間の「なおき氏」のガレージに持ち込んでみてもらうことに。



で彼曰く「まさかジッポの板金やるとは思わなんだ」 うははは、いや全くもって申し訳ない。


踏まれてしまって



コレってけっこう繊細なんだよね?とかなんとか言いながらも、もとどおり使えるようにしてもらいましたよ。



なおき氏、どうもありがとう!



しかしこのジッポライターの「メタルな質感と重さ」ってやつは、実に趣深いものがある。



いいっしょ



そう思い起こせば、今から27~28年前のこと・・・昔仲間の一人に、もめ事が起こると必ずこのジッポを右手に握って、コトに及ぶやつがいたのね。



まっ、パンチの威力が増すという、いたって単純な理由なのだけど。



まだ若かりしころ、あるときこやつと二人で道を歩いていたら、すれ違いの相手といきなりの殴り合いになってしまって・・・我が家の長男坊なんて、その時代のこと想像すらできないだろうな。



地元以外でちょっとした繁華街を歩けば、そこが田舎であろうが都会であろうが、日中ただ普通に買い物しているだけで、確率3割ぐらいでもめ事になるみたいな。



復活です



まっ地域によっても違うのでしょうけど。
あっ、地域と言う言葉でいきなり思い出した。



自分が免許取り立ての二十歳ぐらいのとき、対面から来る車がやけにふらふらしているので、なんだろ?と、わざとUターンして追いかけて並んでみたら・・・なんとそのワゴン、乗っている奴ら全員、運転手まで(6人ぐらい)が超真剣に「シンナー」吸っていましたよ、ぶふっ。



なにも真昼間から、しかも運転してまでやらなんでも、もっと開放的な場所とか、自分たちの秘密基地的サティアンで、ごそごそ誰の迷惑にもならないよう「ラリッていれば」よいであろうに。



たしか筑波山のふもと辺り、下妻側だったな。 


これは意図的に拾う



そんなところ普段大した用がなく通ることもまれなのに、あの年だけでシンナーやりつつ運転している車、なんと3回も見かけたんですぜ!



と言うことは、もっともっと日常的にたくさんそんな車が走っているのでは? う~ん、これもやっぱり地域によってなんでしょうや。



たいてい小汚い



地元ではそんな話聞かなかったもの・・・んっ? なんだっけ? あっジッポの話でした



え~とそうだ、仲間が倒れこんだ相手に「とどめ」とばかり中腰になって、例のジッポ握ったこぶしを思い切り振りかぶって殴りかかったのだけど、それがこやつ、まさかまさかの空振り



そのとき自分は「もうやめろ」と、体をかがめながら、割って入ったのね。



そのタイミングで右から左へぐるんと180度、ふり抜いたこぶしが私の顔に、正確にはあごにガツンと当たってしまって/m_0157/}



時計も拾う




最初頭がガンと鳴ったかと思うと、視界が急に斜めになり・・・遠くで「あっ、ごめん」という声が確かに聞こえた。



時間にすればたぶん2~3秒でしょう。ハッと気が付いたときは、自分の左ひざが地面についていましたとさ、お粗末。


裏ぶたが、なぜか無い



いやはや全く、乱戦で仲間からパンチもらうなんて、後にも先にもこれっきりだが、今にしてみればコレも良い思い出です。



しかしこの30年で、世の中ずいぶんと変わりましたな。



先日東京の渋谷へ行く機会があって、ちょろっと歩いてみたけれど・・・なんだか寂しい気がしましたよ。原宿もしかり、いたって普通の街のように大人しくなっちまって。



あの猥雑感が、全く感じられなくなったよな~。



お上に届けませう



そうだそれこそ初めて自分の車を手に入れて、夜の新宿まで仲間数人と出かけたことがあった。



そのうちの一人が、1年前に東京モードを中退して地元に戻って来ていて、主にその彼の誘導で街中まで車で進んで行ったのですけど、途中この辺で車を置いとくかと、ちよっと広いところで車を寄せたら、いきなり大学生風の二人組が吹っ飛んできて



これか(たばこを吸う仕草)?



こっちか(シンナーを吸う仕草)?



いやびっくらこいた。広いそこの一角は「車で大麻(当時はガンジャと言ったかな?)&シンナー」を買いに来る奴らの、密売ポイントだったと。



さすがは夜の新宿しかしこんな大っぴらにやってて、大丈夫なのかしら?


こっちはもっと気が進まない



はたしてその数週間後「雑誌フライデー」で、かなりの枚数さいて報じられていましたっけ。



まさか警察も動くでしょうし、自分達たまたまタイミングよく飛び込んでしまったのだね。



いろんな所で、いろんな奴らが、男女関係なくエネルギッシュに蠢いていた、そんな時があったのだと・・・自分は世代が違うので、直接味わうことなくここまで来てしまったが、それでもその当時の雰囲気を感じるくらいのことはできた。



朝日屋で、手羽が美味い



失われた20年といわれ幾久しいですが、これが30年も続くとなると、自宅で飲む焼酎の緑茶割りすら・・・?あれ?なんでしたっけ あっ、ジッポの話でした



そうだジッポライターだよ。


べっちん、ありがとう!



ワタクシ自身、昔からタバコは吸いません。でコレはまぁ~必要のないもの「その1」になっちまうので、しばらく手元に置いたあかつきには、欲しいという人に進呈しようかしら。


ステンとか、チタンが大好きです



拾ったモノだけど、こうして使われるのであればさ、落とし主も喜んでくれるであろうと、そう勝手に解釈して・・・本日このブログを閉じたいと思います、たいへんお粗末。



それでは今夜はこの辺で、さらばさらば!