Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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つながりを創る

2007-07-06 10:32:03 | 他愛もないこと
ちょっとカウンセリングネタから脱線してみたいと思います。

「いまどきの若いヤツらは、やる気がない、根気がない、覇気がない、何を考えているかわからない」

本当だろうか・・・?

以前から、そんな言葉を聴くと何となく抵抗を感じていて、今の若者は「2極分化してるのかもしれない」と考えてしまいます。

あと、時代は変わっているのに何か決まった枠組みでしか彼らを見ようとしない社会や、時代を越えて伝えたい大切なことがあるはずなのに、評論・評価だけに終始し、本気で関わろうとしない大人。

「やる気」や「ひらめき」「勤勉さ」もちろん「常識」「道徳」を備えた若者だっているでしょ?

そういう若者はそういう自分が活躍できるステージがどういうところなのかわかっていて、そういうステージを探しながら、力をつけながら多分活躍していると思うんですよネ。

そこは、「いまどきの若いヤツラは・・・」なんて言っている大人が知らないステージなだけかもしれません。以前、転職活動をしている時に垣間見ました。

「うちの会社の面接に来るヤツろくなヤツ来ない・・・」
「会社の若いやつらは言われたことしかやらない、やるべきことすらもできていない」

そんな言葉も、同世代から聴くようになり、

「あなたんとこ、そんな人しか面接にこない会社ってことでしょ?」
「それでも働き続けることができる会社なんでしょ?」
「そんな人を教育できない会社もどうよ・・・」

ってむしろ自分の会社に危機感を覚えるべきなんじゃないかって、ココロの中で毒づいてしまう私です・・・。

私自身も勤め人時代はそう考えるようにして、自戒をしていました。

私は、最後のバブル組なんですが、失われた10年の間に就職活動をした学生って、多分私たちの時代よりも、はるかにたくさんの企業訪問をし、業界を研究し、自己分析なんかもやってます。

20代前半ならではのみずみずしさを持って、果敢に戦い、破れ、泣き、諦めを知り、口では愚痴りつつも、まばゆいばかりの喜びの意味も知っているように思うんですよね。(景気が上向いた今の学生は、今後どうなっていくのか別の傾向を示すんでしょう)

そりゃ、苦労して入社した会社が、しょぼかったら、がっくりするって気持ちもわかんなくもないんです。会社も、上司も先輩も自分の未来を重ねるとガックリしてしまうくらい見た目もココロもくすんでて・・・

何か言い訳をしながら、私たちの世代自身が「彼らに望むこと」ができてなくて仕方ないだろ的に開き直り、自分のどんな背中が彼らの目に映っているのかの感度を失い、彼らのエネルギーの低さを育った家庭環境のせいにして、いつの間にか彼らとの接触を避けたら終わりだと思うんです。

30代後半になって、私も十分におとなになりました。

最近思うのは、私も一人でここまでおとなになった訳でなく、教わったことや身につけたことをたな卸しをすると、お世話になった人たちの顔がたくさん浮かんでくるようになりました。

もしかしたら、そういう人たちに教わったことやしていただいたことを、もっと下の世代に伝えていく年になったのかなぁって思うんですよね。

そして、自分たちが亡くしつつあるものを逆に教えてもらう。

私自身は、彼らが困ってたら「どうしたの?」って言える自分でありたいと思うし、逆に何かしていただいたり、教えていただいたら、素直に「ありがとう」って言える自分でありたいと思っています。

私たちの世代は、20代の半ば~後半からITの恩恵を受け、情報の処理、収集、発信の手段として、それなりに使いこなせる世代でもあります。

しかし、その一方でネットワークを築いている年齢の幅が狭くなっているのも確かで、仕事以外に地域や趣味などで年長の人たちから『縦軸』で何かを教わることというのは、意識しなければ少なくなっています。

「すぎなみソーシャル・デザイン塾~人・モノ・組織をつなぐ社会起業家になる~」という場で、3月まで学ぶ場を得たのですが、自分は何をつなぐことができるのか、卒業時には社会事業モデルを創ることなります。

「世代をつなぐ」そんな取り組みを時間をかけてゆっくり考えたいと思います。

はるさん、そりゃ甘いよと考えるか、やってみなはれと考えるか、何か少しでも感じた方はぽちっとよろしく。



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コメント (2)
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