年明けからいろいろと自分にとっては転機になるようなことが続いておりました。
今日は、自分の仕事の大半を占める「研修」についての考え方に確信を持つことができたきっかけについて書き残しておきます。
そのきっかけは、『涙と笑いのハッピークラス 四年一組命の授業』というNHKスペシャルで2003年に放映された番組との出会いです。
現在は、北陸学院大学で教授をされている金森俊朗先生が、小学校教員だった頃のあるクラスのドキュメンタリー番組です。
もう、9年も前のコンテンツです。
なぜ、このような良質なコンテンツに出会えなかったのかと、何とも悔しい思いはありますが、
『必要な出会いは、本当に必要な時にやってくるんだ・・・』
と、ここ数年を振り返ると心底思えます。
ご紹介したいのは、Youtube上にあったこれらの動画。
続きは
Children full of life 2/5
Children full of life 3/5
Children full of life 4/5
Children full of life 5/5
ナレーションは英語ですが、我々日本人が主旨を理解するのはそう難しいことではありません。
さて、これらは、もともと小学校の教員になりたかった私にとっては、あまりにも胸を打つ内容でありました。
とっさに
『この番組を多くの人と一緒に見たい!』
ということで、クライアント先の社員さんと見て、対話の機会を持ちました。
この動画をなぜ、シェアしたかったのかというと、それは、金森学級がそうであったように、
職場も詰まるところ、
「共通の目的・目標に向って、人と人がつながりあって成果を出し、共に成長する場所」
なんじゃないかって、私なりの意図があってのこと。
しかし、その意図までもシェアできたかは問題ではなく、実に多様な視点からよき分かち合いはできたと感じることができました。
放映から10年近く経った今は、医療や介護の現場での人材育成のヒントとして見続けられているとのことですが、私は業界を超えて「リーダーシップ」について考える教材としても秀逸だと思っています。
リーダーシップと言うと、金森先生の指導方法に目が向くかもしれませんが、私は、むしろ子供たちの勇気と思いやりの心に涙し、日々身についていくリーダーシップに心が動きました。
そして、
大人と子供、初等教育と成人教育には違いは多々あれども、変革を積み重ねていく子供たちに、
年を重ねて染み付いた、現実に対応できない思考や行動を手放せず、新しい思考や行動を獲得することが難しくなっている大人にはない
瑞々しさや素直さを懐かしまざるを得なかったのでした。
取り戻したい(汗)
そして、私が、最も感動したのは、
2/5の動画で、金森先生が子供たちのいじめの問題に対して「自分の中の仲間への軽蔑」と向き合わせる時間を強制的に持たせた場面です。
自分の中の弱い心に向き合うには、素通りしてはいけないきっかけが必要だと思います。
自分の中の弱さの正体を知ることや、
自分にそういう心があることを認めるのもつらいし、
見つけた時に自分を責め過ぎることなく、
自分を変容させていくことに責任を持ちつづけながら、時に葛藤する。
そこに教師として静かに寄り添っていくこと、見守ること。
金森先生は、実家のある石川県では大変名の知られた教育者の方で、しかも大学の先輩でもあります。
もし、私が、教員になることを選択していたら、もっと早く出会っていたでしょう。
このコンテンツから何を学んだかということは、正直書ききれません。
このコンテンツが自分の中でかけがえのないものになっている理由は、
この番組の印象に残ったシーンが、何度も何度も私に問いかけてきて、その度に私に思考を促し、行動に至らしめ、そして振り返りを促すからです。
学習が今もなお続いている感じ、十分です。
このコンテンツに出会ってから、本格的に研修の教授法についての模索が始まりました。
仕事の環境も勇気を持って変えながら、試行錯誤の日々が始まりました。
今日は、自分の仕事の大半を占める「研修」についての考え方に確信を持つことができたきっかけについて書き残しておきます。
そのきっかけは、『涙と笑いのハッピークラス 四年一組命の授業』というNHKスペシャルで2003年に放映された番組との出会いです。
現在は、北陸学院大学で教授をされている金森俊朗先生が、小学校教員だった頃のあるクラスのドキュメンタリー番組です。
もう、9年も前のコンテンツです。
なぜ、このような良質なコンテンツに出会えなかったのかと、何とも悔しい思いはありますが、
『必要な出会いは、本当に必要な時にやってくるんだ・・・』
と、ここ数年を振り返ると心底思えます。
ご紹介したいのは、Youtube上にあったこれらの動画。
続きは
Children full of life 2/5
Children full of life 3/5
Children full of life 4/5
Children full of life 5/5
ナレーションは英語ですが、我々日本人が主旨を理解するのはそう難しいことではありません。
さて、これらは、もともと小学校の教員になりたかった私にとっては、あまりにも胸を打つ内容でありました。
とっさに
『この番組を多くの人と一緒に見たい!』
ということで、クライアント先の社員さんと見て、対話の機会を持ちました。
この動画をなぜ、シェアしたかったのかというと、それは、金森学級がそうであったように、
職場も詰まるところ、
「共通の目的・目標に向って、人と人がつながりあって成果を出し、共に成長する場所」
なんじゃないかって、私なりの意図があってのこと。
しかし、その意図までもシェアできたかは問題ではなく、実に多様な視点からよき分かち合いはできたと感じることができました。
放映から10年近く経った今は、医療や介護の現場での人材育成のヒントとして見続けられているとのことですが、私は業界を超えて「リーダーシップ」について考える教材としても秀逸だと思っています。
リーダーシップと言うと、金森先生の指導方法に目が向くかもしれませんが、私は、むしろ子供たちの勇気と思いやりの心に涙し、日々身についていくリーダーシップに心が動きました。
そして、
大人と子供、初等教育と成人教育には違いは多々あれども、変革を積み重ねていく子供たちに、
年を重ねて染み付いた、現実に対応できない思考や行動を手放せず、新しい思考や行動を獲得することが難しくなっている大人にはない
瑞々しさや素直さを懐かしまざるを得なかったのでした。
取り戻したい(汗)
そして、私が、最も感動したのは、
2/5の動画で、金森先生が子供たちのいじめの問題に対して「自分の中の仲間への軽蔑」と向き合わせる時間を強制的に持たせた場面です。
自分の中の弱い心に向き合うには、素通りしてはいけないきっかけが必要だと思います。
自分の中の弱さの正体を知ることや、
自分にそういう心があることを認めるのもつらいし、
見つけた時に自分を責め過ぎることなく、
自分を変容させていくことに責任を持ちつづけながら、時に葛藤する。
そこに教師として静かに寄り添っていくこと、見守ること。
金森先生は、実家のある石川県では大変名の知られた教育者の方で、しかも大学の先輩でもあります。
もし、私が、教員になることを選択していたら、もっと早く出会っていたでしょう。
このコンテンツから何を学んだかということは、正直書ききれません。
このコンテンツが自分の中でかけがえのないものになっている理由は、
この番組の印象に残ったシーンが、何度も何度も私に問いかけてきて、その度に私に思考を促し、行動に至らしめ、そして振り返りを促すからです。
学習が今もなお続いている感じ、十分です。
このコンテンツに出会ってから、本格的に研修の教授法についての模索が始まりました。
仕事の環境も勇気を持って変えながら、試行錯誤の日々が始まりました。
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