先日、今さらながらで恥ずかしいのですが、金森俊朗先生の『涙と笑いのハッピークラス』について書きました。
実は、ずっとお会いできる日がないかと先生のHPを拝見しておりまして、6月4日に北陸学院大学での金森俊朗先生の公開授業を受講してきました。
初等教育・成人教育の違いはあれど、なぜ先生が『情操教育の最高峰』と言われるのかをもっともっと知りたかったのです。
受講したのは国語の授業でした。
受講して、気づいたこと、感じたこと、考えたことをメモしておきます。
まず「私自分にがっかり」(泣)
自分の心情理解の力、心情を言葉に出して表現する力のナントまあ弱いこと、弱いこと。
結局、教科書どおりのことしかわかってないんじゃない?
都合よくキレイな言葉で抽象的にまとめてしまってわかったふり、わかってもらったつもりになってないか?
オトナニナッタイマ、コトバヲベンリニツカイスギ・・・
そして、何よりも大人として経験を重ねた今、推量や思いこみ・決めつけでそれ以上深く、相手を観察できなかったり、理解しようとしなかったりしてないか?
それでも、大人になって「問題が解決する力があればいいじゃないか?」という考えがまかり通るほど、実務の世界は甘くない。
クレーム対応や交渉・説得や、こじれた相手との工夫を要するコミュニケーションの出発点はやはり共感的理解。
私都合の問題解決策に相手が心から喜んで合意するかって話です。
特にコールセンター在職時には、大人になってからこの力を一からトレーニングすることの難しさを痛感しておりました。
皮肉なことに、ここから離れて様々な教育の技法を知ってから、見えてきた感はあります。
先生の授業では、単なる読解力だけではない深く他者の内面を見つめながら、自分の感情や情緒を豊かなものにしていき、子供なりに「あり方」「態度」や「観」を学んでいく。
語彙は少なくとも、子供たちが苦し紛れに言葉にしながら語彙力を高めるトレーニングになっていることが良くわかりました。
また、先生の授業は「命の大切さ」に折りに触れ立ち返るという特色があると言われていましたが、この教材では自然(理科)・勤労観(社会)のような切り口からも子供に考える機会が用意されていたと思います。
教科を超えた『ホリスティック教育』的であることがわかりました。
そんなことが、授業の端々の先生の「問い」からどんどんつながっていくことに、じーんとした瞬間も度々ありました。
これらの経験は後の私に、「コンテンツ」を扱いながら、研修(プロセス)の中で「あり方」「態度」「スキル」を身につけたり、振り返るといった視点から研修を進めることへの意欲を高揚させました。
百聞は一見にしかず。
思い切って会いに行って良かったです。
一緒に受講した方々の中には、教員や教員を目指す方も多かったのですが、授業の意図に沿い、丁寧に丁寧に主人公の心情を表現されていたのが素晴らしく触発されました。
日頃から、感じる力を磨き、心を開いて話す機会を維持して行きたいと切に思う昨今です。
先生から、DVDをお借りしてNHKで放送された番組を拝見しました。
youtubeではわからなかった部分も見ることができて満足です。
本と合わせて見るともうかなり入り込めます。
実家のある金沢に戻った時に、機会があればまたお目にかかりたいと思っています。
実は、ずっとお会いできる日がないかと先生のHPを拝見しておりまして、6月4日に北陸学院大学での金森俊朗先生の公開授業を受講してきました。
初等教育・成人教育の違いはあれど、なぜ先生が『情操教育の最高峰』と言われるのかをもっともっと知りたかったのです。
受講したのは国語の授業でした。
受講して、気づいたこと、感じたこと、考えたことをメモしておきます。
まず「私自分にがっかり」(泣)
自分の心情理解の力、心情を言葉に出して表現する力のナントまあ弱いこと、弱いこと。
結局、教科書どおりのことしかわかってないんじゃない?
都合よくキレイな言葉で抽象的にまとめてしまってわかったふり、わかってもらったつもりになってないか?
オトナニナッタイマ、コトバヲベンリニツカイスギ・・・
そして、何よりも大人として経験を重ねた今、推量や思いこみ・決めつけでそれ以上深く、相手を観察できなかったり、理解しようとしなかったりしてないか?
それでも、大人になって「問題が解決する力があればいいじゃないか?」という考えがまかり通るほど、実務の世界は甘くない。
クレーム対応や交渉・説得や、こじれた相手との工夫を要するコミュニケーションの出発点はやはり共感的理解。
私都合の問題解決策に相手が心から喜んで合意するかって話です。
特にコールセンター在職時には、大人になってからこの力を一からトレーニングすることの難しさを痛感しておりました。
皮肉なことに、ここから離れて様々な教育の技法を知ってから、見えてきた感はあります。
先生の授業では、単なる読解力だけではない深く他者の内面を見つめながら、自分の感情や情緒を豊かなものにしていき、子供なりに「あり方」「態度」や「観」を学んでいく。
語彙は少なくとも、子供たちが苦し紛れに言葉にしながら語彙力を高めるトレーニングになっていることが良くわかりました。
また、先生の授業は「命の大切さ」に折りに触れ立ち返るという特色があると言われていましたが、この教材では自然(理科)・勤労観(社会)のような切り口からも子供に考える機会が用意されていたと思います。
教科を超えた『ホリスティック教育』的であることがわかりました。
そんなことが、授業の端々の先生の「問い」からどんどんつながっていくことに、じーんとした瞬間も度々ありました。
これらの経験は後の私に、「コンテンツ」を扱いながら、研修(プロセス)の中で「あり方」「態度」「スキル」を身につけたり、振り返るといった視点から研修を進めることへの意欲を高揚させました。
百聞は一見にしかず。
思い切って会いに行って良かったです。
一緒に受講した方々の中には、教員や教員を目指す方も多かったのですが、授業の意図に沿い、丁寧に丁寧に主人公の心情を表現されていたのが素晴らしく触発されました。
日頃から、感じる力を磨き、心を開いて話す機会を維持して行きたいと切に思う昨今です。
先生から、DVDをお借りしてNHKで放送された番組を拝見しました。
youtubeではわからなかった部分も見ることができて満足です。
本と合わせて見るともうかなり入り込めます。
4年1組命の授業―金森学級の35人 (NHKスペシャル―こども輝けいのち) | |
クリエーター情報なし | |
日本放送出版協会 |
実家のある金沢に戻った時に、機会があればまたお目にかかりたいと思っています。
http://yaplog.jp/kousei98/archive/2659
に行った
前のページを読んだ時も ここを読んだ時も
すぐにコメントしたい何かがあったのに
すぐに出来ない
このまま コメントできずに終わってしまうだろう
はるさんの最近周囲で見かけていない
頑張り屋さん あちこちに蔓延させたくて
金森せんせいだったら
78歳の 失語少年をどう導いてくれるのだろう
お久しぶりです。
私も長年腰痛に悩んでいますが、それも思い込みもある
と思います。
「腰痛は、腰に爆弾抱えているようなものだから、長いつきあいだ」
そういうことをお医者さんに言われてからずーっとでした。
無理に頑張る必要もないのですが、
調子がいい時には素直によろこび、
調子が悪いときには体が良くなろうとして戦っているんだな
と思って応援する。
その後、お加減はいかがですか?