明後日から、怒涛の10日間がはじまります。
そして、この10日間の〆は、以前から行きたいと思っていた、未踏の地:島根・鳥取へ参ります。
この期間、登壇が重なるため、連日、予習が続いています。
3年目になった講師としての仕事も、少しづつ慣れてきました。
それは、登壇がスポーツの試合と同じと気づいた頃からかもしれません。
私は、大学時代は体育会バレー部でした。
地方国立大学が地区優勝をしてインカレに行くのですから、練習の休みは週1日です。
体育会と言うと、シゴキだったり、理不尽な上下関係などをイメージされる方もいらっしゃると思いますが、決してそんな訳ではありません。
なぜなら、2代続けて、練習嫌いなキャプテンであった為(笑)
私たちと1つ下の学年は、体育専攻の学生が大半でしたので、練習は生活の一部でしたが、それに甘んじることなく、無駄を徹底的に排除し、目的と目標をはっきりさせ、本当に効果的な練習だけを追求していました。
そうは言っても、体力の極限まで自分たちを追い込むことだってもちろんします。
私のようなチビッ子レシーバーチームの役割は、「練習で花になる」ことです。
つまりは、ナイスプレイで練習を盛り上げ、スタメンを圧倒する気迫でボールを追いかけ続ける必要がある訳です。
しかも、人一倍、高いテンションでメンバーを応援する・・・
しかし、当時はリベロの制度なんてありませんでしたから、試合では、1セットにつき1度サーブで入って、3ローテーションでしか結果を残すことはできません。
自分の役割を果たす上で、最も大切なのは、100%のパフォーマンスが発揮できるフィジカルとメンタルのコンディションを作ることです。
ウォーミングアップにはじまり、イメージトレーニング、自律訓練法、漸進的筋弛緩法など、当時から慣れ親しんでいたことは、実は、登壇前に無意識にやってるんですよね。
テクビアシクビマワシテ、ストレッチシテルコウシッテドウヨ・・・
2年目から、登壇の時に自分のキャラクターを偽らなくなりました。
自分以外の誰かになっても、良いパフォーマンスなど期待できると思っていないからです。
では、良いパフォーマンス状態にある時、自分はどんな心理状態にあるか?
感覚的にわかっているつもりでしたが、メンタルタフネスの権威のジム・レイヤーは、最高の行動時の理想的な心理状態:IPS(Ideal Performance State)の内側で起きていることを12個挙げています。
簡単に要点を併記します。
・精神的落ち着き:真っ白な状態、スローモーションの中での動いているように冷静。
・肉体的リラックス:筋肉の緊張が見られない
・不安の解消:不安は意欲や気力を欠いている時にのみ役に立つもの
・意欲(エネルギー):体の力が抜け、落ち着いている時に起こる。緊張を伴う気合いなどからは生み出されない。
・楽観的な態度:強い信念を持って、最高の選択を行うためには、楽観的であることが選択肢に影響を与える。
・楽しさ:上手にできるから楽しいのではなく、楽しいから上手になる。
・無理のない努力:心と体の調和がとれている時は、課題が簡単に達成できるもの。
・自然さ:素晴らしい行動は、自動的で直観的・本能的なもの
・注意力:自分や周囲の動きがわかり、誰が何をしようとしているか掴んでいる。
・集中力:行動自体に集中していること。
・自信:挑戦に立ち向かっていけるというこことの内部の強い確信
・自己コントロール:自分で自分、自分の意思をコントロールしているという意識のこと。状況のなるがままになる犠牲者ではないこと。
無論、先日から書いている脳内物質もこれらの状態を作る上で大きく影響を与えます。
それは、不随意的かもしれませんが、とにもかくにも良いパフォーマンスを生み出す心理状態を自分で作っていくこと。
そして体力レベルと、選択する行動は感情に大きく影響を及ぼします。
登壇前日、良く寝るようになり、体を鍛えるようになったのは、そういう理由でもあります。
大学時代に学んだことが因縁のように、よみがえる不思議。
初版が1992年で私が大学を卒業した年ですが、ビジネスパーソン向けに書かれたこの本から、今もなお健やかに暮らす術を多いに学んでいます。
感情は、行為と思考を通してコントロールできるもの。
多くの人に知っていただきたいです。
ポチっとお願いします。
↓
そして、この10日間の〆は、以前から行きたいと思っていた、未踏の地:島根・鳥取へ参ります。
この期間、登壇が重なるため、連日、予習が続いています。
3年目になった講師としての仕事も、少しづつ慣れてきました。
それは、登壇がスポーツの試合と同じと気づいた頃からかもしれません。
私は、大学時代は体育会バレー部でした。
地方国立大学が地区優勝をしてインカレに行くのですから、練習の休みは週1日です。
体育会と言うと、シゴキだったり、理不尽な上下関係などをイメージされる方もいらっしゃると思いますが、決してそんな訳ではありません。
なぜなら、2代続けて、練習嫌いなキャプテンであった為(笑)
私たちと1つ下の学年は、体育専攻の学生が大半でしたので、練習は生活の一部でしたが、それに甘んじることなく、無駄を徹底的に排除し、目的と目標をはっきりさせ、本当に効果的な練習だけを追求していました。
そうは言っても、体力の極限まで自分たちを追い込むことだってもちろんします。
私のようなチビッ子レシーバーチームの役割は、「練習で花になる」ことです。
つまりは、ナイスプレイで練習を盛り上げ、スタメンを圧倒する気迫でボールを追いかけ続ける必要がある訳です。
しかも、人一倍、高いテンションでメンバーを応援する・・・
しかし、当時はリベロの制度なんてありませんでしたから、試合では、1セットにつき1度サーブで入って、3ローテーションでしか結果を残すことはできません。
自分の役割を果たす上で、最も大切なのは、100%のパフォーマンスが発揮できるフィジカルとメンタルのコンディションを作ることです。
ウォーミングアップにはじまり、イメージトレーニング、自律訓練法、漸進的筋弛緩法など、当時から慣れ親しんでいたことは、実は、登壇前に無意識にやってるんですよね。
テクビアシクビマワシテ、ストレッチシテルコウシッテドウヨ・・・
2年目から、登壇の時に自分のキャラクターを偽らなくなりました。
自分以外の誰かになっても、良いパフォーマンスなど期待できると思っていないからです。
では、良いパフォーマンス状態にある時、自分はどんな心理状態にあるか?
感覚的にわかっているつもりでしたが、メンタルタフネスの権威のジム・レイヤーは、最高の行動時の理想的な心理状態:IPS(Ideal Performance State)の内側で起きていることを12個挙げています。
簡単に要点を併記します。
・精神的落ち着き:真っ白な状態、スローモーションの中での動いているように冷静。
・肉体的リラックス:筋肉の緊張が見られない
・不安の解消:不安は意欲や気力を欠いている時にのみ役に立つもの
・意欲(エネルギー):体の力が抜け、落ち着いている時に起こる。緊張を伴う気合いなどからは生み出されない。
・楽観的な態度:強い信念を持って、最高の選択を行うためには、楽観的であることが選択肢に影響を与える。
・楽しさ:上手にできるから楽しいのではなく、楽しいから上手になる。
・無理のない努力:心と体の調和がとれている時は、課題が簡単に達成できるもの。
・自然さ:素晴らしい行動は、自動的で直観的・本能的なもの
・注意力:自分や周囲の動きがわかり、誰が何をしようとしているか掴んでいる。
・集中力:行動自体に集中していること。
・自信:挑戦に立ち向かっていけるというこことの内部の強い確信
・自己コントロール:自分で自分、自分の意思をコントロールしているという意識のこと。状況のなるがままになる犠牲者ではないこと。
無論、先日から書いている脳内物質もこれらの状態を作る上で大きく影響を与えます。
それは、不随意的かもしれませんが、とにもかくにも良いパフォーマンスを生み出す心理状態を自分で作っていくこと。
そして体力レベルと、選択する行動は感情に大きく影響を及ぼします。
登壇前日、良く寝るようになり、体を鍛えるようになったのは、そういう理由でもあります。
大学時代に学んだことが因縁のように、よみがえる不思議。
ビジネスマンのためのメンタル・タフネスジム レーヤー,ピーター・J. マクラフリンティビーエスブリタニカこのアイテムの詳細を見る |
初版が1992年で私が大学を卒業した年ですが、ビジネスパーソン向けに書かれたこの本から、今もなお健やかに暮らす術を多いに学んでいます。
感情は、行為と思考を通してコントロールできるもの。
多くの人に知っていただきたいです。
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