今朝は、早めに起きてひと仕事を終え、映画を見に行きました。
夏の暑い盛りから、見に行こうと思っていたのですが、ずるずる引き延ばしになっており今日ようやく。
闇の子供たち
原作はこの本
このブログの読者のどれくらいの人が見に行ったのでしょうか。
超話題作でありながら、認知度はいかに?
平日のレディースデーだからか、小さな映画館を埋めた大半は女性でした。
衝撃的な画像が続くことは知っていたので、よほど気力が充実している時でないとかなり滅入ってしまうのではないかと思い、大事な研修を終えた後を選び迎えた今日。
タイの子供たちの人身売買にフォーカスされたこの映画、あまりに命が無残に扱われるその様に、私は何度目をそらしたことか。
タイでは上映禁止になったという。
この作品に描かれていることは、全てが事実ではないまでも、事実に基づいて作られたことには違いなく、
これまで知らずにいた自分のオメデタさを恥ずかしく思いました。
貧国の子供の命が、あたり前のようにお金で買われていき、
映画の中だけであってほしい、エイズに感染した子供がゴミ袋に入れて捨てられていき、生き延びて自分を欺いた親の元に必死で戻りながらも・・・
結末は、とてもブログの記事として書けない。
臓器移植に年齢制限がある日本では受けられない移植医療の為に、親のみぞ知る子への愛情・偶然の豊かさと引き換えに
貧国の子供が生きたまま臓器が売買され、ブローカーと医師のみが潤うしくみ。
映画の中だけであってほしい・・・
欧米や日本人の富裕層の不気味で醜い小児性愛者(ペドフィリア)の狂気。
何となくは知ってたけど小児性愛者(とりわけ虐待を伴う)って病気ってことでいいんでしょうか?
病理的なものなんですか?
ネットで調べても、調べてもマジで解説が理解できないっす。
なぜ似た志を持つNGO同志が殺しあうのか・・・・
いったい何が起きているのか?
超、混乱・・・
何もかもが、受け入れがたい。
流れる涙などない、あるのは無力感のみ。
江口洋介が演じたタイ支局の新聞記者:南部が押しつぶされた現実、宮崎あおい演じるボランティアセンターの女性:音羽が立ち向かう現実。
豊かさになれた者の満たされない思いが、弱い者にぶつけられる。
同じ日本人が、国境を越えた国で虐待をはたらいているのなら本当に恥ずかしい。
そして、日本は何年たっても過去に侵略した国々をはじめ、その他アジアの国々から尊敬されないと思う。
世界的な映画祭でも注目されることはないと思う。
以前、ある人に
「自分の目標に向かうには、暗い現実に眼を向けてはいけない」と言われました。
そして、もっと美しいモノを見て、触れて、もっと幸せな気分になれる映画を見た方がよいのかもしれないとも思う。
この現実を知ったことで今後、自分にどんな影響があるのか?
おそらくならば、自分が何か使命感を感じて何か直接的な行動に出るというよりも、ただ見てみぬふりしなくなるだけだと思う。
貧困から子供たちを救うために、きちんとお金を使ってくれる団体にお金を寄付します。
映画が終わって、スクリーンを縦に流れる桑田圭祐が歌うエンディング曲「現代東京奇譚」の歌詞を皆がやりきれない思いで追ったと思います。
夕方からの打ち合わせでは、目元の重さとは裏腹に内側には妙な力が満ちていました。
見る勇気のある人にはお勧めします。
たまにクリックよろしく。
↓
夏の暑い盛りから、見に行こうと思っていたのですが、ずるずる引き延ばしになっており今日ようやく。
闇の子供たち
原作はこの本
闇の子供たち (幻冬舎文庫)梁 石日幻冬舎このアイテムの詳細を見る |
このブログの読者のどれくらいの人が見に行ったのでしょうか。
超話題作でありながら、認知度はいかに?
平日のレディースデーだからか、小さな映画館を埋めた大半は女性でした。
衝撃的な画像が続くことは知っていたので、よほど気力が充実している時でないとかなり滅入ってしまうのではないかと思い、大事な研修を終えた後を選び迎えた今日。
タイの子供たちの人身売買にフォーカスされたこの映画、あまりに命が無残に扱われるその様に、私は何度目をそらしたことか。
タイでは上映禁止になったという。
この作品に描かれていることは、全てが事実ではないまでも、事実に基づいて作られたことには違いなく、
これまで知らずにいた自分のオメデタさを恥ずかしく思いました。
貧国の子供の命が、あたり前のようにお金で買われていき、
映画の中だけであってほしい、エイズに感染した子供がゴミ袋に入れて捨てられていき、生き延びて自分を欺いた親の元に必死で戻りながらも・・・
結末は、とてもブログの記事として書けない。
臓器移植に年齢制限がある日本では受けられない移植医療の為に、親のみぞ知る子への愛情・偶然の豊かさと引き換えに
貧国の子供が生きたまま臓器が売買され、ブローカーと医師のみが潤うしくみ。
映画の中だけであってほしい・・・
欧米や日本人の富裕層の不気味で醜い小児性愛者(ペドフィリア)の狂気。
何となくは知ってたけど小児性愛者(とりわけ虐待を伴う)って病気ってことでいいんでしょうか?
病理的なものなんですか?
ネットで調べても、調べてもマジで解説が理解できないっす。
なぜ似た志を持つNGO同志が殺しあうのか・・・・
いったい何が起きているのか?
超、混乱・・・
何もかもが、受け入れがたい。
流れる涙などない、あるのは無力感のみ。
江口洋介が演じたタイ支局の新聞記者:南部が押しつぶされた現実、宮崎あおい演じるボランティアセンターの女性:音羽が立ち向かう現実。
豊かさになれた者の満たされない思いが、弱い者にぶつけられる。
同じ日本人が、国境を越えた国で虐待をはたらいているのなら本当に恥ずかしい。
そして、日本は何年たっても過去に侵略した国々をはじめ、その他アジアの国々から尊敬されないと思う。
世界的な映画祭でも注目されることはないと思う。
以前、ある人に
「自分の目標に向かうには、暗い現実に眼を向けてはいけない」と言われました。
そして、もっと美しいモノを見て、触れて、もっと幸せな気分になれる映画を見た方がよいのかもしれないとも思う。
この現実を知ったことで今後、自分にどんな影響があるのか?
おそらくならば、自分が何か使命感を感じて何か直接的な行動に出るというよりも、ただ見てみぬふりしなくなるだけだと思う。
貧困から子供たちを救うために、きちんとお金を使ってくれる団体にお金を寄付します。
映画が終わって、スクリーンを縦に流れる桑田圭祐が歌うエンディング曲「現代東京奇譚」の歌詞を皆がやりきれない思いで追ったと思います。
夕方からの打ち合わせでは、目元の重さとは裏腹に内側には妙な力が満ちていました。
見る勇気のある人にはお勧めします。
たまにクリックよろしく。
↓
この連休に見に行きたいと思います
ありがとうございます。
涙が出ません。
国内のことが大事だと思っていましたが、なぜ志のある人が貧国の支援をするのか痛いほどわかりました。
先に発展した国の者として何かできることがあるはずだと思いました。
そうそう。そうだと思います。
本村さんの本を読んだ後に私が感じたけども表現できなかった気持ちと限りなく近い思いでしょうか・・・。
暗い現実ばかり見ても、埋もれ、沈み、打ちのめされるばかりかも知れないけれど、時に敢えて現実を見据えることから得るものもあります。大きな暗闇を、払いのけると言うよりも小さな光を集めて照らしていくことを願います。
2年前出会った詩集の最後のフレーズを思い出しています。
「おぼえておいて」かわさきゆかり
・・・勇気をだして思い出して
あなたの目にうつる世界がどうあっても
平和という言葉すら
もういらない世界を
いやー、ショッキングでした。
本は、決して社会派ではない私には読めそうになかったです。プロモーションビデオで見てた以上の壮絶さ。
哀れみではなく、憤りに近い思いとともに、彼らに何かできるとしたら、多くの人に情報を発信することと多少なりとも資金援助することだと思いました。
今の自分にはそれ以上は無理。。。
「平和という言葉すらもういらない世界」
実は、私の中には「平和」という言葉の存在感があまりないんです。あるのは、自分そのものの「平和」。
平和を望む前に、与えられた命をやりきれない思いで生きている人がいて、教養や言葉、就業能力、仕事のの問題なにもかもが、自国で解決できない問題ばかり。
遅すぎたかもしれないですが、初めて広い世界を持った気がします。
かりそめの偽善ではないことを確認し続けたいです。
本当に映画の中だけであってほしいと祈らずには
いられません。
続きは、ブログで・・・。
きちんとお金を使ってくれる団体なの?
そんな疑問を持ってしまいます。
でも・・・
私は毎日セーブ・ザ・チルドレンに寄付してます。
1日当たり15円前後で多くても20円ですが。
ウォーキングマイレージに参加していて
1000歩で1円が寄付される仕組みです。
今日は17000歩を歩いたから17円となります。
些細な社会貢献かな?
ブログ拝見しました。
seiさんのおっしゃるように、社会の闇を見ることは自分の中の闇を見ること。
私の中から湧いてきたのは勇気だったのかも。
2日経っても、自分自身が何だか強いものに支配されています。
ウォーキングマイレージ、いいしくみですね。
歩く方、寄付される方にも利益があるんですもん。
私は、フェアトレードで購入することと、実際の活動を直接しているNPOに寄付したいと思います。
http://www.kamonohashi-project.net/index.php
現状はできることから無理なく。
他にもあるかもしれないので調べて見ますが、
http://www.kamonohashi-project.net/support/
が前から気になっています。
志あるNPOを調べてくださってありがとうございます。
昨日から引っかかっていた「お金でサポートするということ」の意味が多少なりとも理解できました。
物資やお金を直接渡すのではなく、職業支援と仕事の提供を軸として活動をする。そのための活動資金であるならば、喜んで支援したいと思いました。
しかし、田坂氏もおっしゃっていましたが
企業が社会貢献に力を注ぎ、ボランティア団体が「給与をもらいプロとして活動していく・・・」
利益追求企業と無償ボランティアの構造は、今後ますます近づいていくのかも知れませんね。
私もブログでご紹介したいと思います。
ありがとうございました。
昨夜も、社会起業を学んだすぎなみ大人塾メンバーと名古屋で食事をしておりました。
企業の社会的責任(CSR)は、国民から遠いところにあるような気がしています。企業目線です。
利益の分配は納税だけでなく、よきボランティア団体やNPOを育てて、自分たちにない価値提供をする団体を支援してほしいと思います。
かものはしプロジェクトの代表の方は、確かNECが募った社会起業家の養成塾で学んだ方と記憶しています。
どこも資金不足です。
優秀な人たちが、強い使命感で頑張っています。
活動の支えになることを期待して、私もサポーターになります。
過去にこんな記事を書いておりました。
http://blog.goo.ne.jp/bergamot_scarlet/s/%A4%AB%A4%E2%A4%CE%A4%CF%A4%B7