こっちの友人に誕生日プレゼントにもらったのは、DVD!
Zweiohrküken(二つ耳のあるひよこ)という映画。
「こっちの人にすごく人気のある映画でねー、これ第2作なの!ぜひ見てみてね!」
いや、ドイツ語オンリーじゃわからんやろとしばらく敬遠してたのですが(DVDが再生できなかったというのもある・・・)、この度日本から旦那がDVDをたくさん持ってきてくれるというのでDVDプレイヤーをインストールしたついでにパッケージを開けてみた。
耳だけでは理解できる気がしないので、聴覚障碍者用のドイツ語字幕を併用して一回目鑑賞終了。
・・・なんだこれ。面白いじゃないか(爆)
内容はラブコメディー
理解度は、なんとなく半分前後。簡単なシーン(子供との会話とか、ただのラブラブトークとか、あと単にゆっくり話しているところとか)はほぼわかるけど、喧嘩してるシーンとかは概要しかわからん。ただ、何が起きているのかわからないシーンはほとんどなかったので、全然楽しめました。もう何回かみてみよーっと。あと第1作も見てみる!
外人的に面白かったところは、
・痴話げんかで彼氏が彼女に怒られた(私は「彼女が彼のだらしなさについて怒っている」のは分かったけど、5分ほどの長台詞の内容は早すぎて詳細が理解できなかった)あと、彼氏が男友達に愚痴るシーン
彼氏「あんな怒られてもう俺、機嫌取るしかないわけよ」
友達「で、何について怒られたわけ?」
彼氏「・・・いっぱい言われすぎてよく解んなかった」
あんたも解らんかったんかい!爆
・彼女とパーティーに行く準備をしていて、彼女が着るものに迷うシーン。※彼氏はいい加減待ちくたびれている。
彼女「ねーねー、どっちの靴がいいと思う?」
彼氏「右かなぁ。」
彼女「えー、右なの?」
彼氏「左でもいいと思うよ。」
彼女「ちゃんと考えてよ。」
彼氏「僕はどっちでもいいと思うんだけど」
彼女「どっち?」
彼氏「さっき右って言ったじゃん。。。」
彼女「わかった、あなたがそういうなら右にする。でもそうすると服と合わない気がするからちょっと服変えてくる」
彼氏「もう時間ないってば!」
この辺はどの国でもいっしょなのね。(笑)
あんま海外ドラマとか見ない私としては、こっちの文化が垣間見れるのもちょっと面白かったです。
たとえば、
主演の二人は同棲してる設定なのだけど、彼女の学生時代の友達(男性、ちょっとワイルド系イケメン)が海外から帰ってきてしばらく家がないということで、彼女がうちに泊まれば?と彼氏の了承を得ずに許可してしまうところで、彼氏が彼女を物陰に引っ張り込んで、
彼氏「ちょっと待てよ。どこに寝てもらうんだよ」
彼女「カウチがあるでしょ?」
彼氏「カウチって、、、ドアがないんだぞ?」※
え、ドアとかそういう問題なんですかって感じ。
※うまく訳せないんだけど、ニュアンスとしては「カウチと俺たちの寝室との間を遮るドアがないだろ?」って感じ。
今の家も下宿というかシェアハウスというかなんで、なんとなくこっちの人の「家」の観念と日本の「家」の観念の違いってのがあるなーと思ってたんですが、↑が象徴的に感覚の違いを表していると思いました。
寝室を一歩出ればそこはある程度共有スペース感覚なのね。なんちゅーか、長屋に近い。トイレやら台所やら水場は外にあって、訪問客も家人がいなくてもほとんど遠慮なく入ってくるし、共有スペースまで異性同性関係なくたくさん友人を呼んできたりも平気でやる。一方で、ドアの内側は各個人のもので、必要がない限り入らないし、とても親しくないと入れない。
そいえば、この前見に行ったお城で、謁見の間のほかに謁見の寝室(!)ってのがあったな。本来の寝室とは別に、謁見の場としての寝室をわざわざ作るんだそうです。「あなたとは心の垣根がないので、寝室まで呼ぶんですよ」というポーズのためですね。初夜やら出産やらが家臣の当然の権利として見物になってたフランスとはだいぶ違う文化だと思います。
こういう感覚はヨーロッパ内でも国によって違うらしくて、寝室までオープンにしてはじめてお友達!プライベートなにそれ美味しいの?という国もあり、濃淡さまざまなようです。
さてさて。いやはや、DVD二回見たらもうちょっと理解できるかな?^^
Zweiohrküken(二つ耳のあるひよこ)という映画。
「こっちの人にすごく人気のある映画でねー、これ第2作なの!ぜひ見てみてね!」
いや、ドイツ語オンリーじゃわからんやろとしばらく敬遠してたのですが(DVDが再生できなかったというのもある・・・)、この度日本から旦那がDVDをたくさん持ってきてくれるというのでDVDプレイヤーをインストールしたついでにパッケージを開けてみた。
耳だけでは理解できる気がしないので、聴覚障碍者用のドイツ語字幕を併用して一回目鑑賞終了。
・・・なんだこれ。面白いじゃないか(爆)
内容はラブコメディー
理解度は、なんとなく半分前後。簡単なシーン(子供との会話とか、ただのラブラブトークとか、あと単にゆっくり話しているところとか)はほぼわかるけど、喧嘩してるシーンとかは概要しかわからん。ただ、何が起きているのかわからないシーンはほとんどなかったので、全然楽しめました。もう何回かみてみよーっと。あと第1作も見てみる!
外人的に面白かったところは、
・痴話げんかで彼氏が彼女に怒られた(私は「彼女が彼のだらしなさについて怒っている」のは分かったけど、5分ほどの長台詞の内容は早すぎて詳細が理解できなかった)あと、彼氏が男友達に愚痴るシーン
彼氏「あんな怒られてもう俺、機嫌取るしかないわけよ」
友達「で、何について怒られたわけ?」
彼氏「・・・いっぱい言われすぎてよく解んなかった」
あんたも解らんかったんかい!爆
・彼女とパーティーに行く準備をしていて、彼女が着るものに迷うシーン。※彼氏はいい加減待ちくたびれている。
彼女「ねーねー、どっちの靴がいいと思う?」
彼氏「右かなぁ。」
彼女「えー、右なの?」
彼氏「左でもいいと思うよ。」
彼女「ちゃんと考えてよ。」
彼氏「僕はどっちでもいいと思うんだけど」
彼女「どっち?」
彼氏「さっき右って言ったじゃん。。。」
彼女「わかった、あなたがそういうなら右にする。でもそうすると服と合わない気がするからちょっと服変えてくる」
彼氏「もう時間ないってば!」
この辺はどの国でもいっしょなのね。(笑)
あんま海外ドラマとか見ない私としては、こっちの文化が垣間見れるのもちょっと面白かったです。
たとえば、
主演の二人は同棲してる設定なのだけど、彼女の学生時代の友達(男性、ちょっとワイルド系イケメン)が海外から帰ってきてしばらく家がないということで、彼女がうちに泊まれば?と彼氏の了承を得ずに許可してしまうところで、彼氏が彼女を物陰に引っ張り込んで、
彼氏「ちょっと待てよ。どこに寝てもらうんだよ」
彼女「カウチがあるでしょ?」
彼氏「カウチって、、、ドアがないんだぞ?」※
え、ドアとかそういう問題なんですかって感じ。
※うまく訳せないんだけど、ニュアンスとしては「カウチと俺たちの寝室との間を遮るドアがないだろ?」って感じ。
今の家も下宿というかシェアハウスというかなんで、なんとなくこっちの人の「家」の観念と日本の「家」の観念の違いってのがあるなーと思ってたんですが、↑が象徴的に感覚の違いを表していると思いました。
寝室を一歩出ればそこはある程度共有スペース感覚なのね。なんちゅーか、長屋に近い。トイレやら台所やら水場は外にあって、訪問客も家人がいなくてもほとんど遠慮なく入ってくるし、共有スペースまで異性同性関係なくたくさん友人を呼んできたりも平気でやる。一方で、ドアの内側は各個人のもので、必要がない限り入らないし、とても親しくないと入れない。
そいえば、この前見に行ったお城で、謁見の間のほかに謁見の寝室(!)ってのがあったな。本来の寝室とは別に、謁見の場としての寝室をわざわざ作るんだそうです。「あなたとは心の垣根がないので、寝室まで呼ぶんですよ」というポーズのためですね。初夜やら出産やらが家臣の当然の権利として見物になってたフランスとはだいぶ違う文化だと思います。
こういう感覚はヨーロッパ内でも国によって違うらしくて、寝室までオープンにしてはじめてお友達!プライベートなにそれ美味しいの?という国もあり、濃淡さまざまなようです。
さてさて。いやはや、DVD二回見たらもうちょっと理解できるかな?^^