私はこの言葉が学生の頃から好きでした。ところが昨日私の書道の先生から「本当の意味」中国でのことを知り目から鱗でした。
少年老い易く学成り難し
一寸の光陰軽んずべからず
未だ覚めず池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢
階前の梧葉(ごよう)已(すで)に秋声
この成語の出典は朱熹(朱子)の「偶成」という漢詩で。若い時は短いから惜しんで勉強しなさいという戒めだと思っていました。
でも本当の意味は少々異なるものでした
少年易老学難成
一寸光陰不可軽
未覚池塘春草夢
階前梧葉已秋声
禅僧の滑稽詩を集めた『滑稽詩文』(『続群書類従』所収)に、「寄小人」という題で、この詩が収録されて、作者名は記されていない。転句が「未覚池塘芳草夢」となっている点が、「偶成」と異なっている。、題の「小人」は「年若い僧」を意味し、起句の「少年」は「寺院にあずけられた俗人の子弟、あるいは幼少にして出家し僧を目指している男児」であると共に、僧侶の性愛の対象である稚児の意をも含んでいる。それ故この詩は、年若い僧に対して「君の稚児さんは老け易いが、君の学業成就は難しい」、だから男道と学問とにその若い時を惜しんで過ごしなさいと勧める詩意を成す滑稽詩だという。
本当の意味が「男道と学問とに若い時を惜しんで進めなさい」という滑稽詩だなんたちょっとガッカリ。
でも私は「戒めの」のほうにとらえるようにしましょう。
少年老い易く学成り難し
一寸の光陰軽んずべからず
未だ覚めず池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢
階前の梧葉(ごよう)已(すで)に秋声
この成語の出典は朱熹(朱子)の「偶成」という漢詩で。若い時は短いから惜しんで勉強しなさいという戒めだと思っていました。
でも本当の意味は少々異なるものでした
少年易老学難成
一寸光陰不可軽
未覚池塘春草夢
階前梧葉已秋声
禅僧の滑稽詩を集めた『滑稽詩文』(『続群書類従』所収)に、「寄小人」という題で、この詩が収録されて、作者名は記されていない。転句が「未覚池塘芳草夢」となっている点が、「偶成」と異なっている。、題の「小人」は「年若い僧」を意味し、起句の「少年」は「寺院にあずけられた俗人の子弟、あるいは幼少にして出家し僧を目指している男児」であると共に、僧侶の性愛の対象である稚児の意をも含んでいる。それ故この詩は、年若い僧に対して「君の稚児さんは老け易いが、君の学業成就は難しい」、だから男道と学問とにその若い時を惜しんで過ごしなさいと勧める詩意を成す滑稽詩だという。
本当の意味が「男道と学問とに若い時を惜しんで進めなさい」という滑稽詩だなんたちょっとガッカリ。
でも私は「戒めの」のほうにとらえるようにしましょう。