こんな女将の独り言(神戸福原ぼっかけ「あーちゃん」お店blog)

神戸は福原で細々と営んでいる「ぼっかけうどん」のお店「あーちゃん」の女将がうだうだと日々のあれこれを語ります(笑)

☆・・あーちゃんニュース!・・☆

  ★いよいよお待ちかね!ぼっかけかす汁開始★ 今年は早くも猛暑の頃から「かす汁まだ?!」の問い合わせがあり、10月に突入するや、毎日問い合わせが殺到する事態に^0^; 金時人参や霜の降りた冬大根・・、まだまだ冬野菜が入手できる状態ではありませんが、かす汁ファンのお客様の要望に応えるべく、「ぼっかけかす汁」開始させていただくことになりました(^0^)ノでも、本当に美味しくなるのはまだまだこれからです!!

履き違えてませんか?

2010年05月09日 | Weblog
昨日の7時過ぎに入ってきたお客さま(男性3人)

空いてたのに、何故か私のまん前(一番奥の席・・)に座って

なんかヤベ~なという雰囲気醸し出しながら

まずはビールを2本ご注文。。

ポンッ!ポンッ!と栓抜いて出すと

今度は「ぼっかけソバ」を3つ。。

お出汁が煮える間、前を向いてると、

目の前のお客さまとが・・・・

しかも、じぃぃ~~~~っと見つめられた挙句に

ぽつりと

「何歳ですか?」


うげーーーーっ







いきなり「歳」聞くかよ



このヲヤジ、タダ者ではないぞ


「いえいえ、とてもとても、人にいえる歳ではありませんので・・」

と、言うと、

またもや

「何歳ですか?」



観念して「50です」というと


次に出た言葉は


「可愛いですね・・・」


・・・・・・・・・・



んもう、返答に困るどころか

ちょっと出前が続いてたりして

そっちにも気合が入ってるので

そっけなく


  「よく言われます。。。」ヾ(--; オイオイ・・



と、よくもイケしゃぁしゃぁと、のたまわってしまいましたわ私。。(爆)



暇な時ならともかく、

出前が続いてたり、店の中の注文を出さねばならない中で

お客さまとの会話は時に楽しいものでもありますが・・

正直、たまに「うっとーしーぜ;」って思う事があるのはこんな時・・


私の目の前のちょっと前髪が薄くなったリーマン風のヲヤジさん、

「子供は?」

と聞いてきたので

「2人です」

と応えると

「男?女?」


「女2人」ですと言うと


「旦那が弱いんやぁ~~」と

話はやはり“シモネタ”に落ちていきます・・


でも、こんなのは序の口


大将が出前に行った後

急に目の前のヲヤジさんが立ち上がるや、

「おねぇさん、ボクのお尻触ってくれる?」




・・・・・



は?ナニ言ってんの?このヲヤジ・・・


カウンターから10m程退きかけた体を元に戻して

おでんの横にある菜箸を一本つかみ


「この箸で突いていいなら・・」と応戦(爆)


そうこうしてるうちに「ビールもう1本抜いて!」の声が。。


その時「ビール1本・・」を確認の為に


「ビール1本抜くんですか?」と聞き返したら

またまた目の前のヲヤジさんが


「うん、1本ヌイて」と

席から立ち上がって、私のほうにクィっと股間を突き出すような仕草。。


さすがにお連れの2人も、この姿にはドン退き・・・


大将は顔色が変わってました・・・・



たまに、“スナックのノリ”でやってこられるお客さまっておられますが・・


うちのお店はあくまでも「うどんや」さんです。。^^;


うどん1杯と飲み物のみの料金だけで、

その他諸々のサービス料なんて含まれてるわけもなく・・・

ほんの少しの会話は、ちょっとした「愛想」で

「味の癒し」は提供できても「酒の癒し」は置いてないんです。。

でも、

お客さまはそんなこと気づくわけもなく

仕事中にもかかわらず絡んでくれます^^;;

真面目なお話なら、いくらでもお応えさせていただけるんですが

シモネタって、初対面でどーなの?


しかも、スナックのノリで「うどんや」にそれはきついよ;

ってネタを振られても;

たまたま昨日は精神的に余裕があったからお相手も出来ましたけど


(ちにみにこの3人組のお客さまは、うちの近所のスナックが開いて
なかったので、開店待ちで入ってこられたらしく、それを知り余計に、
お客さまに不快な思いをさせては、この後のお酒、お遊びに響くとおもい
妙な気を遣ってしまったのでした。。)



出前が殺到して心に余裕がない状態だと

そういう絡みが、正直“うざい”と思ってしまいます(´Д`;


以前にも、閉店間際に一人で飛び込んでこられたお客さま(男性一人・・)

このお客さまも、

うちが「うどんや」さんだってことを確認もせずに

私の顔を見て入ってきたんですけど・・・

お酒一杯というのでお出しすると、

私の顔を見て「うひょ!」「わおっ!」と、妙なリアクション。。。

・・・・


ワケわからずキョトンとしてると、

「なんか酒のアテある?」

といわれて、おでんぐらいしか・・と応えると

なんだ・・、アテも無いのか・・みたいな顔。。

「うちはうどん屋なので、お酒のアテみたいなのは・・」

と、お応えすると、急にムスッと怪訝な顔になり、

おでん2つほど入れてくれといわれたので

その通りに2品をお出しして、カウンターの中をかたずけていると、

自分に相手してくれないことを不満に思ったのか

一人でブツブツと「なんか違う・・」と言い出し、

さっさとお金を払って出て行きましたが。。。


「飲み屋」さんと勘違いして入ってきたのはお客さまの方なのに

「なんか違う」って、そりゃなんだい?!って感じで

困惑したのを覚えてます。。(´Д`;


こういうお客さまがこられると、

ほんの数分なのに、ものすごく働いたみたいな“疲れ”がでてしまい;

お客さまが帰られた後は「虚しい」気分になります。。


個人的にシモネタは嫌いじゃないし、むしろそういうお話をするのは
楽しいと思ってますし、沢山お話をすることによって得られる雑学もまた
自分なりにプラスとも思っています。。

が・・・・

やはり、うちはあくまでも「うどんや」さん。。

スナックのノリで初対面の方から接されると、

そういう“場(この「場」とはは、スナックのような場所のことです)”
には不慣れな自分が、

お客さまとの会話で満足させられる自信も無く、

むしろ、ひょっとして、自分の態度が無愛想に思われて

お客さまに不快な思いをさせてしまうのでは。。という

「不安」になってしまうのです。。

スナックや、バーでは、

どんなシモネタでも受けてくれるでしょうし、

そういう相手も、客あしらいも手馴れてるから、

お客さまを不快にさせるようなこともなく接してくれるし、

喋って「なんぼ」、楽しませて飲ませて「なんぼ」のお商売。。

だから、座れば「なんぼ」飲んで「なんぼ」。。

それなりの料金もお客様は支払わされているハズですよね。。

なので、

それぞれの「領域」を崩す事無く、

食べ物屋さんでは「食べる」ことを目的に

飲み屋さんでは「飲むこと」を目的に

来て頂ければ助かるんですけどねぇ。。。。^^;


って、

こんなことを言うからって、

決してお客さまとのコミュニケーションを避けているわけではなく


会話は大好きですので、


初対面のどぎつい“シモネタ”以外でしたら、

どんな質問にもお応えしたいとおもってます
(ただし、出汁のつくり方とかはお教えできませんm( )m )


コメント
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