元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
コバノセンダングサ・1~花
大塚地区の松原公園付近で初めて見ることができた「コバノセンダングサ(小葉栴檀草)」。キク科センダングサ属の一年草で北アメリカ原産。日本には古くに渡来したと言われており北海道を除く各地に拡がっている。しかしこの界隈では見られず、地元情報でこの地区に生えていることを最近知って探しに来た。先週まではアケボノソウ観察で、大塚地区とは反対方向に度々行っていたため、なかなかこちらに来られなかったが、心配していた通り花はほとんど終わり掛け。辛うじて残った5ミリほどの黄色い舌状花でコバノセンダングサと判断できた。コセンダングサには舌状花が無く、コシロノセンダングサやアイノコセンダングサの舌状花は白い。来年、花の盛期に撮り直すことにしよう。
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アケボノソウ・5~若い果実
リンドウ科センブリ属の「アケボノソウ(曙草)」。以前軽井沢町植物園で見ていたため高原など寒冷地や山奥でしか見られない花だと思っていた。ところが自宅から約4キロの森に生育しているとの地元情報で今年春から探索を続け、先日やっと開花を確認できた。蕾が見えてからは毎週末に訪れていたため、1ヶ月ほど週末の行動範囲がかなり偏ってしまった。写真は若い果実の様子で、このあとの種子も忘れずに確認しよう。二年草なのでこの株にまた花が咲くかどうかはわからないが、周りには若い株も見え来年の開花が楽しみ。
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