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箱根番外編・1~仙石原すすき草原

 先日、高校時代の友人男女8人とその配偶者、その子供、その孫達の総勢30数名で年1回の1泊旅行をしてきた。この旅行は独身時代に始まったものが、それぞれ結婚し、子供が出来て更にその配偶者が加わり、数年前からは第3世代となる孫まで参加し始めた。今年は箱根宮城野のホテルを貸し切りにして、1年振りの賑やかなひと時を過ごした。子供達もお互い幼い頃からの付き合いで、会の主体は次第に第2世代に移りつつあり、第1世代の私達は老後と病気の話ばかりで、若い連中の話題についていくのがやっと。
 さて最近結婚した友人の長男がそのお嫁さんと箱根を走りたいと私に誘いがあり、3人で3時間だけ別行動の“箱根ラン”を実行した。計画では仙石原までバスで移動し、そこからホテルまで概ね下り坂の7キロとしていたが、仙石原をスタートし箱根ガラスの森を過ぎて国道138号線を快調に走っていたところで、突然ゲートに阻まれ“この先通行止め”の標識。どうやら先日の台風で土砂崩れがあったらしい。止む無く小塚橋から早川を対岸に渡り、約2キロの急坂を登ってポーラ美術館前を通過し強羅に到着。日はすっかり暮れてしまったがそこから坂を下り、また谷を対岸に渡ってホテルまでの最後の急坂を1キロ登りようやくゴール。予定よりかなり強烈なアップダウンの12キロランとなり到着が1時間遅れたが、それでも温泉にゆっくり浸かって宴会には十分間に合った。ちなみにこの2人は来月の新婚旅行でホノルルマラソンを走る計画をしている。
 写真は夕暮れ迫る“仙石原すすき草原”。台ヶ岳山麓に約18haの関東一のススキ草原が広がり、春は緑、秋は黄金色に波打つススキが見られ“かながわの景勝50選”“かながわの花100選”に選出されている。毎年3月には自然体系を守るため、山焼きが行われる。平時なら小田原駅から仙石原まで直通路線バスがあるが、台風被害による道路通行止めや箱根登山鉄道(箱根湯本⇔強羅間)運休のため、バスを数回乗り継いで来なければならず、夕暮れ時の見頃ではあったが、観光客は思っていたよりは少な目だった。しかしやはり外国人は多い。
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シロヨメナ・4~長池公園外周

 長池公園外周のバス通り脇に咲いている「シロヨメナ(白嫁菜)」。キク科シオン属の多年草で、この界隈では一番遅く咲く野菊。長池公園では里山口付近に群生が見られたが、年々少なくなって今年は数株しか無い。しかし園内の園路や外周など住み易い場所を選びそこで勢力を伸ばしている。シロヨメナは“嫁菜”の名を持つが、カントウヨメナなどのヨメナ属とは違う仲間。
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