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タカオフウロ・1~高尾山6号路

 フウロソウ科フウロソウ属の「タカオフウロ(高尾風露)」。同属のミツバフウロの変種とされ、高尾山で発見されたので名付けられている。ゲンノショウコの萼片や花柄にはたくさんの毛が見られるがミツバフウロは無毛。またゲンノショウコの葉は3裂や5裂のものが混在するのに対して、ミツバフウロの葉はすべて3深裂になる。タカオフウロはミツバフウロと同じく葉はすべて3深裂し花の様子も同じだが、萼片や花柄に毛が多いのがミツバフウロと異なる。花径は1.5センチほどで花弁は5枚。雄蕊は10本だが写真は既に雌性期にあり雄蕊は見えない。写真は高尾山“6号路”の麓付近のもの。
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アイナエ・3~紅葉

 中山地区の農道脇で見られる「アイナエ(藍苗)」。マチン科アイナエ属の一年草で夏に直径2.5ミリほどの白い小さな花を咲かせる。花期には他の雑草に埋もれて目立たないが、晩秋には小さな葉が紅葉(黄葉)するので見つけ易くなる。とは言え葉の長さは6~7ミリでその気にならなければ気付かない。
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