このブログの中でも、これまで何度もお伝えしていますが、「形」先行の支援は危険です。
形が先行することは三重の問題をふくんでいます。
1つは、目的が明確にならなくなる
アイデアを使うことが目的になっている形先行の支援をみます。
1つは、本人特性に基づかない点
形に本人達をはめ込む支援になります。自閉症支援で怖いのは、特性にあっていなくても、形で覚えてわかっているように振る舞う人がいることです。
1つは現場の支援者が手が届きにくくなる
マニアックな形式の伝授は、一般の支援者が手をだせなくなっていく、一部の自閉症の方にしか届きません。
ちなみにTEACCHアプローチは、基本さえおさえれば計画や調整ができ、何よりTEACCHアプローチは考える視点とフレームワークよる学びと実践が大事で、形式主義ではありません。(一部の支援者が間違ったTEACCHを形式的なイメージにしたのではとも考えます。)
特性をおさえた資料がない、目的とプロセスを考えた計画がない、または資料がないのはまずいです。
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