指の感度を高める点字トレーニング
アレクサンダーテクニークやクラニオセイクラルセラピーの指の感度を高めるために点字を練習してみました。最初はどの字を触っても、全部同じに感じたのですが、やっているとだんだん違いが分かるようになってきました。ホント不思議です。
そしてさらに不思議なのは、脳内に何か新しい地図ができたような、別次元の世界を垣間見たかのような気分になったことです。
五感には
1)視覚
2)聴覚
3)味覚
4)嗅覚
5)触覚
があります。
ハンズオンワークでは、触覚が大きな要素をしめます。それでこれを皮膚感覚というのですが、表層感覚と深部感覚に分かれます。
0.1mgの超軽量タッチでは、この表層感覚を使います。深部感覚に行ってしまうと、残念ながら表層感覚は押し殺されて、感度が低下してしまうのです。アロマを嗅いでいるうちに、何の香りなのかわかんなくなるのと同じです。
皮膚には4種類の感度センサーがついていますが、そのうち「メルケル細胞」のしくみがわかったのは、ごく近年の2014年のことです。メルケル細胞が集中している体の部位は、なんと指先だったのです!指先が物に触れて、わずかな圧力がかかると、ピエゾ(圧電効果)によって、電気信号が生じるそうです。
こういうことがわかると今まで0.1mgタッチの効果に懐疑的・疑問視していた人も、ちょっとした理解の糸口になることでしょう。そして同時に、強押しマッサージと軽量タッチは両立できないことも、納得しますね。
クラニオセイクラルセラピーの次回の3日間集中コースは、現在コロナ防止のため、まだ開催日程が決まっていません。早ければ6月、できれば7月には開催したく思っています。(決定したらブログ報告します)
それまで点字で指の感度を鍛えておくと、よいかもですね。
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司