アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第362回目「チャクラと丹田」5月28日
今日では、ヨガをやったことのない人でも「チャクラ」という言葉は聞いたことがあるかと思います。よくスピリチュアル系の本に書かれています。パワーストンなんかにも「○○チャクラに効く」とか書いてあります。
チャクラとはそもそも何なのかというと、生体エネルギーが集まる体の部位です。ヨガがタントラ化していくと、体に眠っているエネルギーを覚まして昇華させるという修行方法が編み出されました。それがハタヨガになって奇妙なポーズをおこなうようになりました。
ハタヨガでは基本のチャクラは7個あるとしています。チベット仏教のヨガでは、ちょっと数が少ないみたいです。まあ多けりゃいいってもんじゃありませんから。
日本の密教はまだタントラ化していなかったので、チャクラは出てきません。でも鎌倉時代になって座禅が始まると、丹田に意識を据えるようになりました。丹田は元は老子の気功(導引)で作られたエネルギーシステムです。
それで丹田をヨガのチャクラでいうとどれになるのか?
丹田はヘソから三寸下といわれています。その後ろの正面は?というと仙骨ですから、スワディシュターナ・チャクラということになります。これはヨガでも体づくりの基本とされているチャクラなので、武術とも共通していますね。
それでこのチャクラを強化するのに威力を出すのが、ニワトリ🐔のポーズの「ウールドヴァ・クックタアサナ」です。たいへん難しいアサナです。パドマアサナとシールシャアサナができることが最低スペックです。そして孔雀ポーズや賢者で、浮上感覚を十分にマスターしていることも必須です。今や私の日課のアサナになりました。
【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-34】内部圧縮でエネルギー増幅
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
http://spiralb.com/
070-5594-6328
headneckup★gmail.com(星を@に変えてね)
吉田篤司