アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第355回目「賢者のポーズ」5月20日
体の運動は筋肉を働かせておこなわれます。筋肉は筋膜で覆われていて関連した筋肉どうしをつなげています。ちょうど繋ぎソーセージのようなもので、いろんなルートがあります。それを工学的に表したのがテンセグリティです。ワイヤーの張力で棒が浮かんでいる物体です。オフィスビルや公園などで、たまに見かけます。
人間の骨格と筋膜の接続を説明するのに、ネットワークの模型も展示用としてあるみたいです。
これをもっと単純明快にしたおもちゃが、このキリン。中にワイヤーが入っていて張力で立っています。
ところが下のボタンをグイッと押すと、ワイヤーがたるんで、へたりキリンになります。
ここで重要なことは、ボタンを押さない、つまり何もしなければ自然と立っている。そしてへたりキリンは脱力して一見すると何もしていないように見えますが、ボタンを押すという行為が必要になります。
この原理を賢者のポーズに応用すると、必要最小限の力で体を浮上させることが可能になります。
1)まず基本姿勢になって左脚の内ももを上腕に乗せます。
2)左右の手の間隔はあまり広すぎないようにして、内ももの股間寄りの部分をつけるようにします。右の上腕は下部肋骨につけるように配置します。
3)右足を後方に、そして左足は左側に伸ばして広げていきます。このとき同時にアレクサンダーテクニークのヘッドリードを働かせます。すると筋膜ネットワークに張力が生まれて、テンセグリティのように浮かび始めます。
4)バーンと足を伸ばして広げるほど、体は高く舞い上がります。最初はたいへんですけど、何度も繰り返しているうちに筋膜ネットワークの張力が調整されていきます。すると自動的に体は浮上します。脱力はダメです。
【アレクサンダーテクニークでやるパワーヨガ Part-26】ヘッドリード
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司