アレクサンダーパワーヨガ講座：第419回目「陽モードのトリコーナアサナ」

アレクサンダーパワーヨガ講座：第419回目「陽モードのトリコーナアサナ」8月14日

ここでまた陽モードのトリコーナアサナです。このスパイラル・ルートの対曲線を体にしみ込ませるには、何度も繰り返すのです。考えると頭がグチャグチャになるようではまだまだです。このスパイラル・ルートを体得すると、鶴や賢者の浮上系アサナにも断トツで効果を発揮します。パワー系のポーズは陽モードになるのが多いです。だからといって陰は不要というわけではありません。どちらか一方だけだと、白夜みたくなって苦しくなります。

１）足を大きく開いて立ちます。底辺の少し長い三角形にします。そして右腕を外回りしながら上げます。対角線の左脚は内回りさせて伸ばします。

２）胴体を回転させながら、右腕をさらに外回りして、胴体に向かわせて伸ばします。左脚も内回りを強めて外に伸ばします。

３）右膝を屈曲させると、スパイラルの度合いが強まります。するとトリコーナアサナではなくて、パールシュヴァコーナアサナになりますけどね。

４）さらにひねるとエネルギーが脳内まで流れます。胸部や首スジの嫌なブロック・しこりが解除されます。

【アレクサンダーパワーヨガ Part-97】

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吉田篤司

アレクサンダーパワーヨガ講座：第418回目「陰モードのトリコーナアサナ」

アレクサンダーパワーヨガ講座：第418回目「陰モードのトリコーナアサナ」8月13日

昨日アップした「陰」のトリコーナアサナ。やっているうちに自分でも混乱してわけがわからなくなってしまいました。姿勢が複雑になると、右と左、上と下、外回りと内回りの区別が分からなくなってしまうのです。冷静になって書き直しました。

１）足を大きく開いて立ちます。そして左腕を内回りして伸ばします。ここで左腕と右脚のラインを作ります。左指先を伸ばして右脚がそれに引き上げられるようにします。これが陰のエネルギーの方向です。

２）左手を内回りさせて伸ばしながら胴体を回転させます。

３）そして左肘を右膝に引っ掛けます。このとき右脚は外回りします。

４）右膝を90度に屈曲すると陰の要素が強まります。右手で右大腿部の外回りを手伝ってあげましょう。

５）右腕は対角線の逆ラインなので、あまり気にかけず自由にしてください。

【アレクサンダーパワーヨガ Part-96】マユーラアサナ

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アレクサンダーパワーヨガ講座：第417回目「陽モードのトリコーナアサナ」

アレクサンダーパワーヨガ講座：第417回目「陽モードのトリコーナアサナ」8月11日

エネルギーの流れには陰と陽があります。ハタヨガの「ハ」が陽で、「タ」が陰です。今回はハの陽を意識的に使って、トリコーナアサナをやりましょう。トリコーナとは三角の意味です。ハタヨガの基本アサナです。

１）まずは四肢で棒人間みたく対角線を作ってください。足を大きく開いて三角で立ちます。このとき底辺が少し長めの三角になるようにします。そして両腕を上げてクロスを作りましょう。

２）まずは右腕と左脚のラインです。陽の動きでは、右腕は外回りで、左脚は内回りします。

３）そして背中を反らせて胸を開くと、胴体はねじられてきます。これが陽のトリコーナアサナです。

４）そこから左膝を90度に屈曲すると、さらに陽の性質が高まります。

【アレクサンダーパワーヨガ Part-95】エーカパーダ・カウンディンニャアサナ

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アレクサンダーパワーヨガ講座：第416回目「苦行者ガーラヴァ」

アレクサンダーパワーヨガ講座：第416回目「苦行者ガーラヴァ」8月10日

陰と陽、そしてスパイラル・ルートを理解すると、身体能力が格段にアップします。ガーラヴァアサナは片チンバのポーズですが、スパイラル筋膜を働かせると、簡単に気持ちよく体は浮上します。今まではマット上で足を組んでからやっていましたが、三転倒立から連続でやると、よりスリリングになります。

１）基本姿勢から三転倒立開始

２）左足を組みます。

３）左脚のスネを左上腕、左足の甲を右上腕に着地させます。

４）右脚を下降させながら、ゆっくりと後方に伸ばします。

５）同時にヘッドリードすると、スパイラル筋膜が絞り込まれて、体は自動的に浮上します。

【アレクサンダーパワーヨガ Part-94】エーカパーダ・ガーラヴァアサナ

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アレクサンダーパワーヨガ講座：第415回目「賢者カウンディンニャ」

アレクサンダーパワーヨガ講座：第415回目「賢者カウンディンニャ」8月9日

パワーヨガは柔軟系のものとは違って、体を浮上させて爆発的なエネルギーの増幅を可能にします。これは体の内部圧縮と副腎からアドレナリンの作用です。賢者カウンディンニャは体のメカニズムを知り尽くしていたのでしょう。スパイラル・ルートを働かせて中心バランスによって体が浮上します。決して腕力に頼ってやるものではありません。だから女の子でもやり方さえ知ってしまえば、軽々とできてしまいます。

やり方はヨガの流派によって様々です。ここではアレクサンダーテクニークを使ってやります。すると体の各パーツはシステマチックに作動して、プライマリーコントロールという内部調整作用が働くんです。

これをより効率良く、またより高い効果を引き出すためには「陰・陽」の理解が必要です。7月１６日以降のブログでは、それについての実践方法をアップしているので、見てみてください。

賢者カウンディンニャのアサナは３種類あります。今回はクロスレッグです。

１）まず基本姿勢。

２）左右の足を右側に移動します。

３）そして両脚をそろえて並べます。

４）右脚を上げてください。

５）次に右脚を左脚の上からまたいでクロスさせます。初めてやる人は、この姿勢するだけでも効果を実感するでしょう。

６）このとき右腕と左脚の大腿部が、カンヌキのように組み合ってテコの原理を働かせることができるんです。これが賢者カウンディンニャのカラクリ、手品のタネ明かしなのです。うまくバランスをとると簡単に両脚はクロスしたまま、持ち上がります。

７）そしてそこからがこのアサナの凄いところです。つぼみから花が咲くかのように、左右の足を伸ばして広げるんです。右足は後方、左足は右方向に伸ばします。そひて同時に頭を持ち上げます。スパイラル・ルートをのメカニズムを理解すると、本当は簡単に浮上するんです。

でも多くの人は「絶対無理です！」と心の底から信じ込んでいるので、難しくしてしまうのです。

８）「絶対できる！」と念じながら、左右の足を全開で伸ばしてください。決めのドヤ顔を忘れずに。

【アレクサンダーパワーヨガ Part-93】

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吉田篤司