ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/7日 雨とともに歩いた恵那山 その1:しばらくの間植林帯の中を歩いて行く

2014-06-11 11:48:04 | 草花
今回、恵那山を黒井沢ルートで歩こうとして、川上まで来たところ、車で走る林道の入口でゲートが閉まっていて通行止めになっていました。

已む無く、長大なコースになりますが、彼のウォルター・ウェストンも歩いたとされる前宮ルートを歩くことに変更しました。
このコースは山麓の恵那山神社から林道を少し歩いて、途中から沢に降りて、それを渡り登山道に取り付くというものです。
登山口と山頂との標高差が1440mあり、所要時間も往復で10-11時間を要し、途中に山小屋や避難小屋がないので、日帰りに使うのはかなりきつい道となります。

今回は朝寝坊してしまい、歩き始めは午前7時少し過ぎで、長い時間歩くのには不都合でした。
おまけに雨空で、そのために大人が普通にさす大き目のこうもり傘を持参しています。
カメラは濡らさないようにスーパーのレジ袋に包んで首からぶら下げて歩き始めます。
位置 ↓




行程図 ↓

車を駐めた場所から時計回りで歩いています。



行跡を鳥瞰(カシミールで描画) ↓

同じく駐車場所から時計回りで歩いています。



断面図 ↓

ひと山を綺麗に登って下りています。コースに凹凸は無く、登りっぱなし、下りっぱなしでしたね。



登山口 ↓

ここから正ケ根谷の沢に降りていきます。



渡渉地点 ↓

橋が流されていますが、幸いなことにこの日は水量が少なくて、簡単に向こう岸に行けました。
もしもここが渡れないほど増水していたら山行は中止するつもりでいました。



ウツギ ↓

正ケ根谷の渡渉が終わると目の前にウツギの花がお出迎えです。



コアジサイ ↓

コアジサイは未だ花が開ききりませんが、静かに単独登山の小生を見ていて呉れます。



植林帯 ↓

山腹を行く緩やかなこの道は、登山道と言うよりも林業の山仕事用の道なのでしょうね。



マルバノキ ↓

カツラの木か、ベニマンサク(マルバノキ)なのかこの時点では判断が付きませんでしたが、図鑑で照合した結果、実の形状でマルバノキ(ベニマンサク)と分かりました。



広葉樹林 ↓

山裾と山腹の薄暗いような針葉樹の植林帯歩きが長く続きますが、広葉樹林帯に入ると明るさが増してきてほっとします。



桐の花 ↓

山道に大きな花が落ちています。こんなところに桐の花が咲いていたのですね。あたりを見回してみると確かに桐の木が一本だけ立っていました。



五合目 ↓

歩き始めて一時間半、合目の表示が出て来ました。ここでお断りしておきますが、このルートではどうやら行程を20分割しているらしくて、普通の山なら10合目が山頂ですが、このルートでは20合目まで歩くことになるようです。
つまりこの5合目は20分の5で、現在全行程の4分の1の位置にいると言うことですね。



五合目 ↓

ここで小休止を取ります。あたりはすっかり雨模様となっています。



また植林帯 ↓

歩き始めると未だ、まだら模様に植林帯が出現してきます。



ギンリョウソウ ↓

やがて、ギンリョウソウがよく顔を現して来始めました。
コメント
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