ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/7日 雨とともに歩いた恵那山 その7:野熊の池から沢沿いに下っていく

2014-06-17 06:56:30 | 草花
この季節になると曇りや雨の日の山行では、ブユに纏わり付かれますね。
そのほかにダニやヤマヒルも出てきていますから要注意です。
今回はそんなことを避けるべく、防虫スプレーを持ってきていましたが、このあたりでスプレー缶の中身が空になってしまい、ブユがたまには目に入ってくる始末で、煩わしいことこの上ありません。
どうも汗の匂いに寄るらしくて、そういうものの染み付いたリュックや帽子にもこだわるようです。

以前はミント・エキスと焼きミョウバンの水溶液を作り、噴霧器に入れて持ち歩いていましたが、これは効果の持続タイムが短かすぎて山行では不便に感じてしまい、最近は持ち歩かなくなっています。

去年あたりから薬剤師の方に勧められた医薬品の、ムヒ「虫よけ」ムシペールPSというスプレー缶を持ち歩いていますが、これはダニにも効くということでしたね。
ヤマヒルの忌避にも良さそうだということでしたがその点は未確認です。

雨に逢って、ブユに纏わり付かれていろんなオマケつきの今山行であります。
野熊の池まで下りてきた ↓

道の先に水面の光が見えてきました。 ここを野熊の池といい、標高は1700くらいになって来ました。



野熊の池のベンチ ↓

幸いなことに雨は止み間になっていますので、ここで中憩を入れます。
これから先の道のりも距離が長いのでお腹に出来るだけ詰めておき、ロングコースを歩く準備を整えます。



野熊の池の池面 ↓

山の中腹のこの池に一旦水を貯めてから、今度は沢を流れ下るわけですが、以前は岐阜県側に流れていた水を近年は堰き止めて長野県側に流しているそうです。
休みを終えてまた歩きだします。



テンナンショウ属 ↓

今度出たきたものは頑丈そうなものでした。



ズダヤクシュ ↓

沢沿いを下るこの道ではそれに適合した植物に出逢えます。そういうことを意識して、前宮ルートのピストンではなく、敢えてこちらの黒井沢ルートを選んでいたのです。



ズダヤクシュの群生 ↓

ズダヤクシュの群生を見ました。花の丁度適期だったようですね。



サンカヨウ ↓

サンカヨウはもう花が済んでいて、花そのものに拘るとこんな畸形的なものしか見られませんでした。



サンカヨウ ↓

みなこんな風に実をつけた姿でしたね。葉の方はサンカヨウの特徴を良く出しているのではないでしょうか。



ユキザサ ↓

前宮ルートではまだ咲いて居ませんでしたが、黒井沢道では花が見られます。



ユキザサ ↓

確かに真っ白い花は雪にたとえても間違いではなさそうです。



ワチガイソウ ↓

ワチガイソウもある高度帯でたくさん目にしました。



タチカメバソウ ↓

この草はよくよく湿気が好きなようです。



タチカメバソウ ↓

地面の湿った場所でたくさん群生していました。



ニワトコ ↓

こんな低木まで出て来てしまいました。



コウモリソウ ↓

こちらはコウモリソウで、



カニコウモリ ↓

こちらのほうはカニコウモリです。



コンロンソウ ↓

沢の水が流れるような場所でコンロンソウが未だ咲いていました。



コメント (2)
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