ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/7日 雨とともに歩いた恵那山 その2:枯れた桧の大木 サラサドウダン イチヨウラン

2014-06-12 10:40:12 | 草花
梅雨空と言いますが、確かにはっきりしない空模様が続いています。
恵那山に入ったこの日も、始めから曇り空でしたが、やがて雨が降りだし、そうかと思うと高曇りのような空になって、少し先の山が見えたりしました。
その後、再び、三度、四度と、雨が落ちて来ましたが、気まぐれに晴れ間を見せてくれたりもしました。
その後夕刻から後は雨が根気よく降り続き、これぞ梅雨時の空というものを満喫しました。

この記事では山の中腹を雨と一緒に歩いて、ボチボチと亜高山帯の植物に出逢い始めた付近の模様をレポートします。

シラカバ ↓

道の両側にシラカバが姿を見せました。恵那山では数が少ないですね。




道の真ん中に大木 ↓

今度は道の真ん中にど迫力の大木が聳えています。雷に打たれて枯れたものでしょうか。
樹には既にツツジ科のかなり大きな木が着生しています。



枯大桧 ↓

上のその樹を「枯大桧」と呼んでいますが、生きていた姿はウェストンも見上げたことでしょう。



サラサドウダン ↓

この道では途中でサラサドウダンをたくさん見ました。



サラサドウダン ↓




サラサドウダン(近写) ↓




中の小屋跡とお不動様

尾根上に小広い平地が有り、そこには昔小屋があったようで、岩棚にお不動様が祀られています。



雨曇り ↓

稜線の樹の合間から見える空間では、本日の象徴的な空模様が見えています。



シロヤシオ ↓

高度を上げるとシロヤシオが出て来ました。
上に来るとその頻度がどんどん増えてきます。



イチヨウラン ↓

このルートでイチヨウランを見たことがなかったのですが、いかにも生えていそうな雰囲気がありましたので、注意深く探しながら歩いて行くとついに、その”探し物”に行き着きました。
一人で歩いていますので、静かな喜びに満たされる瞬間です。


イチヨウラン ↓




イチヨウラン ↓

他の草にまじって”一葉蘭”の名前どおりに一枚だけの葉を確認します。



雨空 ↓

イチヨウランを見た後はこういう空模様の中でもルンルン気分です。


マイヅルソウ ↓

これ以後マイヅルソウには何度か出会いましたが、花が開いていたのはこれが最初で、後は概ね蕾ばかりでした。


ミヤマシグレ ↓

蕾ですが、こんな木も出て来ました。



空峠 ↓

空峠は八右衛門の頭とも呼ぶようです。ここの標高は1800mで、あたりは亜高山帯の様相がドンドン濃くなってきています。
コメント (4)
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