ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

12/12日 近くで富士山を見るために、浜石岳・薩埵峠へ その1:由比駅から歩き始める

2019-12-16 07:03:10 | 草花
この12日に浜石岳と薩埵峠を歩いてきました。
その一大目標は、「近くまで行って富士山と対面して来たい」・・・・ただそれだけでした。
幸いなことに好天に恵まれ、十二分に目的を達成することが出来ましたが、この山行をシリーズ化し、6回分の記事にしてレポートしていきます。

位置図 ↓




実行図 ↓

赤い線分を北の由比駅から南の興津駅まで歩きました。



断面図 ↓

この図では左から右に歩いています。



由比駅 ↓

JRの「青春18きっぷ」を使い、各駅停車を乗り継いで、この駅に午前9時半頃に着きました。



由比桜えび通り ↓

駅前の「由比桜えび通り」を北北東に向かって歩いて行きます。



富士山の一部分 ↓

早速、富士山の一部分が見えて来ました。天気が良いのでほっとしています。



交通の要衝 ↓

この場所にはJRの線路と国道一号線、それに東名高速道路、750m離れて新幹線が通っていて、日本有数の交通の要衝となっています。
新東名高速までを含めたら、5.6kmの間にすべてのものが入ってしまいます。



街並みから離れる ↓

駅前通りを左折して、山を目指す道に入って行きます。



浜石岳遠望 ↓

正面に、これから行く浜石岳が見えています。



ミカン畑 ↓

ミカン畑の間の道を歩いて行きます。



野猿 ↓

川を跨いで索状で荷を運ぶようです。



ツルソバ ↓

日当たりでツルソバの花を見ました。



404m峰 ↓

道の右側に存在感のある峰が見えていました。これは地図上の404m峰のようでした。



新幹線を跨ぐ ↓

新幹線で移動するときに、由比駅付近からは(たしか)富士山の良い眺めがあったように記憶しています。



キダチダリア(皇帝ダリア) ↓

こういう花も見ながら、のんびりと歩を進めていきます。
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12/12日 富士山に近づいて、今年一年のご挨拶をしてきました。

2019-12-15 07:04:18 | 草花
三日前のことですが、JRの「青春18きっぷ」を使って、富士山に近づいてご挨拶してきました。

JRの由比駅で降りて浜石岳に行き、その山頂からの富士山と対面し、その後は薩埵峠を経由して興津駅から電車に乗って帰ってきました。
その山行レポートはこのあとから始めますが、先行して富士山だけの眺めを時系列に沿って貼って行きます。
「由比桜えび通り」から ↓

今年の桜エビ漁は深刻な不漁だそうです。


電線などと共に ↓

毎日富士山を眺めていられる土地なんて素敵ですね。ただし、桜エビの漁模様が振るわないこともあるのか、街にみなぎる活気が足りないようにも感じました。






木々の間から ↓


浜石岳の山頂のすぐ手前 ↓

山頂に設置されたテーブルの下から富士山がちらっと見え始めました。


少し大きく ↓

歩を進めるとぐんぐん近づいてきます。

山頂到着 ↓


全景 ↓

今年もあと半月で終わります。良いことも都合の悪いことも、沢山ありましたが、とにもかくにも自分の脚でここまで来ることが出来て、おまけに極上の天気で、天下一品の富士山を拝むことが出来て感謝!感謝!です。
この国の未来に、次の世代に明るい希望を持たせてあげたいものです。



宝永火山 ↓


ズームして ↓


浜石岳の山頂で一時間ほど滞在しました。

山頂を後にして颯田峠経由興津駅を目指します。
この道のりが随分長いと感じました。

木々の枝の間から ↓


薩埵峠から ↓


アップして ↓


夕日の中 ↓

時刻は午後四時少し前。冬の日の落ちるのは早いもので、もう夕色が漂ってきています。

コメント (8)
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12/08日 西尾の八ツ面(やつおもて)山の展望台から その5(最終記事):低い山ですが360度の展望があります。

2019-12-14 07:08:12 | 草花
八ツ面山の山頂に着きました。ここの標高は67メートルと丘のように低い山なのですが、山頂に展望台があり、そこからは全方向に見晴らしが利いています。

さて、その展望台からどんな山が見えているか楽しみです。

桐の蕾 ↓

山頂部は広場になっていて、そこにあった桐の木には、枝先に来年咲く花の蕾が準備されています。



カエデ ↓

まだ小さなカエデの木が並木のように植えられていて、これは10年後20年後の楽しみといったところでしょうか。



展望台 ↓

展望台の真下に来ました。高さは7-8メートルほどでしょうか。そこへ昇って行きます。



白山は見えない ↓

最初に探したのは白山方面でした。西や北の方角は雲が多くて、とても白山までは視界が届いていません。手前の山並みは高賀山の山群のようです。



猿投山と木曽御嶽 ↓

近場の猿投山は良く見えています。そして木曽御嶽はいつも団地の高楼から見るのとは違って、猿投山の右側に来ています。



木曽御嶽 ↓

ここに来た目的は木曽御嶽のこの姿を見ることでした。お山の姿が殆んど全景で見えています。
残念なことに霞に邪魔されてはいますが、時間的に仕方のないことでしょうね。
今度来るときは、ここで日の出を狙ってみましょう。



恵那山 ↓

恵那山も霞さえなければ最上級の見え方ではないでしょうか。



中央アルプスと手前に村積山 ↓

この位置からは中央アルプスが全山見えるのではなくて北半分だけが見えています。
岡崎市郊外の村積山も見えます。



南アルプスの赤石岳と聖岳 ↓

驚いたことに三河の山の端の上にちょこんと雪の頂が見えていました。
カシバードで確認したところ、赤石岳の一部と聖岳の一番上でした。



碧南火力発電所 ↓

石炭を使って発電しているこの発電所もだんだん肩身が狭くなってきているのでしょうね。



藤原岳 ↓

西に位置する鈴鹿山脈は霞んでしまって、ほとんど見えていませんでした。 折角ですので、藤原岳を無理にカメラに収めて見ます。



名古屋駅方面 ↓

名古屋駅方面にもカメラを向けます。高層ビル群の背後に能郷白山が薄ぼんやりと見えます。


神島 ↓

伊良湖水道の神島方面もこのような見え方をしています。

これにて展望台を下ります。


帰りの土産 ↓

展望台から下りて自転車を置いてあるところまで下って行きます。帰りの土産に植えられてまだ間の無いカエデの小木の色付きを愛でていきます。
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12/08日 西尾の八ツ面(やつおもて)山 その4:久麻久(くまく)神社で一休み、雲母の廃坑跡など

2019-12-13 07:09:12 | 草花
八ツ面(やつおもて)山は矢作古川沿いに立つ、標高67メートルの小山ですが、ここからの眺めも良くて、木曽御嶽の一級品の眺めを得ようと期待をしてやってきました。
この山はかつて良質な雲母(キララとも言う)を産出したようで、古くはきらら山と言っていたそうです。
西暦713年(和銅六年)には朝廷に雲母を献上したという記録が続日本紀に残されているそうです。
地名の吉良はこの雲母(きらら)が由来だと聞きます。浪花節の吉良の仁吉さんも吉良の産ですね。

西浦半島の原山から自転車を漕いで1時間50分ほどかかり、お腹は相当空いてきています。
「シャリバテ」というあまり上品ではない俗語がありますが、まさしく、シャリが切れて、エネルギーがプッツンしそうな状態です。

地図 ↓




見えて来た ↓

矢作古川の堤防上を自転車漕いで進んでいます。遠くに見えた八面山がなかなか近づいてくれません。相当草臥れてきています。



コナラの紅葉・黄葉 ↓

やっと山麓に着きました。元気の良い時なら、山頂まで自転車を漕ぎ上がるのですが、たった70メートル弱の高度差を頑張れません。時刻は午前11時50分。
綺麗なコナラの葉を見上げながら、どこで昼食をとるのか考えています。



神社の石段 ↓

この石段を登り切り、山の中腹にある神社の境内で食事をとることにしました。



久麻久(くまく)神社 ↓

この神社の創建は定かではありませんが、西暦701年にはあったと言い伝えられています。
何よりも延喜式に神名記載されている、由緒ある社のようです。
ここで参拝後に遅かった昼食をとり、身体の筋肉にエネルギーを注入します。



説明書き ↓




椎の大木は「連理の枝」 ↓

二本の椎の大木が途中の枝で連なっています。この様により縁結び・子孫繁栄・男女の幸せの象徴として尊ばれています。



境内の紅葉樹 ↓

数少ないもみじを見てから山頂に向かって歩き出します。



西尾市の配水場 ↓

中腹には西尾市の配水場があります。背後のアンテナはそれとは関係ないかもしれません。



四季桜 ↓

こんなものも植えられていました。



雲母の廃坑道 ↓

山の斜面に凹部があり、そこに木の枝などが無造作に散乱しています。脇に「雲母坑址」の看板が立っていました。



センリョウ ↓

いつもは車道を通っていますが、今回は歩いていますので、山の斜面に入ってみました。
早速センリョウを見つけました。



ヤブミョウガ ↓

ヤブミョウガの実もまだ残っています。



サネカズラ ↓

サネカズラの実は、未だ全部が赤くなってはいません。
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12/08日 西浦半島 原山を歩く その3:標高93.3メートルでも西浦半島の最高峰

2019-12-12 07:07:55 | 草花
御前(ごぜん)崎の稲村神社のすぐそばで富士山が見えることを確認して、山の下まで降りてきた後は、三角点のある原山を目指します。
この山の標高は93.3メートルですが、この西浦半島の中では一番高い山になります。

前回西浦に来た時には道を間違い、修正して取り組むだけの時間がなくて引き返してしまいましたが、今度こそは頂を踏もうと気合いを入れています。
地図 ↓



山麓着 ↓

山麓に着き、山を目の前にしている家の人に、山頂に通じる道があるかどうか聞いて見ると、「無いだろう・・・」とのことでした。
そこでいきなり藪の中に突入します。



道がない ↓

矢張り道はありませんでしたが、ずっと以前は何らかの要因で人が通ったであろう痕跡も仄見えています。



センリョウ ↓

最初は藪漕ぎでしたが、それを過ぎると、暖地性の照葉樹林下に入ります。
そんな空間にセンリョウが赤い実をつけています。



尾根歩き ↓

GPSの指示通りに尾根伝いに歩いて行きます。昔は恐らく薪炭の伐り出しに人が歩いていたのでしょうね。

尾根上にはかつて神社が祀られたような痕跡(玉垣と思しきもの)も見ました。



山頂の倒木 ↓

低い山ですので、丁寧に歩いて行くと山頂と思しき場所に来ました。
一番高いところに倒木が根鉢を曝け出しています。あたりに木々が茂り、風にさらされるわけでもないのに、なぜ木が根こそぎひっくり返るのか?・・・と、不思議に思いました。



三角点 ↓

地図上に標記のある国土地理院の三角点を探すと、割合近くにありました。



三角点標石 ↓

三等三角点と彫り込まれています。 これにて下山しますが、道が他にはないので来たように戻ります。



ヤマザクラの大木 ↓

これも薪炭伐り出しの材料なんでしょうね。薪を作らなくなってから久しい時間、その年月だけ育ったヤマザクラのひこばえがどれも大木になっています。



ヤツデ ↓

この時季の花がひっそりと咲いています。



渥美半島の大山 ↓

下山途中で一方向に見通しの利く場所があり、そこからは対岸の渥美半島が見えました。
シルエットに見えるのは渥美半島最高峰で、一等三角点を持つ大山です。



下山 ↓

自転車を置いた場所に戻ってきました。所要時間は往復で一時間でした。
ここでズボンについたヒッツキムシを取り払っておきます。
時刻は午前10時ジャスト。時間はたっぷりありますから、西尾市の八ツ面(やつおもて)山まで漕いで行きます。
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