ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

12/22日 「姫路城」 中の段:天守閣に登る スケールの大きな建造物に酔いしれています。

2019-12-27 07:08:19 | 草花
靴を脱いで、天守閣の中に入って行きます。随分急な階段が続きましたが、どの階層でも見るものすべてが新鮮に感じられ、そのためにほとんど疲労を感じることなく最上階まで登って来られました。
これまでに奈良の大仏殿や白川村の合掌造りの家など、木造の建造物としてスケールの大きなものを見てきましたが、このお城は別格だと思いました。
そしてただ大きいだけではなくて、なんというか、木造りのやさしさに包まれて癒しを感じてしまいますね。

私たち日本人はきっとそのように感じている筈ですが、たくさん来ていた、ヨーロッパ系やアジア系の外国の人たちは果たしてどのような感想を持って国に帰るのでしょうか。
もしかしたら同じように感じているのではないかと推測しています。小生が外国語に堪能でしたらきっと話しかけて感想を聞いていたことでしょう。

板敷 ↓

足元は大きな板が綺麗に敷かれています。



天井 ↓

天井を見上げても重厚で安定感があります。



駅方面 ↓

姫路駅に着いた時には真っ先にこのお城を探しました。お城の天守閣に登ったら、同じように駅方面を見てお返しします。



釘隠しの細工 ↓

柱の人目に付く箇所には釘隠しの細工物を置いていたそうで、これは「六葉釘隠し」というそうですが、多分に装飾的になっていたと言いますから、ここで釘隠しをしているのかどうか確認はできませんでした。



板の空間 ↓

窓の内側は板の空間で、その板は人が歩くのでまるで、磨かれたかのようにぴっかぴかです。



敷居 ↓

大きな引き戸が移動するので敷居も巨大です。比較のために人の脚と一緒に撮りました。



階段 ↓

階段の急なことも特筆ものです。戦の時にはここを通って軍事資材が行き来するのでしょうが、運び上げには苦労しますね。



鯱鉾 ↓

鯱鉾は焼き物でできていますが、窓枠が邪魔をして、なかなか撮るのに難儀しています。



最上層の瓦と漆喰 ↓

姫路城の漆喰は超の付くほど有名です。天守閣最上層の漆喰ですから、ここへ来るすべての人に見られることを意識して漆喰を打ったことでしょうね。職人の作品をじっくり観賞させてもらいました。丸瓦には一つ置きに揚羽蝶の紋が浮き出ています。



刑部(おさかべ)大神 ↓

最上層の神社にお参りしてから、御いとまします。



一番上の階段 ↓

気を付けて下って行きます。



天守閣から下りて ↓

天守閣から下りて備前丸(広場)に向かいます。目の前に修繕箇所の覆いが見えます。



圧倒的 ↓

目の前に迫力満点の姿で押し寄せてきます。



備前丸の大榎 ↓

広場の前には大きなエノキが聳えています。



真正面から ↓

備前丸の広場に設置されたベンチに座り、真正面から天守閣を見上げます。



お菊井戸 ↓

播州皿屋敷の怪談で名高いものだそうですが、どうやらその話は史実ではないようですから、カットします。 井戸を覗き込んだら随分深いもので10m程はあったように見ました。
水の無い井戸の底には、硬貨がたくさん投げ込まれていました。



歴代の鯱鉾展示 ↓

明治・昭和・平成の鯱鉾が展示されていました。好みが分かれましょうが、小生は明治のものに感性が共鳴しました。
コメント (4)
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