板東しょうごの「ふるさと三木に帰れる町に!」

一度三木から離れた若者が、ふるさとに帰ろうとしても、仕事がないから帰れない。若者がふるさと三木に帰ってこれる町にしたい!

神戸電鉄について

2012-06-19 19:21:06 | 市政報告
 質問の最後です。神戸電鉄粟生線の問題です。

<1回目の質問>
(板東)
 最後5番目の質問ですが神戸電鉄についてお尋ねします。通告していました1点目のワンコイン切符の取組ですが昨日の同僚議員に対する答弁がありました。

 2月22日から5月末までに3700セットを販売し神鉄が現在結果を検証中とのことでした。神戸電鉄が結果を検証するのは当たり前ですが、三木市としても独自の評価と判断をする必要があると思うのです。

 1つ目に3700セットという数はどのようにうけとったのかお尋ねします。

 2つ目に神戸電鉄が行う検証のポイントをお尋ねします。

 2点目に5月からの粟生線の減便についてお尋ねします。この点についても同僚議員も質問されていますが答弁漏れもあるようですので再度お伺いさせてもらいます。

 1つ目に減便による市民の声について把握していれば教えてください。

 2つ目にこの減便政策は当面続くのかどうかお聞きします。

 3つ目にこの減便を続けて本当に活性化が出来ると思っておられるのかお尋ねします。

 最後3点目ですが、新病院の直通バスの計画がありますが、神鉄沿線地域についても神戸電鉄を活用した計画になっていないよう見受けました。

 神戸電鉄の活用計画はないのかどうかお聞きします。もし企画段階で検討されていたのであれば、なぜ外されたのかその点についても教えてください。

(井上まちづくり部長)
 ワンコインきっぷの状況についてでございます。そのうち市として、ワンコイン切符の認識はというまず1点目のご質問ですが、沿線住民の声を反映した企画でもあったことから、市民の皆様にも話題に上がり、利用促進の効果は十分にあったと考えています。

 次に、神鉄が行う検証のポイントはというご質問ですが、泉議員にお答えしたとおり、新たな乗客増につながっているか、収益増につながっているかを検証し販売を継続するかどうかを判断すると神鉄から聞いております。

 粟生線の減便についてでございます。市民の皆さんからの声につきましては泉議員にお答えしたとおりでございます。

 つぎに、ずっと続くのかというご質問でございますが、粟生線の減便につきましては、神戸電鉄株式会社の収支改善策のうち、運行経費の削減として平成24年5月19日から実施されております。

 利用実態に合わせてダイヤの再変更も検討し、実施していくと神戸電鉄から聞いております。

 次に、本当に活性化が出来るのかとの質問でございます。

 粟生線の減便につきましては、先に述べましたとおり、神戸電鉄の収支改善策の一環として実施されたものです。これは利用者の少ない時間帯を中心に減便を実施することにより輸送の効率化、コスト削減を図るものです。よって、利用者増加という意味での活性化とは一見相反する内容ではありますが粟生線の維持存続にむけては必要な施策であると認識しております。

 新病院の直通バスの計画に神戸電鉄の活用を考えないのかの質問でございます。

 統合病院への直通バスは交通弱者の足の便を確保する事を目的に統合病院まで運行するものであり、神戸電鉄の利用増とは考えを異にするものです。よって検討の対象とはしておりません。


<2回目以降の質問>
(板東)
 ワンコインきっぷの開催中に今回志染駅以降の減便になったわけですが、ワンコインきっぷが試験的になされてる中で、このようなことをしたら試験になるのかと思うのです。あえて減便にしたらどうなるのかを見たかったんだということなのか、三木市としてどのように認識しているのか聞きたいと思います。

(井上まちづくり部長)
 ダイヤの減便実施中にもかかわらずワンコイン切符の導入とラップしたことで、試験的であっても意図的にそのような時期を選んだのかという質問ですが、決してそうではございませんで、活性化協議会が沿線住民の声をお受けしていち早く神鉄さんに働きかけて、神鉄さんがその声を聞いて試験的に導入を図ったものでございます。

 また、減便という事は神鉄さんの収支改善策の一環として長期的な視点に立たれて計画的にされていくものでたまたまラップする時期になったということです。

(板東)
 意図的でなくたまたま重なったという話でした。

 ワンコイン切符の検証というのが減便になったということで本当にできるのかと思うのです。減便になって人が減ったのか増えたのか、ワンコイン切符によって増えたのか、元々減便になったから減ったのか、その辺りがわからなくなってしまったというふうに思うのです。

 そのようなところで神戸電鉄のワンコイン切符の検証を待っているところなんだということでしたが、神戸電鉄に対して、ワンコイン切符の検証についても三木市が独自で評価していくべきでないかというように思います。どのように思われますか。

(西山技監)
 お得切符については神鉄自体がやろうということで活性化協議会の中でも始めているのです。

 減便については、昼間の非常に乗客が少なく、空気を運んでいるというご意見も頂いた上でこの時間帯であれば市民の方々に迷惑をかけるのが最小限という判断をして、その時間帯にご利用になっていたお客さんも神鉄の担当に聞きますと、ちょっと早い便に動かれていると、違う便に乗っていただいている状況だと聞いておりますので、乗客の方についてはあまり減らないのかなと判断しています。

(板東)
 昼間の時間帯が非常に少ないとこれまで言われてきていると思います。

 私もそのように思っていたんですが、実際1時間に4本のときは恵比須駅でその時間に乗っても2人くらいしか乗っていなかったんですね。実際今回減便になってみるとベンチに座れないくらい人がおられるんです。それは恵比須駅に限った事でなく上の丸駅でもベンチに座れないくらい人いたよという話を良く聞きます。

 神戸電鉄が影響ないんだという話をしていましたけど、4本を1本にしたから人が集まったんだということですが、そんなに少ないと言えるのかなと思うのです。実際志染駅行くときには既に立っている方たくさんおられます。

 そういう状況についても市役所の職員も利用されていることですからその状況もわかっていると思うのですが、そのあたり当局としてどのような状況なのか、神戸電鉄から少ないと聞いていたからそうしたんだというのでなく、実際に大丈夫なのという話があってしかりだと思うんです。

 三木市として減らせというだけでなく、大丈夫なのという事も含めて言っていただきたい。なぜこのように言うのかというと、最悪のシナリオ考えると、5年間の存続することになっています。3年先には5年後どうするのかという話になったときにやっぱり減りましたとなっときに、そのまま、言われるとおり減便もしました。というように話で、これ以上何もしようがありませんとなって、本当に廃線になってしまうのではないかと思っています。

 本当は、昼間でも人が(電車を)使えるように三木市が努力するという立場でやっていくべきではないか。神戸電鉄に対しても経営努力が必要ですけど、それ以上に三木市が神戸電鉄に乗ってもらうことをやってもらっていると思うんですが、まだ足りないのではないかと思うのです。

 減便になったところでいうと、神戸電鉄の言うがままではないかというのは平日と土日によっても1時間に1本になっているところ全然違うと思うのです。どのように違っているのかという辺りもお聞きしてますか。

(西山技監)
 1時間に1本になっているダイヤについては粟生駅でJRと接続しています。JR加古川線が1時間に1本ぐらいですのでそのダイヤに合わせている状況です。

 これから活性化協議会などで乗客数を増やす努力をしているところですので今の地点で乗客が増えるわけないとか、そういうことは言わないで欲しい。

 出来たらこの方策はこのようにしたらいいのではないかというような提案をいただいたらありがたいと思います。 

(板東)
 減る減る言わないで欲しいということですが、実際に恵比須駅でいうと電車行ってしまうとバス乗りますよ皆さん。その人たちは、今度神戸電鉄に乗ろうとならないですよ。1本逃したら1時間待たなアカンのですから。それでも乗ろうとはなかなかならないですよ。

 特に減便というのは活性化しようというのならもっと市民の皆さんに便利に乗ってもらうためにどうするのかをすべきであって、先程1年単位でという話もありましたが、もっと長いスパンで見たら減便をするのでなく増やすまでいかなくてもそのような方向で考え方としてもっていかなくては残らないと思いますよ。

 全国の中で赤字になっているところで、どこ見ても、減らしたところで残っているところはないと思うのですが、もしあれば教えてほしいのですが。

(西山技監)
 減便したところで存続しているところがあればという事ですが、存じておりません。

 乗っていただくには魅力が必要だと思うのです。電車が行ってしまったらバスに乗るというはなしもありましたけど私自身も6月からJRに乗って、粟生で神鉄に乗り換えて来ています。非常に時間がかかりますけど、実際にバスの方が早いのですが、やはり対策として利用したいなとしておりますので、という声を届けて、一人でも多く乗ってていただくように努力してまいりたいと思っています。

(板東)
 西山議員(※技監の間違い)自身が努力含めて言っていただいたのでこれ以上は平行線になりますので私からの質問はこれで終わりたいと思います。

 ただ、再三申し上げますが、活性化するには減らすのでなく増やさないと人に乗ってもらわなければならないわけですから、そのために、経営改善よりも一人でも多く乗ってもらうための努力をしてもらうべきだと最後にもう一度強く言って終わりたいと思います。有難うございました。



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