地域子育て支援拠点事業について
父親の子育て参加を促進することに大いに賛同します。
私は、三木市における父親の子育ての参加状況をどのように把握しているのか。
その中でこの事業による促進効果をどう期待しているのかを質問しました。
勿論、質疑であり、議員が何を質問するかわからない状況で答弁する必要があり、答弁も難しいとは思います。
しかし、答弁の内容は一般論であり、現状把握がなされていないように思いました。
本当に父親の子育て参加を促進しようとするのであれば、現状把握として、実態アンケートをとったり、子育てキャラバン参加の母親に聞き取り調査をするなどして、時間的、質的なもの、母親が求める父親の子育ての内容等を把握するべきだと思います。
父親の子育て参加を支援するのであれば、このハンドブックの作成などの事業の羅列だけでなく、系統的な取組を期待するものです。
①三木市の父親の子育て参加の現状の評価と三木市の目指す状況について
椿原市民ふれあい部長
現在子育てキャラバンや育児講座など、育児支援のための事業を実施しているが、父親の参加はほとんど見られない。
事業の開催を土曜日にするなど、父親が事業に参加しやすい企画を考える。
②父親の子育ての参加を促進する経緯と狙いについて
椿原市民ふれあい部長
子育てに参加したくても、どうやってかかわっていいのか、何をすればよいのか、悩んでいる父親に育児参加を促進し、夫婦で育児や家事を分担することにより、女性の社会進出や社会復帰につなげ、女性が働きやすい環境をつくるもの。
③当初予算での事業と今回の補正予算での事業による変更点について
椿原市民ふれあい部長
当初予算では、男性の育児参加講座は6回を予定しておりましたが、10回に変更し、内容を充実いたしました。また、結婚、妊娠、出産に関する情報提供のため、「結婚したいなガイドブック」と「パパの育児ハンドブック」は、既製品ではなく、高校生や子育て世代にアンケートを実施するなど、三木市独自のハンドブックとして作成いたします。
さらに、育児不安の解消や子どもへのかかわり方を見直すきっかけづくりとして、2回の講演会を新たに開催する経費を計上いたしました。
④父親の子育てへの参加を促進する、そのための父親へのアプローチについて
椿原市民ふれあい部長
実際に子育てをしながら仕事をしている人たちを講師に迎え、父親キャラバンを10回シリーズで開催することや「パパの育児ハンドブック」を作成し、子どもが生まれる前に父親としての自覚ができるように、母子健康手帳交付時や乳児健診時に配付し、男性の早期の育児参加につなげてまいります。