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本会議の質問原稿2021年9月13日

2021-09-15 10:02:03 | 議会報告

9月13日(月)の本会議において質疑並びに一般質問を行いました。その質問原稿をアップします。


質疑の一番目は第51号議案、三木市立認定こども園等の設置及び管理等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。

今年度末に廃止予定の志染保育所を当面継続する必要があるため、廃止年月日等の規定を削り、併せて「三木市立保育所条例」の附則に定めた条例の廃止規定を削るものと説明がありました。

広報みき9月号には志染保育所の継続について「第2園区において、今後も0-2歳児の受入れ施設が必要であることともに、特別な支援を要する児童等の受入れ体制の充実を図るため」と書かれています。

そこで2点質問します。

1点目は、確認ですが、廃止年月日に規定を削除するわけですが、廃園計画の撤回なのか、廃園の無期延長なのかお尋ねします。

2点目は特別な支援を要する児童の受入体制の現状についてお尋ねします。

 

2番目は第52号議案令和3年度三木市一般会計補正予算についてです。2つの事業について質問します。

 

1つ目の事業は神戸電鉄粟生線活性化事業についてです。

新型ウイルス感染症対策として、車内の密度を上げないよう、便数等に配慮した運行に取り組む神戸電鉄に対して国の実証運行支援期間終了後、県とともに支援を行うための支援金170万円を追加するものです。

1点目に国の実証運行支援の内容についてお尋ねします。

2点目に170万円の根拠についてお尋ねします。

3点目に神戸電鉄以外の公共交通への支援がどのようになっているのか気になるところです。バスやタクシー等、他の公共交通への支援についてお尋ねします。

 

2つ目はデマンド交通運行事業についてです。

既に、10日金曜日の本会議において同僚議員に対する答弁がありました。利用者数の目標値は令和元年のよかたんバスの利用実績年間約6千人、月約500人を目標としている。また登録者の目標値はアンケート調査の結果を踏まえて吉川町内人口の1割にあたる700人。利用状況は8月末時点で利用者461人、登録者206人と想定を大きく下回っているとの答弁がありました。

しかし、お試し期間中の目標値なのか、デマンド交通運行事業として継続するかどうかを判断する一定期間後の目標値なのかわかりにくいところがありましたので確認をしたいと思います。

先日のご答弁の中でも利用状況が、目標より下回っている要因の一つとしてコロナ禍における外出自粛の影響をあげておられます。利用者にとって、相乗りタクシーは他人と車内の蜜の状態で長時間居合わせるリスクがある乗り物で、外出自粛の影響とともに、感染リスクを回避する選択としてチョイそこみきへの利用につながっていないことも大きな一要因ではないかと考えています。

3点質問します。

1点目に、お試し期間中に達成する登録者数と利用者数の目標数、実数についてお尋ねします。
実数については、8月末時点で利用者461人、登録者206人ということで既に答弁頂いているのですが、8月の利用者数についてお尋ねします。

2点目に、デマンド交通運行事業として事業継続の最低ラインについてお尋ねします。

3点目にチョイそこみきのコロナ対策についてお尋ねします。

 

一般質問に移ります。

1番目として新型コロナウィルス感染症対策についてです。

 

1つ目にワクチン接種について2点質問します。

接種会場まで行けない人への対応について6月議会でも質問をしました。接種を希望しながら会場に行くことに難しい方があることは認識している。ある程度の方の接種が終わった段階で未接種者に対して個別通知による接種の意向を確認するなどの対応を検討する。との答弁でした。

1点目に、接種会場まで行けない人への対応についてお尋ねします。

3回目のワクチン接種、いわゆるブースター接種について国でも議論がなされています。地方自治体としては、国の方針待つ状態にあるわけですが、集団接種会場は10月末で終了しようとしています。3回目接種に対してどのように対応しようとしているのか気になるところです。

2点目に、3回目接種が実施された場合の対応についてお尋ねします。

新型コロナウイルスの第5波の感染拡大は、政府が重症者や重症化リスクの高い患者以外は、原則自宅療養を基本とする方針を打ち出すなど、一部地域では医療体制のひっ迫、人によっては崩壊だと表現する方もおられる状況でした。三木市民にとってこれまで以上に感染拡大が広がれば、医療体制は大丈夫なのか不安に思うところです。

 

2つ目に6波に備えた医療体制の充実についてお尋ねします。

コロナウイルスの変異ウィルスも進化を遂げ、デルタ株が日本でも猛威を振るっているわけですが、ラムダ株、ワクチン効果を抑制するミュー株、9日には国内で初めてイータ株の感染者が判明し、さらにカッパ株も出ているようです。私のようにギリシャ文字に縁遠い人間が、ギリシャ文字を知るきっかけともなっています。

基本的な感染対策はマスクの着用、手洗い、うがいだと思います。それ以外の感染対策も様々なされています。以前は全国民に布マスクが配られることもありましたが、先日の本会議でも、学校では不織布マスクを推奨しているとの答弁もありました。当初の感染対策と比べて、不要なもの、或いは不十分なものがあると思います。それら最新の科学的見地に立って感染対策の見直しの必要があると思います。

3つ目に、デルタ株に対応した感染症対策の必要性についてお尋ねします。


昨年度においては、事業継続のための給付制度等はある程度充実していたと思います。その甲斐もあり企業倒産は記録的低水準だそうです。しかし昨年使えた給付制度について今年度も同様に使えるようになっていないのが現状だと思います。

4つ目は、現在使える事業継続のための給付制度についてお尋ねします。

これまで三木市でも、コロナ禍において影響を大きく受ける業種に絞った支援がなされてきました。それらの事業について一定の理解するものです。しかし、その業種以外にもコロナ禍において影響をうけ、減収により苦しんでいる事業者はあるわけですが、そのようなこれまでの網にかからない事業者に対する支援が必要かと思います。

5つ目は、業種に関係なく、減収に苦しんでいる事業者に対する支援についてお尋ねします。

緊急事態宣言の中、公共施設が閉館となっていました。しかし、近隣市では制限はあるものの開館しておりなぜ三木だけという声をよく聞きます。

6つ目に、公共施設の閉館対応についてお尋ねします。

 

2番目の質問は、特別児童扶養手当についてです。

先日の神戸新聞に特別児童扶養手当に関する記事がありました。三木市の実態も気になるところです。

1点目に、特別児童扶養手当の要件と判定方法についてお尋ねします。

2点目に、過去10年の申請件数と却下件数についてお尋ねします。

3点目に、更新時に打ち切られた件数についてお尋ねします。

4点目に、専門医や福祉職を加えた複数による判定や、基準の見直し、審査の透明化を求める声に対する見解についてお尋ねします。

3番目の質問は幼保一体化計画の見直しについてです。

6月議会でも、待機児童の解消に向けての質問をさせて頂きました。その後の進捗状況について知りたいところです。また、来期において待機児童が出ないよう最善の努力が必要かと思います。

また、6月議会を視聴された方から、保育士確保の取組は昨年までの取組と変わらないけど、それで問題は解決出来るのかという疑問を頂いています。

また、8月の総務文教常任委員会では、3歳児1号認定児の入所保留者14人の対応と幼稚園の預かり保育についてアンケート結果の報告もありました。

これらの点について併せて9点質問します。

1点目に、入園を待つ児童103名の解消状況についてお尋ねします。

2点目に、待機児童の基準の見直しとルールの整理状況についてお尋ねします。

3点目に、6月議会以降の保育士確保の状況についてお尋ねします。

4点目に、新たな保育士確保施策の必要性の有無についてお尋ねします。

5点目に、来期の待機児童予測についてお尋ねします。

6点目に、3歳児1号認定児の入所保留14人のうち入所枠を確保出来た要因についてお尋ねします。

7点目に、来年度以降の受入れ枠の確保を保育協会と協議を進めるとしていますが、受け入れ枠を増やせば0-2歳児の枠が小さくならないのかお尋ねします。

8点目に、預かり保育のアンケート結果について利用したいと答えた保護者の割合についてお尋ねします。

9点目に、預かり保育をする上で、ネックとなる問題についてお尋ねします。

4番目の質問は神戸電鉄への支援についてです。

三木市内を走る神戸電鉄は、コロナ禍以前と変わりなく運行しています。しかし、一時期と比べて利用者も回復しているとはいえ、コロナ前と比べて少ない状況です。もともと存続の危機にある粟生線は大丈夫なのか気になるところではないでしょうか。

志染駅から三木駅の区間を増便する社会実験の期間も今年度末までとなっています。これからの対応が迫られます。

この間三木市のまちづくりをまじめに考えておられる方から、乗降者が少ない三木駅に立派な建物が必要かという疑問を投げかけられました。確かに、6月議会で提案された追加予算の在り方について疑念を持つ方がおられるのはよく理解できます。しかし、三木駅を再生することそのものに疑問をお持ちの方がおられることにびっくりしました。

私は三木駅の再生は三木市のまちづくりに大きく寄与するものだと考えますが、神戸電鉄を利用しない人、三木駅を利用しない人からみれば利用しないものに多くのお金が使われることに疑問を持つのかもしれません。

3点質問します。

1点目に、コロナ禍における神戸電鉄の状況についてお尋ねします。

2点目に、昼間時間帯の志染駅~三木駅区間を増便する社会実験の評価と今後の予定についてお尋ねします。

3点目に、三木駅再生の意義についてお尋ねします。

以上1回目の質問を終わります。

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