先日行われた開会式。
それを見ていたら、日本ではない国の代表の選手に数人、日本人との混血の方が選手として出場しているような説明がありました。
なるほど、国際化が進んできて、世界にはそういう人たちが増えているんですね、という事実をあらためて知りました。
現に数年前から、日本のスポーツ会でもそういう選手が増えてきています。長野県代表の御嶽海も、お母さんはフィリピン人。大坂なおみちゃんもお母さんは日本人。
今大会でも、柔道のウルフ・アロン選手もお母さんが日本人です。またまた、フィリピンの旗手を務めた柔道の選手はおとうさんが日本人なのだそうです。
デーデーくんもいました。
ハーフという概念は日本にしかない、と聞きます。確かに、日本には日本人と言われる人しか長い間居なかったわけですし、出自とか出身が重視される社会ですから、見慣れない風貌の人は日本ではとっても目立つ存在。
八村選手が「日本にも差別はある」と言っていましたが、これは混血児に対する差別のこと❓あるいは黒人に❓
今でもあいのこというか、混血児に対する差別は今でもあるのでしょうか❓私の周りには、そのような人はいなかったので、よくわかりませんが。
あの、イサム・ノグチもお母さんがアメリカ人で、子供の頃はひどいいじめにあっていてようです。当時は、周りに外国人も殆どいない時代。日本の社会には、異質なものに対する恐怖感が強かったと思います。
が、こんな状況も、ハーフの子がモデルに起用されたり、マスコミにチヤホヤされるようになってから、変わってきたのかもしれません。あいのこ、とかいう呼び名も廃れてきていると思います。
ヨーロッパのどこかの国には、日本人との混血の政治家の方もいるようです。そして、その彼は日本語も喋れます。そんな人が大統領になって、日本を訪れたら面白いでしょうね。
でも、ハーフと言えども、日本人にとっては日本語が喋れる、という事が日本の社会に受けいられるかどうかの重要な点だと思う。日本語が喋れるということだけで、安心してしまう。要するに同族だと思うんですね。
大坂なおみちゃんが批判を浴びているのって、案外、そこの問題だと思います。
ということで、世界に日本人の血が流れていっている時代。
オリンピックでも、日本人との混血の人が、別々の国の代表で戦ったりすることもあるでしょうね。
日本代表の日本語が喋れないハーフ 対 〇〇国代表の日本語が喋れるハーフ
そんな感じになったら なんか複雑ですねぇ~(笑)