2月になりました。
私の誕生月、今月68歳になります。
子供から見ると老人も良いところなのでしょうね。
自分でも夜、本を読んでいると手はすっかり老人だなと思います。
シミ、しわだらけ。
鏡を見ると眉から長い白髪が見つかります。
人はと言うか動物でも植物でもですけど生まれたら死は保障されている訳で、子供のころ先を考えると長いのですけど、歳を取って振り返るとまったく 夢幻のごとくなり です。
聖書にも 若者よ若いうちに楽しめ と言うのがあったように思いますけど、若いうちはあまりそういうことを考えないですね。
でも、私の生き方、やりたいことを先延ばしにしないでやれた、それを許してくれた家族にも感謝です。
若い頃からいろんな趣味を経験して歳を取ったら本棚から本を取り出すように楽しもうと思っていましたが、その時にやれたことが良かったのだなと改めて思います。
今までやってきた趣味はたくさんありますがその時でなければやれなかったものが多いです。
アウトドアの趣味では、
登山は若いころ日本アルプスや八ヶ岳など高いところを沢山歩きました。
今はハイキング程度になっていますが続いている趣味です。
オリエンテーリングも指導員を持っていましたが、地図読みの役に立っているのでこれも現役。
スキーも良くいきましたけど、悔いなし。
車は国内B級ライセンスまで取って好きだったのですけど今の車には魅力を感じないのでやめて良かったです。
バイクは仕事がらみですが車を手放した今も楽しめています。
バイクはラインの元パイロットの人が言っていましたがオープンコクピットの飛行機に一番似ている、私もそう思います。
旋回するときにバンクしなければならない、など、自分でコントロールしている事を感じられるからです。
ダイビングはスポーツダイビング最高峰のマスタースクーバ(これは今も生きていますけど)、職業ライセンスではアシスタントインストラクターまで行きましたけど、重いタンクを背負って大きなカメラを持ってはもう無理、これはやれるときやれて良かったです。
飛行機は半年でしたけど3舵式の(飛行機と同じでエルロン、ラダー、エレベーターを操作する)ウルトラライトプレーンを経験できました。
これはフライトシミュレーターで経験したのと同じだなと確認できたので満足でした。
インドアの趣味もたくさんあり、これらは今でも時々楽しめています。
そうそう、アマチュア無線の局免許も更新しました。
息子が小学生の時に一緒にとったアマチュア無線技師の免許、そして局免許。
終身免許なので息子の免許状は幼い写真のままです。
マチュア無線技士だけでなく局免許を取ると世界で一つのコールサインをもらいます。
特定小電力のトランシーバーではいりませんけど、電力の大きい電波を扱う場合必要になります。
携帯電話が普及する前ほどアクティブではありませんけど知らない人と繋がる事が出来るこの趣味も楽しいのかなと思っています。
アマチュア無線も最初は自分で組み立てた無線機を試すと言う感じでしたが、始めたころは携帯電話がまだ普及していなくて代わりの連絡用と言った時代でした。
モービルアンテナを付けた車、トラックとか乗用車も多く、呼び出しチャンネルもにぎわって、更新可能なチャンネルはどこも使っているような状態でした。
CQ(どなたか交信してくださいと言う意味)を出している局も多かったです。
外国と交信できる電波は近隣のテレビに影響を与える場合がありますけど、連絡用に使っている144とか430は便利でした。
最近すっかり静かになっていますけどたまに山の上からCQを出している人もいます。
携帯電話と違って見ず知らずの人と話せるのは魅力の一つです。
大きな電力、大きなアンテナで交信するより出来るだけ小さな電力でショボイアンテナを使って交信するのは面白いです。
電波は街だと色々な建物にぶつかって意外なところと交信できたり、山の上だとかなり離れたところとも更新できます。(アンテナは高いほど利得が高くなる)
私も始めたころはCQを出したりCQに応答したりしていましたが、1年もすると知っている人ばかりになり、次第に交信しなくなりました。
屋根のアンテナが先日の雪でこけたので、ハンディ機なので交信可能なエリアは狭いのですけどですけど今日はずっとスイッチを入れていますが誰も呼んでいません。
休日には高いところで電波を出している人もいますから今度低山部の時にハンディ機を持って行こうかなと思っています。
そういえば低山部のメンバーが 山に登ったら ロミオ、ロミオ、ジュリエット、ジュリエットなどとおじさんが言ってたのよ と言っていました。
無線をやらない人には面白かったでしょうね、ファネティックコードと言うのがあり コールサインを解かりやすくするためのコードで R は ロミオ、J は ジュリエットなんですね。
私の コールサインの一番最後は C で チャーリー なのでこれも名前のようですね。
( 追記 )
「 ニャンの飼い猫暮らし 」
昨日はニャンが夜出て行って心配していたら帰ってきました。
床に胡坐をかいてテレビを観ていたら私の周りをまわりながらスリスリ、その内膝に乗って和んでいました。
初めて外で見たころから2年ほどたちますけど用心深くすぐ逃げていたのに暮れから泊まるようになり、ずいぶん信頼してくれるようになったものだと思います。
昨日は紐遊びもしたので疲れたのか夜上がってこなかったみたいで、朝下に降りたら椅子のベッドの上のこっぽりした中で寝ていました。
( 追記 )
ラジオで言っていますけど 老犬ホーム、老猫ホーム と言うのがあるらしいですね。
零戦の2号めが届きました。
今回はエンジンの一部、先はかなり長いです。