ぶたころの愉快コレクション

近くの国営昭和記念公園の近況、アウトドア活動を中心に愉快を探していきたいと思います。

物や道具はその時代の生活環境や考え方を無視できない( & 老人とニャン )の巻

2022年06月20日 05時05分00秒 | 日記
( 写真は昔のものです )


物、道具を考えるとき、その時代の生活環境、考え方、感じ方など人間に関する要素を無視してはいけない と言う事に気が付きます。

昔の民家の形態、と言っても住居の形態は時代とともに変わっていますが、今、民家と言って頭に浮かんでくる田の字平面ふすまで仕切られ開放すると広い部屋になり、仕切ると個室にもなる、縁側があり軒が深く近隣の人が立ちよって茶飲み話をすると言うような家が思い浮かぶと思います。

都市部では近隣との付き合いが希薄で隣の人さえ顔を合わさない生活、私も道路の向かい側に新築して越してきた家族は顔すら知りません。

とても通りすがりに立ち寄って茶飲み話などあるはずもありません。

これから少人数の高齢家庭とか独居の時代、近隣の付き合いで無ければ乗り切れないと思っていますがこれから後期高齢期を迎える団塊世代はそういう育ち方はしていません。
その子供たちも個室で育ち家族と言う感覚が希薄。

こういう時代に今思い浮かぶ民家のような住宅は合わないでしょう。

それでも住宅として基本的に良い部分、今の生活に応用できる事はたくさんあります。

今のメーカー住宅はそれ以外の住宅にも影響して建て替えではメーカー住宅の要素がどんどん増えていくでしょう。
私が一番気に食わないのは 電気に頼りすぎている と言う事。
もっと自然の通風と採光は考えたほうが良い、これは私の基本となる考え方です。

電化を推し進め、車も電気になって行く中でこの夏節電を高らかに宣伝している。

電化の生活の為に温暖化は進み、その為により電気に頼る悪循環、この矛盾、原発を認めさせたいのでしょうけど電気が不足する前に、私は電気に頼らない工夫を優先すべきだと思っています。

住宅においてはそういう方針で考えていくつもりです。




手持ち物件がめっきり減りました。

1件は木造のメーカーで建て方、断熱、竣工検査残し。

後は竣工検査のみ残し。

いずれも東京都の融資を使っているので完了検査までやる物件です。

考えてみたら東京ゼロエミの融資が付いている物のみ竣工検査を性能評価員がやり、その他の現場は建築確認の検査員が一人でやるという一人同時検査と言う事になり、完成現場を見る事が少なくなってしまいました。

基礎検査と断熱検査では完成した状態を見る事が出来ないので今までのようには自分の参考として蓄積できなくなったのです。

リタイアを決めたのは良いタイミングだったのかなと改めて思いました。




( 追記 )

数日前寝た時に足がつって痛かったので、昨夜は寝る前沢山水分を補給しました。
すると顔がむくんで未だに違和感の水風船。

ニャンさんは朝来たのでおやつをあげてしばらくうろうろしていましたがやっとテーブルの窓際に落ち着きました。

今日は洗濯物は少なかったのですけど午前中は晴れ間が出るようなので洗濯、シャワーをしました。



コメント
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