ウェイトトレーニングの鍛え方のポイントです。
ウェイトトレーニングでは「上げる動作」を重視する人が多いと思いますが、より大きな筋力を発揮するのは「下げる動作」です。
上げる動作を短縮性筋活動、下げる動作を伸縮性筋活動と言います。
また上げる動作で筋肉が縮むときは遅筋が働き、下げる動作で伸びながら耐えるのは速筋です。
そのため、ウェイトトレーニングでは上げる動作よりも下げる動作を重視したほうがより効果的です。
上げるのをゆっくりして、一気に下げるのではなく、下げるときに上げるときの2.3倍の時間をかけてゆっくりと行うことです。
同じ種目で同じ重さ、同じ回数をやるにしても下げるのをゆっくりやる方がより効果的なわけです。
また、トレーニングをすると筋肉痛になりますが、これも下げる動作の場合の方がより大きくなります。
筋肉痛になるということはそれだけ「効いている」ということです。
筋肉痛は筋肉のダメージですが、それを栄養や休息によって回復させることで前よりも太くなり強くなります。
これを「超回復」と言います。
トレーニングをしたら栄養を補給し、適切に休むことが重要です。
竹村知洋