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女性建築士・ふるとちかこの徒然なるままに

日本の民家

2014-01-31 15:25:12 | 日記・エッセイ・コラム

Pamphlet_01


先日、所用がありまして青森市へ。

そのついでに・・・と、県立美術館で開催中の「日本の民家一九五五年」を鑑賞してきました。

http://www.aomori-museum.jp/ja/event/50/index.html

昨年亡くなられた、建築写真家・二川幸夫氏が撮られた日本各地の民家の写真。

その代表的な作品の展示会でした。

1950年代、新幹線も高速道路もない時代、たぶん電話だって車だって限られていた時代、

あっちこっちへ出掛けられて、収められた写真。

おそらく、その景色の多くは、今は見ることができないものとなっていると思います。

地域の気候や生活に根付いた姿かたちには、改めて感銘を受けました。

先人の知恵が詰まった建築のディテールも素晴らしい。

地域性から生まれた建物が作られることは少なくなった現代、

そうした観点からも貴重な資料なんですよね。

ホント、素晴らしいのでお時間のある方は是非!

(まだ今なら雪が少ないかもしれません・・・(笑))

余談ですが・・・。

雪の時季は、用心して新幹線を使います。

今年、青森は雪が少ないと聞いていましたが、荒れ模様の予報でしたし。

そんな訳で、県美までの移動は市営バスを利用しました。

でね、県美前で降りた時に、運転手さんが「お客さん、カサ持ってらが~?」って。

おそらく観光客的な私が傘を持っていないだろうと、貸してあげるよってお申し出でした。

予報を信じてカサは持っていたので、辞しましたが、思いやりって嬉しいですね。

因みに、県美付近はこんな感じでした。

Dsc_0304

@ふると

コメント
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