菅野美術館
昨年12月の忘備録として。
塩竈を目的地に決めた時に見たガイドブックに、魅力的な紹介をされていた。
終盤に回ることにしていたのだけど、それまでの高低差にヘタレ、どうしようとかなり迷った。
でも、たぶん、余程の事情が無ければ、塩竈に再訪することもないだろうと、
気持ちを奮い立たせて向かった、菅野美術館。
結果、行ってみてよかったことは間違いないのだが、
何故ここに、何故これだけの建物を造った?
往路のしんどさが、好きな人にはたまらないのかもしれない展示内容と、
申し訳ないのだが、私には比例しなかった。
一応、住宅用のエレベーターが備えられてはいたけれど、
ユニバーサルデザインとか、バリアフリーとか、ちょっと疑問を感じる設え。
帰り際、受付の方に質問を投げかけたのだけど、回答も残念だったかな。
批判的な感想になったのは、やはり、あの上り坂のせいだと思う。笑
コールテン鋼と呼ばれる、特殊鋼材を外壁にした建物。
(外部に錆を発生させることで、内部の腐食を抑制する特殊な鋼材)
内部は反して、真っ白な空間。(内部は撮影NG)
くどいですが、展示されている彫刻作品は、たぶん、心得のある方にとってはたまらないはずです。
因みに復路の下りも、私にとっては箱根並み!
駅前でタクシーを捕まえて来て、待っててもらうんだったと、珍しく後悔した建物探訪になりました。
旧亀井邸で、廊下がスロープになっていたり、階段があったり。
暮らしにくかったろうと感じたのだけど、
この地形で生活をしていたら、あまりしんどく感じなかったのかも。
もしかしたら、そうした造りの建物が当たり前だったりして。
@ふると
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