古本食堂 著:原田ひ香
急逝した滋郎さんの古本屋を迷いながらも引き継いだ妹・珊瑚さんと、
珊瑚さんの大姪となる美希喜さんの物語。
年の離れた二人の女性を中心に、色んな人が関わってほっこりするストーリーです。
珊瑚さんと美希喜さん、名付けたのは滋郎さんという共通点がある。
文学と言うか、本が好きな家系の方たちで、
古本屋を舞台に色んなジャンルの本が登場して、
その全部は読みたいとは思わないんだけど、興味が沸いて調べてみたり。
更には神保町のグルメも登場するので、それだけでも東京へ行きたくなったり。
劇的な展開ではないんだけど、その先が気になってあっという間に読破。
古本は興味が無かったけど、魅力的な神保町を知りました。
映画化して欲しいと言うか、私の中では、キャスティング出来ちゃってる。
と言うくらい、めちゃくちゃ素敵な物語です。
そして、美希喜さんと珊瑚さんのこの先の人生も書いてください。
読んだ人だけ想像できる、美希喜さんママのガッツポーズ。
余談ですが、大叔母という存在が幼いころからいない私。
読み始めは、人間関係の整理がおぼつか無いスタートでした。笑
@ふると
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