月の満ち欠け 著:佐藤正午
この作品が直木賞を受賞した時、図書館から借りて読んで、あまりに感動して、
その後、中古でしたが購入してしまったと言う。
お薦めの本を聞かれると、必ずお話する一冊です。
映画化されて、一昨日公開になったので、もう一度再読。
今回読むのは4回目。
かなり切ないのだけど、魂を揺さぶられる物語でもあるのです。
ストーリーの背景としてなんだけど、
主人公は八戸出身で、ある時期、家族で住んでいたところが、千葉市稲毛。
私が八戸出身で、大学時代に稲毛に住んでいて。
八戸や稲毛の描写がリアルにあるわけではないのですが、
更に、登場人物に建築士がいたりして、妙な共通点があって。
何とも言えない不思議な感じを手伝っているのかも。
愛と奇跡のストーリーなのですが、
予告で、あの方があの役と知ってからの再読は、読み進む中でも映像化しちゃっている。
まるっと原作のままではないだろうけれど、早く映画を観たい。
いつになるかな…。
@ふると
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます