写真の下足入れの中に、郵便受けが仕込んであります。
外に出なくても郵便物が取れるよう、でも、直接外気が入ってこないよう、工夫してあります。
答えはホームページのギャラリーをご覧くださいませ。
http://www.furutochikako-archi.jp/
8年前に設計監理をさせて頂いた晩節を楽しむ家。
8年前・・・。
ご主人70代前半、ほぼ毎日ご自身で運転してスイミングへ行かれていました。
奥様が60代前半、片道30分近くのスーパーまで徒歩でカートを引っ張って、
お買い物に出掛けられてました。
引き渡しから数年後、ご主人が骨折されたり、ご夫婦ともに病気を患ったり、
思いがけないことが、続きました。
けれど、今もお二人で元気にのんびりとこの家でお過ごしになっています。
時々、おじゃましておしゃべりしてきますが、そのたびに言われることがあります。
「古戸さんのお陰で、改修工事しなくて済んで、みんなに驚かれるのよ。」
玄関に設置したベンチ、ゆとりの廊下・洗面脱衣室・お風呂・トイレ、手すり・・・。
ケアマネさんがビックリされたのだそう。
必要なく済むなら、お花でも飾ってくださいとお話して付けた、玄関のベンチ。
とっても役立っていると、嬉しそうにお話をしてくれました。
年齢的に借入はできず、手持ち金を取り崩すご予算での工事でしたが、
贅沢をできないことが、簡潔な暮らさを追求できたのだと思います。
って、手前味噌な話はここまで。
本当のことを言うと、ご夫妻はこのまま(古いおうち)で、いいとおっしゃっていたのを
嫁がれたお嬢様が、ご両親に温かく快適な家で暮らして欲しいと望まれて、
片付けから引っ越し、諸々の手続きなど、色々なの段取りをされていたことが、思い出されます。
彼女の熱意がご両親に決意させることになり、
私もその中で、良い提案ができたのだと思います。
ご夫妻にとって、打ち合わせ中は不要なものを強いて、不愉快な場面もあったと思います。
建替えやリフォームをお考えの方は、
高齢者だからではなく、いずれ年を取ることはもちろん、、万が一のことを視野に入れて、
計画を進められることをおススメします。
@ふると
マンションみたいに扉と一体になったのがあるけれど、ちょっと家の中を覗かれそうで怖いし風も気になりますし。
他の画像も拝見しましたが、すっきりした落ち着いたお宅でとても素敵。
ご夫婦揃って、ゆっくり過ごせそうですね。
外にポストを設けるのが理想です。
でも、外に出たくないのよね…。
我が家もそうなのですが、受け口が表しになっていると、
この時季、冷たーい風が入ってきてNGです。
色々な工夫ができると思います。
遠いけど、いざというときは相談に乗りますよん!