重要文化財、旧磯野家住宅・銅御殿を見学してきました。
一泊二日の関東お出掛けから戻り、別日にパスを使って、日帰りで、このためだけに東京まで。
と言うのも、パスを使える期間が公開にあたるなんて、またとない機会。
木造の建物ですが、外壁と屋根は銅板葺きで、銅(あかがね)御殿と呼ばれているそう。
SNSでの公開は門以外はNG。
しかし、この門だけでもたぶん見ごたえがあるはず。
集合場所の表門に着いて、「どうやって納めているのか?」と思う。
ため息ものの内部の写真をお見せできないのが残念ですが、贅を尽くした材と設え。
山林王の磯野敬氏と、王が惚れ込んだ職人が出会って、とんでもないものが出来上がっておりました。
恐らく、お金を出しても、これだけの国産材は、今の時代には集められないだろうし、
同じ技術で施工することも、中々に難しいだろうと思われる代物。
随所にこだわりが感じられる、一見の価値のある建物なわけですが、
ひと言で表現するなら、お金持ちは凄い!
スタッフのご説明を聞くと、漢詩とか庭作りとか、やはり色んなことに造詣が深い。
因みに、現在は大谷美術館が所有。(ホテルニューオータニの系列)
6月に訪ねた、古河邸と同じ所有者です。
資力のある企業が、歴史的建造物の保存活用を行っていることを知ることが、増えてきているように思う。
@ふると
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