トーク・アバウト・アメリカン

トークアバウトボーラ→300C→アメリカン。最近はアメリカからだいぶ外れてきています(笑)

今日の新聞から

2023-02-10 12:10:24 | ノンジャンル

今日の新聞を見ていて・・貼り付け中心の楽々ブログ。

Twitterなどの拡散力がないのを良いことに(笑)EVに乗り始めた素人の私がEV関連ニュースについて勝手に語るコーナー。

トヨタ稼ぐ力に陰り 4〜12月純利益、テスラが猛追
トヨタ自動車の稼ぐ力が資材高を受けて弱まっている。2022年4〜12月期の原材料高の負担は前年同期から1兆1000億円増え、お家芸の原価低減や車の値上げが追いつかない。電気自動車(EV)専業の米テスラは純利益でトヨタを猛追。1台あたり純利益ではトヨタがテスラの5分の1にとどまる。ガソリン車から燃料電池車(FCV)までを手掛けるトヨタの「全方位」モデルの収益力が問われている。
(2/10 日経新聞より)
まぁ・・まだ追い付かれているわけではないですが、素人目でも上の表をぱっと見でテスラに比べるといろいろ非効率なことが頭に浮かびます。他の日本メーカーだと利益はもっと苦しいのでしょう。。海外市場重視なのもうなづけます。イギリスではカローラが450万円でも売れますからね。
 
ソフトバンクG、豊田通商に太陽光発電の「SBエナジー」株85%を売却
ソフトバンクグループ(SBG)は9日、太陽光発電など再生可能エネルギー事業を手がける100%子会社「SBエナジー」の株式85%を大手商社の豊田通商に売却すると発表した。売却額は非公表で、豊田通商が4月以降に子会社化する。両社は今後、新たな発電所の開発や再エネの需給調整といった分野で協業を検討する。豊田通商は、傘下に国内最大の風力発電子会社を持つ。今回の買収で太陽光でも国内最大規模の発電事業者となる見込みで、規模の拡大を図る。
(2/10 読売新聞より)


豊田通商は言わずと知れたトヨタグループ(トヨタ自動車、豊田自動織機など)傘下の商社ですね。
豊田通商ですが、昨年、国内最大の風力発電会社のユーラスエナジーを完全子会社化しています。その発電量は国内外で、風力3,055MW、太陽光350MWなど、約3,701MW。これにSBエナジーの太陽光667.1MW、風力55.9MWなど計773.0MW。(モンゴル・ゴビ砂漠の風力発電50MW除く)合計では2社だけで4,474MW(約124万世帯分)となりますね。トヨタが力を入れている水素関連。水素も再エネで作っていく方向かな?
また傘下のトヨタホーム、ミサワホームでは太陽光の家。家庭への給電システムV2H標準など力を入れているようですしね。
 
EV電池交換、ロボットが数分で

入庫して約1分で電池を交換できるのは革命的だ」。ソフトバンクグループの完全子会社、SBエナジー(東京・港)のMobility事業部長は力を込める。同社は中国・奥動新能源汽車科技(オウルトン)と20年に提携。日本国内で電池交換サービスの実証試験を検討している。電池交換ではオウルトンの無人ステーションが活躍する。対応する車種が入庫すると装置が自動で電池を取り出して交換する。実際の作業にかかる時間は約20秒で「恐らく業界で最も短いのではないか」。

電池交換サービスは中国が先行している。オウルトンは同国に700以上のステーションを設置している。中国民営自動車大手の吉利汽車は25年までに世界5000カ所にステーションを設ける目標を掲げる。(2/6 日経新聞より)

テスラは充電スピードに磨きをかけていく方向と思いますが、普及車、商用車は中国のようにバッテリースワップの方向に行くと思われます。1分(20秒)で交換ならガソリンスタンドよりも早いですし、何より中国のEVは世界最大ですからね・・。すると、今日の記事ではないですが、SBエナジーはトヨタから見たら孫になりますので、バッテリースワップ事業も手中に収めることになります。また、ソフトバンクグループとの更なる接近で、世界的タクシーネットワークのUber、DiDi、Grabとの距離もぐっと近づきます。ここへのトヨタ製EV車供給も考えられますね。BYDとの接近は、NIOに対抗してのBYDだったのかな。なんにせよ、トヨタは世間が思っている以上に再エネ、住宅含めて、グループトータル力で脱カーボンにシフトしているような印象ですね。
 


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