寒い冬からさめて一番早く咲き始めるのが黄色い花と聞いています。
ミモザと黄色のスイートピー
お花屋さんには山ほどあふれているので、何を選んでもよさそうなん
だけど、被写体としてどうか、撮りやすいか、色はどうか、花瓶はどう
するかとかいろいろ考えるとややこしくなるのでアレンジメントとまで
いかなくて、「グラスにさらっと挿す花」という風に考えるようにしてい
ます。
そのほうが普通の家庭でやることだから。
窓際で露出補正を思い切りプラスで。
鮮やかな黄色にならず、受講生の方の写真もなぜかレトロっぽい黄色
になっていましたね。なぜでしょうね。
それはそれでいい写真でいいのではないでしょうか。
桜の季節を前にして桜撮影のコツを少しお話しました。
撮影する時間帯で色は微妙に変わるので、自宅近くの桜の木を見つけて
朝・昼・夕方と時間帯を変えて、また晴れの日と曇りの日では美しいピンクは
どうなるかなど刻々と何度も撮り比べてみる、その為に自宅のそばでないと
いけないのです。
名所の桜が一番きれいとは限りません。
こんな構図の写真、みなさんとってもうまくなられました。
余計なものが入らない様細心の注意をはらってとか、動きがあるように
斜め構図にしてとか言ってきたので、本当に構図がうまくなられました。
そうそう、ピントもすごくきれいに合ってきました。
この場合、トッピングのスライスアーモンド付近がピントあわせ目。
これは私のお気に入り。
最後に受講生Yさんが見つけた構図、「レースの陰が日差しで美しいよ!」
と発見されて、「うわーほんとだほんとだ!」と、こんなところにも気がつくように
なるところが写真の面白いところ。
暗めと明るめを比較しています。
どっちがいいとは言えない、どっちがすきかってことです。
いずれもコンパクトデジカメFuji EXR F300で撮影しています。