カメラぐらし

暮らしの中で身近にあるものをカメラに収め、美しい!を一日何回感じるか挑戦中です。

あんぽん

2012-08-07 00:40:43 | 人物



ソフトバンク社長孫正義一族の本「あんぽん」佐野眞一著
を読んだ。
400ページという大作。
文体がとても読みやすいというのもあるけど、登場する
地名が、佐賀県鳥栖市、久留米、北九州、なんと私の出身
中学まで登場して、うなずけることばかりだから、すいすい
読めた。

今は原子力発電に変わる電力事業まで手を伸ばし、
日本を動かすほどのITインフラ事業を推し進めてきた
あの孫さんのお父さんが私と同じ中学の出身だなんて
知らなかった。

孫正義さんは、生まれ地鳥栖のどういう環境で、
どういう家族に囲まれて幼少期を送り、今に至ったのかと
いうことをここまで?と思うほど深くえぐり出してる。

圧巻はお父さんの三憲さんのこと、この父にしてこの息子
あり、スケールが大きい。
このお父さんなくしては今の正義さんはありえまい。
一代で九州一のパチンコ王になった、しかも在日という
ハンディを超えて。
商売のやりかた、家族へ愛増、度肝を抜かれるほどの大迫力!
話がどでかい、オーバートークの炸裂、大爆笑で読み
ました。
冗談か本気かわからないような話をしらっとして言う
昔はそんなおじさん九州には結構いたからわかるんだ。

この本は孫さんの成功話というより、両親や親戚の話が
中心で、私が子供のころすぐ身近で起きていた出来事なので
とても面白かった。

5月の帰郷の際、本の中にたびたび登場するその金持ち
父さんの超豪邸というのを見てきたので、いっそう解り
やすかった。

yokoさん、貸して頂いてありがとう!

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