カメラぐらし

暮らしの中で身近にあるものをカメラに収め、美しい!を一日何回感じるか挑戦中です。

玉ボケについて

2018-01-30 09:31:24 | 写真教室

この時期華やかなお花はほとんどありません。
残雪と冬枯れとなって残ったアジサイや雑草の景色だけです。
寂しいけど繊細な紫陽花を撮ってみようと何気なくカメラを向けたとたん
玉ボケがちりばめられた景色がカメラの中に現れて、もうそれから
テンション上がり、夢の世界を追いかけているような気分になります。

この風景は肉眼では見えない景色です。

なんでこうなるのだろう??と改めて背景を一生懸命探します。

背景に花はほとんど咲いていない山茶花の垣根があり、その葉と葉の
間から漏れる光がまあるくなってぼけるのだと思います。
ぼけるのは手前の紫陽花にピントをあわせているから離れた後ろの風景は
自然とぼけるわけです。
葉と葉の隙間が大きければ大きな玉になるし、レンズのズーム具合によって
も大きさは変わります。
色は太陽の光の色なのでしょうが、色の微妙な違いは私にも分かりません。
わからないから面白いと思います。